第一七話 まずはお酒をどうぞ
今晩は。
投稿です。
「ん?」
次々にゴール?する沢山の人達。
30名くらいか?
何事だ?
……いや、速く走りなさるので、追い掛けたまで……なでなで。
……面白そうだったから、走りました!……なでなで。
「はい?」
……やっぱ速いっすね、エルフ様は……なでなで。
……オレ、4位な、へへっ!……なでなで。
……ハラ立つ!なんでオレが5位なんだよ!……ナデナデ。
みなさん、ノリがいいようで。なんか平和?
元気、有り余っていないか?
……では畑仕事戻りますね……なでなで。
……オレはビルの解体、鉄集め、結構大変なんだよなぁ……つんつん。
……今夜は宴会ですよ、エルフ様……ナデナデ。
……遅刻は無し、旅立ちは明日にして下さいね……よしよし。
それぞれいいたいこと言って帰って行く。
ちなみに全員帰るとき、アンキロちゃんを撫でた。
(……恐竜好きか?)
はっ、とするオレ。
「あ、門王さま、まずはお酒をどうぞ!戦いの時はお世話になりました!」
目の前の聳える、純鉄の城のような気高き王。
……はっきり言ってかっこいい。
精霊的存在なのだが、一部物質化現象を起しているようだ。
「はははっ、酒か!ではありがたくもらおうぞ!」
「!?」
お酒の周囲に漂っている金色の光が、門王さまに吸い込まれた!?
「敬意と畏怖、思いやりの感情、この酒に纏わる努力、労力、全て美味しく頂いたぞ!」
「……お酒?肴も欲しいところ」
次に現われたのは、滝夜叉姫さまだ。
「すみません、今日はお酒だけ持ってきました、戦いの時はお世話になりました」
「その方、息切れしているのか?」
「……は、はい」
「覚醒していないのか?」
「え?」
覚醒?
エルフの記憶のことかな?
しかし息切れとは?
「白鳥とオトネは目覚めているようだな?特にオトネ、たいした者だ」
「お褒めにあずかり光栄です」
……なんだよ?自覚って?それに標準語だと?使い分けしやがって!
「……ふん」
俺をジッと見つける門王さま親子。
「エルフよ、一つ聞く」
「はい、何でしょう門王さま?」
「ワシと最後に出会ったのはいつだ?」
え?それはもう何年も前のはず。
ん?
どう言うことだ?
「!?」
白鳥さんとオトネの目が銀色だ!
その目は、素早く俺を捉えた。
「大事なことよ」
「そぎゃんたい」
「??」
なんだ?
どういうこと?
次回サブタイトルは未定です。




