第105話 重影の迷宮と、最適化の絶技
第105話 重影の迷宮と、最適化の絶技
常闇の極北に建設された白亜の要塞『絆紋亭・極北出張所』。
外では猛烈な吹雪と赤黒い瘴気が絶え間なく吹き荒れ、空はすでに昼夜の概念を失った漆黒に染まりきっている。だが、精霊樹の枝と魔導結界が展開する『絶対浄化結界』の内部は、アシュタル本国と何ら変わらぬ、春の陽だまりのような温もりに包まれていた。
「ウォンッ!」
「キュイッ!」
「きゅるるーっ!」
出陣の朝。要塞の広間で装備の最終確認を行っていた俺の足元へ、一番最初に俺の固有スキルである『絆紋』を受け入れ、共に歩み始めた最古参の相棒たち――銀色のウルフ『フェル』と、純白のポーションラビット『ピコ』、そして空色小竜の『ソラ』が競い合うように飛び込んできた。
それに続くように、水豹のリン、幻宝石獣のキラ、白銀の幼熊ブラン、空間転移の銀狐ギンをはじめとする数多くの家族たちも一斉に集まってくる。鋼棘の鎧獣マル、疾風の隼ゲイル、影猫のシャロ、水妖の獺ミロ、風精のリスのルル、土精の土竜ドロ、星翼の梟ステラ、幻影の蝶ファル、雲羊のモフ、木精の栗鼠コノ、鎌鼬のタマ、鋼殻の戦亀カメ、雷雲の幼鳥ライ。
さらに、極北での進軍中に仲間となった氷牙の白虎ビャク、吹雪の妖精ユキ、霜結びの蜘蛛シモ、オーロラの精霊アウラ、氷晶の鹿ルカ、雪豹のマシロ、水晶の亀クリス、幻影の蝙蝠バット、白炎の狐ホムラ、浄水のスライムであるスイ。そして昨日、幻晶の迷宮で新たに加わった鏡面の梟ミル、幻晶の穿山甲リン、虹光の蝶プリも、要塞の心地よい空気にすっかり馴染み、闘志に満ちた瞳で俺を見上げていた。
「おはよう、みんな。今日からまた過酷な階層が続くが、みんなの力が必要だ。頼むぞ」
俺が彼らの頭を順番に優しく撫でると、魔物たちは心底嬉しそうに目を細め、力強い鳴き声で応えた。
背後では、漆黒の竜ノヴァ、紅蓮の火蜥蜴ガエン、鋼角の犀ザイン、岩砕の巨獣ダグ、砂塵の魔蠍ゼットといった大型の魔物たちも、静かに闘気を練り上げている。
「レイン様、朝食をお持ちしましたよ!」
厨房から、見習い魔導士のエリスと元宮廷料理人のセシルが、巨大なワゴンに山積みの料理を乗せて運んできた。
今日のメニューは、魔力小麦の『焼きたてチーズとハーブのフォカッチャ』に、疲労回復に特化した『極上オーク肉と根菜のスタミナポトフ』、そして砂漠の巫女ナディアが持参したスパイスで味付けされた『ピリ辛バジルのグリルチキン』だ。
「ガハハ! 今日も飯が美味い! 毎日二十階層のペースを守るってのは骨が折れるが、この飯があるから戦えるってもんだ!」
女戦士のアイラがチキンを豪快に頬張りながら大笑いする。
「ええ。シドの戦術と、攻略組・サポート組の完全分業が上手く機能しているおかげで、無駄な消耗は確実に減っているわ」
少女魔導士のルウも、ポトフを優雅に飲みながら頷いた。
「各層の環境に合わせてメンバーを入れ替える最適化。まさに理にかなった戦術です。我が剣も、必要な時にのみ最高の一撃を放てるよう研ぎ澄ませておきましょう」
剣聖シルヴィアも真剣な表情で愛剣の柄を拭き上げている。
新たな仲間と、重影の迷宮
朝食の席では、地形戦術科のシドが巨大なホワイトボードの前に立ち、本日のブリーフィングを行っていた。
「皆様、聞いてください! ニーナの『魔力反響』と、バットの超音波探知、そして昨日加入したミルの魔力視を複合させた結果、本日の目標である第百六十一階層から第百八十階層までの構造が完全に判明しました!」
シドは緊張しながらも、自信に満ちた声で解説を始める。
