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転生特典で完全没入型VRMMOが作れる才能を貰ったので1人で作ってみる  作者: 愛板


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26/30

第26話 なんかやってるぞ主人公…

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


主人格「というわけで暇になった」


思考4「どこをどう見たら暇と言えるんだ?」


思考2「現状SNSの方にありえない数の『Fallen Remains』難易度低くしてというDMが飛んできているんだが?さらに海外のユーザーからありえない量の英語版を出してくれという嘆願も出ている…というか海外ゲーマーの中でここ最近の中で一番燃えてるぞ?何で英語版すらねぇんだよと」


思考3「資産運用に暇になる時間はないが…?」


思考6「塾も大変だよー」


思考5「『剣王』の細かい修正もいくつかあるぞ?」


思考4「他にも購入した山の工事に設置予定の世界管理演算装置『アカシア・コア』の部品の製作、『エターナル』の開発、『エターナル』に導入予定の陽電子脳を積んだ人工知能の開発、その他もろもろーーーーもう一度聞くがどこをどう見たら暇に見えんの?」


主人格「…いやなんかごめん」


思考3「で、そんなバカみたいな前置きをして話したかったことは何なのだ?」


主人格「いや…その次に作るゲームの相談でもしようかなと…ってか『Fallen Remains』の難易度下げてとかの要望来てるの?」


思考2「予想通りだが来てるぞ、今SNS上で凄いことになってる。」


主人格「え゛?なんで?」


思考2「今時のゲームで難易度選択できないのおかしいだろという意見と死にゲーはそんなもんだろって意見だな。凄いぞ」


主人格「ほへー、そうなんだ」


思考4「それで、難易度選択出来るようにするか?」


主人格「え、絶対しないけど?死にゲーなんだから死んでなんぼでしょ?俺たちみんなでクリアが不可能になることは絶対にないように調整してるし。てか家庭用ゲーム機で出してるなら考えたけどpc専用だし平気じゃない?」


思考3「…主人格それ絶対に表で言うなよ?今のネットの状況だと余計な燃え方するぞ」


思考5「まぁそのことは置いておこう…英語版はどうする?」


思考2「却下、無理、ださない、やだ」


思考3「思考2……」


主人格「シナリオ書いてる思考2がこう言ってるからこれもパスで、まぁ死にゲーに関してはたくさん売ってお金儲けよりも俺たちの成長のために作ろうが第一だったし別に良いんじゃない?」


思考6「思考2は何で英語で出すの嫌なの?」


思考2「日本語での表現と同じ表現の英語が存在しないことが多い。もちろん私たちは英語の学習も完了しているためネイティブレベルで使えはするが、それでもやはり細かい表現の差が出る。それが嫌だ。」


主人格「気持ちはわかる」


思考4「がんこ」


思考3「…この件には私たちは触れないでおこう。こだわりの部分だろうしな」


思考4「それで主人格、次のゲームの案を出すのは良いけど、配信終わってから雑談してた時にVtuberの一葉さんの所属してる事務所に依頼された3Dモデルの話はどうするんだ?」


主人格「あっ…」


思考3「忘れていたのか…、あのような雑談の場で「へぇー新衣装の3Dモデルをどこに依頼するか迷ってるんですか?俺作れますよ!多分!」とか言ったら主人格の実績的にそりゃ依頼されるだろうに…」


思考4「ノリと勢いで生きすぎている…」


思考6「あー、そうだぁ個人的なお願いになるんだけど…もし主人格が次のゲームを作るのなら色んなユーザーが楽しめるゲームにして欲しいいなぁ…子供達に死にゲーは難易度高いだろうし、それにpc専用だと子供達がプレイ出来ないからさ…、家庭用ゲーム機で一般向けのゲームを出せないかな?」


思考3「あぁそれが良いだろうな。今回かなり尖った層へ向けてのゲームを出したわけだし、家庭用ゲーム機ならば購入してくれる人の母数も増えるからな」


主人格「……3Dモデルは俺と思考6で作ります…それと作りながら思考6とゲームの相談します。」


思考4「それでいいんじゃない?」


思考2「賛成」


思考3「それと婚約が決まった翠嬢の事も考えておけよ?翠嬢がかなりの有名人のため学生らしいデートは出来ないだろうが…それでも恋人らしい過ごし方は無数にあるだろう?


主人格「うっす…」




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



という訳でまずは一葉さんの3Dモデルからだなぁ…まぁこっちはゲーム開発で培ってきた技術を流用すれば大丈夫なはずだ。


「転生特典由来の技術はどうしようか…」


うーん、使うのはやめといた方がいいよなぁ…ヤベェことになるし。ぶっちゃけ完全没入型ゲームのシステム流用したら意識ごと3Dモデルにリンクさせて動かせるからな…明らかにオーバーテクノロジーすぎるし…


それに腕時計の件で翠ちゃんに「気持ちはめちゃくちゃ嬉しいけれどこんな付けてたらやばい機関に狙われそうな腕時計怖いわよ!」と怒られたし(普通にいつも付けてる)翠ちゃんがしずこさんにこういう機能を持つ腕時計をもらいました。と密告したせいでしずこさんに加減を覚えませんか?と嗜められたのでもうしません…


