プログラマー紫苑
「紫苑お姉ちゃん、何を書いてんの?」
「G、茜さんとは仲直りしたの?」
「......うん」
私は大塚紫苑、出版社『アー』で経営者兼探偵の神樹【ユグドラシル】の分身の女だ。そして目の前の黒髪のショートカットヘア彼女は龍神と神樹【ユグドラシル】の混血『女』の川崎茜さんの細胞をもとに作られた元全長一〇〇〇〇メートルのサイボーグドラゴン、名前は倒産した会社の経営者の苗字を取って葛城G(Genocide)。謎の植物が急成長し、人間体になって私のと本体を姉と慕っている。
「ところであのクソ女殺したの?」
「大塚(旧姓川崎)渚の事?」
「うん、同じユグドラシル同士で殺し合いするの?」
「......殺したというより枯れさせたが正しいかな?」
「同じじゃん!」
「そういう貴方も結構殺したでしょ?」
「心の底からムカついたから殺した」
「本当に死んだ?」
「二、三回青い熱線を吐いたし大丈夫だよ」
「そう、株式会社葛城の従業員皆殺しにしたって本当?」
「この機関銃でね!」
「家の中に銃器(口径三十mm六連装回転機関銃)持ち込むなって言ったよね...」
「だって、かっこいいじゃん」
「見た目が川崎茜だから彼女に迷惑かかるよ」
「見た目だけで茜お姉ちゃんと一緒にしないでよ、実は双子でしたーとか」
「もう、事件起こさないでよね」
「はいはい、記事にしたの?」
「Gがしていいってんなら」
だから、機関銃の銃身回転させんな。川崎茜、私の実の妹みたいな存在である。けど私は彼女の本当の母親じゃない。そう思いたいことはあったけど。今のままでいい。私の家の地下室には機械につながれた夫の剣奉明『男』が二つベッド内の一つの上で仮死状態で寝ている。けどもう永遠に目を覚ますことは無い。過疎御空間の中で永遠に自分と生き続ける。
「裏社会コーナーで書いてくれるなら」
「いいの?」
「私の武勇伝を世に知らしめるのさ!」
「......分かった。あ、そうだ。この本を茜さんに届けてくれない?」
「茜お姉ちゃんに?いいよ。こんなの読むんだ......以外」
「ファンだからね」
記事の書いている内にもう、昼食を食べる時間になっていた。その前にASMRの売上は......更新されていない。この混乱期では娯楽より食事か......仕方ないか。ちょっと出かけてくるか。いや殺気を感じるな......。母親殺された奴の怒りを感じる。
「貴様ぁぶっ殺してやる!」
「大塚照『男』さんごきげんよう」




