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皇丸…その船の名は  作者: おみき
第5章 あの日の詳細
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あの日の詳細⑦戦国武将かよ

風林火山

甲斐の戦国大名・武田信玄の旗指物、軍旗に記されたとされている「疾如風、徐如林、侵掠如火、不動如山」の通称だ。畏れ多くもそれをチーム名にしている山梨の暴走族「風林火山」は総長も「武田」ときているから、まんざら単なるパクリじゃないのかもしれない。


亡霊、化け猫、風林火山連合[通称:亡猫火キャッツ]の一角。風林火山はとにかくそのままの戦い方をする。風のように早く、林のように静かに、いざ戦闘になれば火のような強さで、山のように動かないそんなチームだ。


特に、単車の保有台数も多く、尚且つ単車の名手がゴロゴロしている。そして総長の武田を崇拝し、まさに組織的に動く。


俺たちは三番隊としてこの風林火山に目を付けている。


問題は、おそらく現状のうちの総戦力より、圧倒的に相手さんの方が上回っていることだ。そして「おそらく」という点がまさに大問題なのだ。


個々の力は、負ける気はしないが、単車を操る人数も、組織力についても足元にを及ばないと見込んでいる。もう少し言うと情報も少ない。源田や藤原の脳筋コンビはこういうことには全く役に立たないから。

・・・情報がほしいな、作戦も立てようがない。


やはり二番隊が先か・・・どうするか。

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