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脱走

ヴォルフガングがチキンヘッドに遠見水晶越しに会話をしている。


『これはこれはヴォルフガング様、 ご機嫌麗しゅう・・・』

「前置きは良いから、 報告を聞こう」

『はい、 件の宝が有るとされる宝物庫に辿り着きました』

「ふむ、 それで?」

『鍵がかかっていて開きませんでした、 仕方が無いので宝物庫の扉を開けようと

私の唐揚げを放ったのですが・・・』

「待て、 スシブレードを放ったのか?」

『え、 えぇ、 開かなかったので・・・』

「馬鹿!! 中身が壊れたら如何する!!」

『し、 失礼しました!!』


慌てて頭を下げるチキンヘッド。


『し、 しかし、 扉は開きませんでした』

「そうか・・・じゃあ鍵を探せ」

『それなんですが・・・』


言い淀むチキンヘッド。


「如何した?」

『いえ、 尋問した結果、 鍵はレーアが持っていると』

「・・・・・」


ヴォルフガングは立ち上がった。


『あの・・・ヴォルフガング様?』

「・・・・・」


つかつかと部屋の外に出るヴォルフガング。

向かった先はレーアが入っている地下牢。


「レーア嬢、 一つ聞きたい事が・・・」


牢屋の中を見て絶句するヴォルフガング。

そこに居たのは身ぐるみを剥がされたソルジャースシ。


「・・・・・」


牢屋の鍵は開いている。


「馬鹿な、 鍵を開けられるのは僕だけだぞ!? どうやって外に出た!?」

「旦那、 ひょっとするとお宝の効力かも・・・」


ピースメイカーが助言する。

実際彼の言っている事が正解である。

レーアはありとあらゆる錠前を解錠出来る鍵を持っている。

その鍵で牢屋を開いたのだった。

鍵寿司を過信し過ぎてボディチェックを怠ったのが不味かった。


「探せ!! まだこの近くに居るかもしれない!! 探し出せ!!」

「わ、 わかった、 ソルジャースシの装備をパクったから

ソルジャースシに化けているかもしれない、 ソルジャースシ達を集めて調べよう」

「さっさとしろ!!」


檄を飛ばすヴォルフガング。

さて逃走に成功したレーアだったが

彼女はソルジャースシの装備を奪った後、 すぐさま外に向かう事はしなかった。

そんな行動を取れば確実に怪しまれるのは必至。

ならば如何するか、 答えは簡単。

隠れてしまえば良い、 ソルジャースシ達を集めて調べる。

調べ終わった後にソルジャースシとして出歩き隙を見て脱出するつもりなのだ。

肝心の隠れ場所だが牢屋から出たレーアはすぐさま逃げるのはリスクが高いと判断し

隣の牢屋に移っていたのだった。

なのでヴォルフガング達のこれからの行動も把握出来た。

レーアは暫く待ってから行動に移す事にするのだった。

登場したSCP

SCP-005 - 合い鍵

http://scp-jp.wikidot.com/scp-005

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