しずこさんのあの本気で心配そうにしている顔を見ると何にも言い返せなくなる…


よし現状ある技術だけで作ろう!まず初めにメールにて送られていたデザイン案の確認だな。


えーと、ほーんなるほどこんな感じね…くっそオシャレだなぁ…あと装飾多い…これ大変だぞ…ゲーム内なら元々設定していた動きしかしないので装飾の揺れ方とかも設定しやすいけど…


「Vtuberさんだもんなぁ…?」


リアルタイムでカメラを使いモーションキャプチャするもんなぁ… ゲームだとあらかじめ決められたモーションに合わせて物理演算を調整すればいい。まぁそれもクソ大変なんだけどね。装飾が体にめり込まないように、揺れすぎないように、しないといけないし。


がVtuberさんの場合…


「配信中に突然振り向くし、首も傾けるし、笑いながら机叩くし……」


 勢いよく立ち上がったかと思えば、そのまま両手を振り回す。驚いて飛び跳ねることもあれば、体をぐるぐる回すこともある。絶対ある。だって生身の人間だし…


「予測不能なんだよなぁ……」


 物理演算が弱ければ装飾は不自然に止まり、強すぎれば暴れ回る。さらに詰め込みすぎるとキャプチャして読み込み映像として出力するpcが限界を超えてしまう。


こう、改めて見るとかなり制約あるんだなぁ…。


ということは肝心の3Dモデル自体もポリゴン数を増やしすぎたらまずいよな…


うーーん…


「なんか面白くなってきた!!」


これは新しい挑戦だと言ってもいい!!


なら!今まで誰もアプローチしたことない形でトライしてみよう!!一葉さんの事務所から製作依頼としてお金も貰えるし!


「頑張っていこうか!!とりあえずパパッとモデル作って実験していこう!」




はい3日経ちました。いやぁちょっと凝っちゃったせいで時間掛かったけどかなり納得のできるものが出来た。さて次は…この3日で考えた事を試していこうと思う



まずAIを作ります!!


え?どんなAIかって?それはね?物理演算システムの代わりになるやつだよ


いやぁ〜Vtuber関係の資料を読み漁ってみたんだけど(思考6が)面白そうなもの見つけたんだよねぇ「AI surrogate model(代理モデル)」や「Neural Physics(ニューラル物理)」って呼ばれてる研究なんだけど、これらは簡単に説明すると、重い物理シミュレーションの結果をニューラルネットワークに学習させて類似する動きが出た時に、この動きはこうなるよね!という風に出力させるのである。


流れとしては現在の物理演算システムならば


Vtuberさんがうごく

   ↓

モーションキャプチャする

   ↓

物理演算システムで髪や装飾品、服を動かす



と言った感じだったものをそう言った動きで出る物理演算の結果を全て何万通りもをAIに学習させ


Vtuberさんが動く

   ↓

モーションキャプチャする

   ↓

20cm右へ速度2m/sで動いたのでこの動きを適用する。とAIが判断する。



という形にしようという話である。こうする事によって物理演算システムに使われてしまうCPU使用率を下げることが可能…になるかもしれないのだ!!まぁ現状のVtuberさんがどこまで物理演算システムを使っているか分からないし、髪一本一本を演算している訳ではないのでこのシステムを完成させても100%良くなるという訳では全く無いとは思うし、さらに現状は俺の頭の中の空想の産物なのだが…


「依頼された期限まであと数週間…ぜってぇ完成させてやる…」


くそ、なんであの時の俺は調子に乗って俺なら数週間で作れますよ!!とかイキっちゃったんだ…!


でも諦めたらそこで試合終了なんだヨォおおお!!!










数週間後


「裕一、明日のご飯何食べたい?」


「や、やさいいためええええええ!!!できたああああああ!!!」


「な、なにが!?」


うおおおおおおおおおお!!!依頼の期限である1日前に完成したああああああ!!!!

やったあああああああ!!!!!


なんか翠ちゃんの声が聞こえた気がするので振り返ると翠ちゃんがびっくりした顔で固まっていたので素早く近づき抱っこして持ち上げぐるぐる回す。


「まにあったああああ!!!!!」


「きゃ、きゃああああああああああ!?」


「なに!?何があったの翠ちゃん!?」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


思考3「しずこさんを驚かすんじゃ無い…」


思考2「というかこのアホ主人格なんでこんなの作ってるの?」


思考4「確か依頼は新しい3Dモデル作るだけだったはず」


思考6「あはははは…」


思考3「どうやってこのシステム渡すつもりなんだろうな…」


思考5「だがこの技術、ゲームにも流用できるぞ…かなり凄いものだ…」


思考2「思考6が手伝ったとはいえよく完成させられたな…」


思考4「ばか」


思考3「普通に特許案件なんだが…主人格は特許取るつもりなのか?」


思考2「100%何も考えてないぞ」


思考5「思考6は止められなかったのか…?いや止められなかったんだろうな…


思考6「ごめんねぇ…楽しそうに開発してたからつい…」


思考3「特許周りは今度主人格と相談する事にしよう…」



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