「ここから先の二十階層は、昨日の幻晶迷宮から一変し、『異常重力と濃霧の暗影』が支配する空間です。足元の重力が突如として数倍に跳ね上がったり、逆に無重力になったりするトラップが敷き詰められており、視界は漆黒の闇に覆われています。敵は『変異シャドウ・デーモン』や『変異グラビティ・スライム』など、物理攻撃を透過し、重力でこちらの機動力を奪う魔獣です。まともに歩行することすら困難な階層となります」
「重力異常と影の魔物か……。重装備の前衛にとっては、まさに地獄のような環境だな」
騎士団長レオンが渋い顔をする。
「はい。ですので、本日の陣形も環境に合わせて大幅にシャッフルし、最適化を図ります!」
シドはボードにメンバーの配置図を描き出した。
「まず、時間がかかる重力異常の解除と、闇を払い敵を実体化させる『サポートメンバー』として、風魔法使いジュノ、魔法盾使いアリス、幻術士リリア、錬金術師アルト、そして新たに光魔法に特化した神聖術師のミリーを最前線に配置します。ジュノの風で無重力状態の移動を補助し、ミリーの光魔法とリリアの幻術で影の魔物を実体化させ、アリスが重力波を防ぐ結界を張ります。
そして、その間に一直線にボス部屋や次の階層への階段を目指す『攻略メンバー』には、重力に逆らう圧倒的な脚力と機動力を持つ槍使いクロード、双剣使いエララ、魔法剣士ディルク、氷槍騎士フレヤを配置します!」
「なるほど。前衛の重装甲組であるガレスやルーク、カイルたちは、重力異常の階層では足を引っ張る可能性があるため、サポートと攻略のどちらにも組み込まず、第百八十階層のボス戦まで体力を温存する『切り札』として待機させるわけか」
俺が尋ねると、シドは力強く頷いた。
「はい! 重装組は重力トラップの標的になりやすいため、今回は休ませます。階層の環境ごとに得意なメンバーを前面に出し、不得意なメンバーを休ませる。これが、毎日二十階層を安定して突破するための『最適化』です!」
「素晴らしいわ、シド。私たち教官陣も、その配置に合わせて動くわよ」
ルウが炎の杖を掲げる。
「それと、本日はもう二名、この重力階層を突破するためにギルドから派遣された頼もしい仲間が前線に加わります」
首席文官のエレナが紹介すると、二人の冒険者が前に出た。
「は、初めまして! 軽業師と空間魔法を操る『シーラ』です! 無重力や高重力の空間でも、私のワイヤーと魔法なら自由に飛び回れます!」
「ワシはドワーフの戦士『ゴードン』だ。ワシのハンマーは重力を操る魔石が組み込まれとる。敵の重力攻撃を相殺してやるわい!」
身軽な装いの少女シーラと、筋骨隆々で巨大なハンマーを背負ったドワーフのゴードンが、それぞれ自信ありげに挨拶をした。
「心強いな。シーラの立体機動と、ゴードンの重力相殺があれば、この階層の踏破速度はさらに上がる。二人とも、攻略メンバーの補助を頼むぞ」
「任せてください!」
「おうさ!」
新戦術の確認と、新たな人間の仲間シーラとゴードンの加入。
完璧な準備を整えた俺たちは、要塞の地下転移陣を抜け、昨日到達した第百六十階層のセーフエリアから、未知の重影迷宮へと足を踏み入れた。
重影の迷宮と、分断・突破の戦術
第百六十一階層の扉を開けた瞬間、まるで水中に沈んだかのような重圧が全身にのしかかり、視界は墨汁を流し込んだような漆黒に包まれた。
「うおっ……体が重い! これが重力異常か!」
クロードが膝をつきそうになる。
「サポートメンバー、展開します!」
ミリーが聖なる杖を高く掲げた。
「闇よ、退きなさい!『ホーリー・レイ・オーバードライブ』!!」
ミリーの放つ強烈な光の波動が階層全体を照らし出し、暗闇に潜んでいた『変異シャドウ・デーモン』たちの姿を強制的に実体化させる。
「重力波が来ます!『マルチ・グラビティ・シールド』!」
アリスが結界を展開し、敵が放つ高重力の魔法を中和する。
「道を作りますっす!『風神の浮遊』!!」
ジュノが放つ風の魔法が攻略メンバーの体を包み込み、重力の枷を一時的に断ち切った。
