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私はしがないおっさんです





〈条件を満たしました。スキル『光魔法』が獲得可能になりました〉





「シャァァァァ……」


「ほい、お疲れさん」



 特にこれといった事故もなく無事に『光魔法』が取れ、用済みとなった白蛇さんはポリゴンへと変わった



〈称号『レアボスハンター』を獲得しました〉

〈BP1を獲得しました〉


〈称号『ボスキラー』を獲得しました〉

〈BP2を獲得しました〉



 『レアボスハンター』はレアボスの出現率がちょっと上がるって効果がある。『ボスキラー』はボスを10体倒した時に手に入るやつで、ボス特効が少しつく



 ドロップアイテムを、腰に巻き付いている[黒大蛇のポーチ]で回収する


 これは黒蛇からのレアドロップで、アイテムポーチの一種だ。蛇型のポーチで、命令するとシュルシュルと地面を這って、ドロップアイテムを飲み込んで回収してくれる


 あ、横取りはできないぞ?自分のパーティが倒したモンスターからドロップしたアイテムだけだ


 あと初期ポーチの5倍の容量がある。帰りにスライムエリアで採取の続きをしよう



 さて、お待ちかねの魔法スキルだ。どんどんとって行くぞ?



〈BP4を消費し、スキル『闇魔法』を獲得しました〉

〈BP4を消費し、スキル『光魔法』を獲得しました〉

〈BP2を消費し、スキル『魔力操作』を獲得しました〉


〈条件を満たしました。スキル『無魔法』が獲得可能になりました〉

〈条件を満たしました。スキル『時空魔法』が獲得可能になりました〉


〈BP2を消費し、スキル『無魔法』を獲得しました〉

〈BP10を消費し、スキル『時空魔法』を獲得しました〉




 ━━━━━━━━━━━━


 名前:クロート

 種族:人族 Lv.10→12

 メインジョブ:【弓士】 Lv.13→15

 サブジョブ:【錬金術師】 Lv.4


 HP:10/10→10/22 MP: 4/118

 ST:145/145 EP:89/100

 STR:8→10

 VIT:3→17

 INT:30

 MND:30

 AGI:58→62

 DEX:70→74

 LUK:7

  (残りSP:0)


 {スキル}

 『弓 Lv.12→14』『身体強化 Lv.1』『錬金 Lv.3』『調合 Lv.4→5』『生活魔法 Lv.14→15』『鑑定Lv.3→4』『瞑想Lv.2→3』『闇魔法 Lv.1』『光魔法 Lv.1』『魔力操作 Lv.1』『無魔法 Lv.1』『時空魔法 Lv.1』

  (残りBP:9)


 {称号}

  『古代を読み解く者』『森の洞窟の初攻略者』『ダンジョンビギナー』『レアボスハンター』『ボスキラー』


 ━━━━━━━━━━━━




「あ^〜〜気持ちえぇ〜」



 この一気にガッと成果が出るこの瞬間がたまらない。これ俺だけ?



 ちなみに『魔力操作』は、魔法系ジョブである【錬金術師】の初期スキルのひとつだ


 『無魔法』の条件は、「光と闇を同時に持った上で、『魔力操作』が使える」というのを満たした。これ以外にも「火水風土の四つを同時に持つ」というのもあるぞ


 『時空魔法』は、「時空属性の魔法が使え、光闇を持ち、『魔力操作』ができる」といったかんじだ。こっちは四属性で代用できない。時空属性は『生活魔法』のLv.15アーツ『インベントリ拡張・小』がそれにあてはまった



 さて、目的も果たしたし、一旦街に帰ろう。次は生産系スキルのレベル上げだな


 俺は転移陣を踏んで、洞窟の入り口まで飛んだ






「ん?あそこにだれかいるぞ?」


「何!?そいつがクロートか!」


「いえ、初期装備のようだわ。迷い込んだんじゃないかしら?」


「でも見たところソロですよ?クロートって人もソロで攻略してたらしいじゃないですか」


「俺が話してみるよ。おーい、そこのおじさんアバターの人ー!」



「あ、ああ助かった。実は道に迷ってしまったんだ。よければ街の方向を教えてくれないか?」


「別に構わないですよ。向こうにまっすぐ行けば見えてくるはずです。それといってはなんですが、この近くでプレイヤーを見ませんでしたか?」


「うぅ〜ん、見たかなぁ?ああそういえば、少し前に強そうな装備をしたプレイヤーが1人であっちの方に走って行ったような?」



「あっちって、アクアエイプのいる方じゃねぇか!?やべぇ、ボス2体目も取られるぞ!!」


「何!?すぐ出発だ!」


「でも行ってどうするのよ?まだボスを倒す算段ないわよ?」


「そのクロートさんに会ってみて、いい人そうならクランに勧誘、ですかね?」


「とにかく俺たちも行かないと!あ、すんません慌ただしくて。これ情報のお礼です」


「あ、ああこちらこそありがとう。そっちも気をつけてな」






 …………行ったか。


 やっぱ探されてるよなぁ。咄嗟に嘘ついたけど、それで騙せてよかった


 初期装備の俺がボスの居場所なんて知るはずがないって先入観のおかげで上手くいったのかな?装備を整えようと思ってたけど、しばらくはこのままの方がいいかもな


 名前聞かれた時用に偽名も考えておかないとな。シロート……は、クロートに近すぎるし、トーシロ?トシローとかか?



 あと、お礼として魔力茸をもらった。換金すると結構な値段になるし、いいチョイスだ


 これでキノコは2本目。できればあと2,3本欲しいな


 俺はうろうろと採取しながら、街に帰ることにした


 気のせいじゃなかったら、こっちにプレイヤーの数が増えているような?心当たりしかないなぁ

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