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かんかん、がちゃがちゃ

かんかん、 と鉄格子を叩く音が響いた。


「・・・・・」


ヴォルフガングが音の方向に振り返った。

ピースメイカーが鋏で鉄格子を叩いたのだった。


「お楽しみ中すんません」

「お楽しみ中? ピースメイカー

君は僕がいたいけな女性をいじめて悦に居る様な人間だと思っているのか?

僕は無抵抗な人間を痛めつける事は有るが全て理由が有ってやっている事だ

今回も不可抗力で仕方なく嫌々やっているんだ、 君の様に弱者を一方的に痛めつける事を

楽しむ様な変質的な精神は持っていない、 訂正を求める」

「それはすんません、 チキンヘッドから報告が入ってますが如何します?」

「・・・そうか」


箸をしまうヴォルフガング。


「チキンヘッドがお宝を見つけたのなら君を生かして置く理由も無い」

「ふん・・・」


レーアは顔を逸らした。


「所で一つ聞きたいんだが」

「僕の質問には答えず質問するとは厚かましいね」

「この鍵穴の事だ」


構わずレーアは質問を続けた。


「今までに見た事の無い鍵穴だ、 この鍵は一体・・・」

「あぁ、 それならその鍵穴は鍵寿司でしか開く事は出来ない物に取り換えて有る」

「なんだ鍵寿司って・・・」

「僕が出そうと思わない限り君はそこから出れないんだ

まぁ精々後悔するんだな」


そう言いながらヴォルフガングは去って行った。


「・・・・・気丈そうな顔、 いじめたいな」


ピースメイカーがレーアの顔を見ながら言う。


「なら出してよ」

「減らず口を・・・そういう抵抗する奴は嫌いだ、 俺は無抵抗の奴をいじめたいんだ」


ピースメイカーも去って行った、 そして見張りのソルジャースシが帰って来た。


「・・・・・」


カチャカチャと錠前を弄るレーア。


「またか・・・その鍵はヴォルフガング様しか開けられないってさっきも言ったろ」

「・・・・・」


(ガチャガチャ)レーアは構わず(ガチャガチャ)に弄る。

(ガチャガチャ)(ガチャガチャ)

「・・・好きにしろ」(ガチャガチャ)

(ガチャガチャ)

ソルジャースシ(ガチャガチャ)は(ガチャガチャ)そっぽを向いた(ガチャガチャ)

(ガチャガチャ) どうせ開かないのだから好きにさせよう。(ガチャガチャ)

そう思って(ガチャン)気を抜いていた。


「・・・・・がちゃん?」


ソルジャースシが振り返るとそこには牢屋から出て来たレーアの姿が!!


「なっ!? ば、 馬鹿な!?」


ソルジャースシはスシを構えようとするがレーアに近付かれ箸を叩き落とされた!!


「ひっ」


逃げようとしたソルジャースシはレーアに羽交い絞めにされて牢屋まで引き摺られていった。

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