「よし! サポート組が完璧な道を作ってくれたぞ! 攻略メンバー、一気に駆け抜ける!」
クロードが長槍を構え、軽くなった体で疾風の如く駆け出す。
「続くぜ!『双刃乱舞』!」
「『魔刃斬』!」
エララの双剣とディルクの魔法剣が、実体化したシャドウ・デーモンたちを瞬時に切り裂き、後方に吹き飛ばす。倒す必要はない。道さえ開ければ、あとはサポート組が足止めをしてくれるからだ。
「上空の敵は私に任せて!『ワイヤー・アーツ・重力反転』!」
新加入のシーラが天井にワイヤーを打ち込み、スイングしながら変異グラビティ・スライムの核を次々と撃ち抜いていく。
「ガハハ! ワシのハンマーの前に重力など無意味じゃ!『グラビティ・クラッシュ』!」
ゴードンが巨大なハンマーを振り下ろすと、周囲の重力異常が相殺され、敵の動きがピタリと止まる。
「ウォォォンッ!!」「キュイッ!!」
フェルとピコ、ソラたち魔物組も、攻略メンバーの側面を完璧に護衛し、近寄る魔獣を雷光と浄化の光で粉砕していく。空間転移のギンや、重力の影響を受けない霊体のファル、影に潜むシャロも、敵の攪乱を逆手に取って翻弄し、環境を完全に支配していた。
無駄な戦闘を極限まで避け、サポート組が足止めしている間に攻略組が突破する。
この『分断・突破戦術』と、環境に合わせた『最適化』により、時間の掛かる重力異常の階層であっても、俺たちは驚異的なスピードで深淵へと歩みを進めていった。
迷宮の奥底で出会う新たな原石たち
数時間に及ぶ最適化された進軍により、俺たちは第百七十階層へと到達した。
重力異常はさらに激しさを増し、一歩進むごとに体が浮き上がり、次の瞬間には地面に叩きつけられそうになる。
『レイン様! 右前方の重力崩壊エリアの奥から、変異魔獣とは異なる、純粋な魔力反応を三つ検知しました! 強力な影の魔物たちに、完全に包囲されているようです!』
後方のセーフエリアから、ニーナとバット、ミルの解析結果がシドを通じて伝えられる。
「生存者か、あるいは浄化を求める魔物か。……クロード、エララ! 前線の突破は任せる! 俺は少し寄り道をする!」
「はっ! お任せください、レイン様!」
俺は空間転移のギンを肩に乗せ、一瞬で重力崩壊エリアの奥深くへと跳躍した。
転移した先では、赤黒い瘴気を放つ数百体の『変異アビス・ドラゴン』の群れが、三匹の魔物を壁際に追い詰めていた。
一匹は、星空のような模様を持つ巨大なエイのような魔物。空中を自在に泳ぎ、重力を操って敵の攻撃を逸らしている――『重力エイ(グラビティ・マンタ)』。
もう一匹は、闇そのものが形を成したような漆黒の豹。影から影へと渡り歩き、鋭い爪でドラゴンを牽制している――『影豹』。
最後の一匹は、強力な磁力を帯びた甲殻を持つ巨大なカブトムシ。周囲の金属や岩を引き寄せ、絶対的な盾として機能している――『磁力甲虫』だ。
彼らは明らかにこの重影地帯の過酷な環境と瘴気に抗い、自らの純粋な魔力を保ったまま、果てしない絶望に立ち向かっていたのだ。
「キュオォォッ!!」
重力エイが必死に重力波を放ち、磁力甲虫が岩の盾を展開し、影豹が遊撃を行っているが、アビス・ドラゴンの圧倒的な数の前に、その体は限界に近づいていた。
「させない! フェル、ピコ、ソラ!」
「ウォォォンッ!!」「キュイッ!!」「きゅるるーっ!!」
俺の号令と共に、絆紋の光を纏った魔物たちがドラゴンの群れへと雪崩れ込んだ。
フェルの『天雷の咆哮』がドラゴンたちの巨体を痺れさせ、ピコの『ホーリー・ムーン・キック』が瘴気の装甲を粉砕する。ソラの神聖なブレスが、周囲の暗闇を一掃し、視界を切り開いた。
「これで、終わりだ!!」
俺は右手の甲の『絆紋』の光を長剣に限界まで纏わせ、一閃する。
ズバァァァンッ!!
翠色の極限の浄化の光が波紋のように広がり、変異アビス・ドラゴンの群れは、一瞬にして光の粒子となって浄化された。
戦闘が終了し、静寂が戻ったエリア。
傷だらけになった三匹の魔物は、突如現れた俺たちに警戒し、身を寄せ合って震えていた。
「大丈夫だ。もう敵はいない」
俺は武器を収め、ゆっくりと近づいた。右手の甲の『絆紋』の光を灯し、そっと彼らの体に触れる。
翠色の温かな波紋が、三匹の魔物の傷ついた体を優しく包み込む。
『万物の調和と極限浄化』の力が、彼らの傷を瞬時に癒やし、極限状態での恐怖と疲労を解きほぐしていく。
(……あたたかい。この光……。あなたたちが、私たちを助けてくれたのですか?)
重力エイから、深海のような穏やかで神秘的な思念が伝わってくる。
「ああ。俺はレイン。お前たち、こんな深い重力と影の迷宮の中で、お互いを守り合いながら戦い抜いたんだな。すごい力だ」
俺が微笑みながら撫でると、エイは安堵したように宙を舞い、豹は警戒を解いて俺の足元にすり寄り、甲虫は嬉しそうに羽音を鳴らした。
「ウォンッ♪」「キュイッ♪」
フェルやピコたちも近寄り、新しい家族を歓迎する。
「俺たちは、このダンジョンの底を目指している。もしよかったら、俺たちの家族にならないか? お前たちの重力操作や影渡りの力は、これからの攻略で大きな助けになる」
俺の誘いに、三匹は嬉しそうに大きく頷いた。
「よし。エイはお前『フワ』だ。豹は『クロ』。甲虫は『ジキ』だ。よろしくな、みんな」
「キュオッ♪」
「ニャァッ♪」
「ブーンッ♪」
新たな家族フワ、クロ、ジキを迎え入れ、俺たちは本隊との合流を果たした。
彼らの持つ特殊な能力は、シーラやゴードン、サポートメンバーたちと見事な相乗効果を生み出し、部隊の重力に対する耐性と迷宮突破の速度はさらに加速していった。
第一八〇階層の到達と、閑話:世界の畏怖と空の異変
サポートメンバーと攻略メンバーの完璧な役割分担、シドの最適化戦術、そして新たな人間の仲間と魔物たちの加入による完全な環境適応。
それらが噛み合ったアシュタル辺境国と絆紋公国の合同軍は、重力と影の迷宮を驚異的なスピードで突破し、突入から十数時間後、ついに本日の目標である第百八十階層のセーフエリアへと到達した。
「よし、本日の進軍はここまでとする! 全員、完璧な動きだった!」
俺の号令に、部隊の面々は歓喜の声を上げ、互いの肩を叩き合った。
厄介な重力異常の環境でありながら、昨日と同じ二十階層分の攻略を達成した。最適化された陣形により、温存されていた重装組のガレスやルーク、カイルたちはほとんど疲労しておらず、明日の戦いに向けて万全の体力を残している。
「お疲れ様でした、皆様! すぐに野営の準備と、温かい食事を用意しますわね!」
エリスとセシルが魔導コンロを展開し、豪華な食事が振る舞われる。
第百八十階層のセーフエリアに和やかな空気が流れる中。
俺は一人、さらに深くへと続く巨大な闇の階段の縁に立ち、底知れぬ深淵を見下ろしていた。
ズンッ……ズンッ……!
昨日よりもさらに強く、ダンジョン全体を震わせる鼓動。
それはもはや、物理的な破壊を伴うほどのプレッシャーとして、第百八十階層の壁に亀裂を走らせていた。
『…………遅イ……。光……。早ク……ココヘ来イ……喰ライ尽クシテヤル……!』
悪意と飢餓。
最深部で胎動する『究極の変異体』の思念は、もはや明確な意志を持った怪物として、俺の絆紋の光を激しく求めていた。
「待っていろ。明日も、明後日も、俺たちの歩みは絶対に止まらない」
俺は剣の柄を固く握りしめ、深淵の闇に向かって静かに宣言した。
* * *
アシュタル辺境国と絆紋公国が、極北の超深度ダンジョンの第百八十階層へ到達したその頃。
地上の世界では、かつてない異常事態が起きていた。
極北から噴出する莫大な瘴気が、ついに大気の限界を超え、大陸北半球の空を物理的に『漆黒』へと染め上げていたのだ。
真昼であるにもかかわらず、太陽の光は完全に遮断され、空には赤黒い亀裂のようなオーロラが不気味に揺らめいている。
各国の王や民衆たちは、空を見上げて震え上がった。
「な、なんだあの空は……! まるで、世界が終焉を迎えるかのようだ……!」
「極北のダンジョンの底で、信じられないほど巨大な怪物が目覚めようとしているらしい……! 魔王の時すら、こんな天変地異は起きなかったぞ!」
恐怖にパニックに陥りかける世界。
しかし、その絶望的な暗闇の空を、一筋の『翠色の光』が北の果てから天に向かって真っ直ぐに貫いていた。
それは、アシュタル辺境国が築き上げた『絆紋亭・極北出張所』の精霊樹から放たれる、極限浄化の光の柱だった。
その光の柱の周囲だけは、漆黒の空が浄化され、本来の美しい青空を取り戻しているのだ。
「見ろ! アシュタルの光だ!」
「あそこには、我々を救ってくれた絆紋公王と、無敵のアシュタル軍がいる! 彼らは今、あの絶望の底へ向かって、毎日二十階層ずつ進軍を続けているのだ!」
「そうだ……! 彼らが負けるはずがない! 我々は、彼らの足手まといにならないよう、この平和と秩序を守り抜くのだ!」
空が闇に包まれようとも、世界はもはや争うことをやめていた。
アシュタルの武力による平和の強制と、彼らが示す絶対的な『希望の光』。
諸国の王たちは、自らの保身を捨てて民を導き、アシュタルからの指示を完璧にこなすことに全力を注いでいる。
極北の地下深くで、世界を滅ぼす怪物が口を開けて待っている。
だが、地上はかつてないほどの結束と平和に包まれていた。
全ては、あの極北の闇を切り裂き続ける、一つの光を信じているからこそ。
絆紋の光がもたらす調和の奇跡と、地下二百階層へ迫る最強の軍勢の激突を、世界中が祈るように見守っていた。
ここまでお読みいただきありがとうございます!少しでも面白いと感じたら、画面下から【ブックマーク】と【☆☆☆☆☆】の評価をいただけると、執筆の大きなモチベーションになります!尚、現在新作 【安全第一】死に戻り商人の異世界スローライフ~万能魔法と『リトライ』を駆使して完璧な物流網とインフラを整備し、のんびり隠居を目指します~
https://ncode.syosetu.com/n1368mp/




