表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
72/160

第72話 それぞれの思惑・・・


 結局、私が地上に行かなければらないのか。


 臭獣人というやつが原因らしいな。


 異世界人か、この世界に来た理由はわからないが、どうせたまたま自分達が、こちらの世界の人達より力があったせいで調子に乗って世界征服など考えたのだろう。


 馬鹿な異世界人が考えそうなことだ。


 どれだけ他の種族が苦しんでいるのか、わからないんだろうな。


 そういえば管理者の事は、やはりこの世界を管理しているコンピュータシステムの事をいうらしいな。


 先駆者がこの星の状況を把握するために置いてあったシステムだろう。


 去る時に、この管理システムだけ残して置いたのだろう。


 危険な異世界人がいるのであれば残していかなくてはならなかったのだろう。


 もしかして今もこの世界のデータのようなものを取りづづけて先駆者たちに送っている可能性も否定できないな。


 意外に外から操作とかしてたりして、見守っている可能性もあるか。


 管理システムか、もしかしたら人工知能とか使われていないのかな?


 先駆者がかなり文明の進んだ世界の住人に思えるのだが、そうなると人工知能的な存在をこの世界を残して管理して置いているかもしれない。


 人工知能と言うよりも、人間のデータそのものをプログラムに書き換えて電脳世界とかで生きている輩とかがいたりしてね。


 その人達が今の世界を管理しているとか、なんか漫画や未来でできそうな夢のシステムがあってもおかしくないだろう。


 魔法というシステムをこの世界に組み込んで使えているのならばなんの不思議な事でもないな。


 管理者と呼ばれる者は、おそらく感情とかもありそうな気がするな。


 なにかの制限がかけてあり、動けないと言った感じかな。


 まるで漫画か映画でみたような話だが、合っているような気がするな。


 ・・・


 でもそんなことできるのならば、他の異邦人とか全部始末してから帰ればよかったのにな。


 神を自ら名乗る大馬鹿野郎達だ、まともな奴など存在しないだろう。


 どこの世界も同じだが支配することが、目的とは嫌な考え方だな。


 ・・・


 この星を去ってしまったと聞いたが、戻ってこないのだろうか。


 もしこの星からのデータがいっていれば、気になって戻ってくる者がいても不思議とは思えない。


 特に直接、海王族とかと言う種族と戦った一人の先駆者は今でも生きていれば、この星の状況気になっているかもしれないし。


 いつか戻ってくることも考えられると思う。


 この星を去った先駆者は善人だと思いたいね。


 決まりを破ってまでこの星の原住民を助けたのだからね。


 この星の人たちと良き交流をしたかったんだろうな。


 それでテーマパークみたいな施設作ったのかも知れないな。


 それにローパーだってもともとは生物兵器ではなかったようだし。


 アナスタシアとかいう知恵のあるローパーか、私のご先祖様って言っていいか。


 彼女もさぞ無念だっただろうな。


 フラワーパークとかいう施設のダンジョンを、管理して人々を楽しませるのが最初に作られた目的だったのだろう。


 こんな世界になってしまったのを知れば、さぞ悔しいだろうな。


 せめて少しくらい良くなるように、私も動いて見ようかな。


 ・・・


 さて、これから私はどうしようか。


 私の子供たちが成人してから地上界へ行きたいのだけど、それだと被害が大きくなることが目に見えてわかる。


 それに管理者の都合で、私がいつ地上へ飛ばされるかも不明だ。


 飛ばされて地上に出たとしても、臭獣人を確実に仕留めなくてはならないな。


 もし、私がしくじった場合、代わりに彼女や母親ローパーや子供達が行かされる可能性もあると言う事だな。


 これは責任重大な重い仕事になってしまったな。


 私の仕事が自ら神を名乗る大馬鹿野郎の臭獣人の暗殺だとは、ローパーに転生した時には考えもしなかったことだろう。


 でも、やるしかないな。


 ・・・


 今後の事だ、私はたぶん地上に行ったら帰ってこれない可能性があるな。


 また彼女と別れを済まさなければならないのか。


 今回は非常に危険だ、地上の者達が全部敵になるかも知れないと思ってもいいだろう。


 私は敵対しなくても、地上の人達から見れば凶悪なモンスターだ分かり合えるのは難しいだろうな。


 それに地上に行ってから戻ってきたものはいるのだろうか?


 守護者クラスはいざ知らず、ただの一般兵と言っていいローパーが戻ることはあり得るのだろうか?


 もうしかして、原住民に討伐されて帰ってきたきた者はいないのかも知れない。


 行くことは決まったのだ少しでも生き残る算段を考えるとするか。


 情報が欲しいな。


 地上でやることは、まずは臭獣人の暗殺、これについてはだいたい聞いたからいいだろう。


 次に前守護者を探しシュマちゃんから頼まれた伝言か、守護者のドラゴンの情報が知りたいな。


 次に人間界のネイビス大公国の、冒険者派遣のの事か、これに関しては管理者はどう判断したのだろう?


 別にダンジョンへ入られてもいいのかな?


 こちらは私的で冒険者に恨みがあるからね。


 派遣したネイビス大公国に文句言いたいのだが、そんなことしたら全人類が敵にまわってしまうかもしれないな。


 でも後ろには、神の名を名乗る大馬鹿な異世界人がいるからどう判断するかわからない。


 神を名乗る者の一言で、後からめんどなことが起きるだろうな。


 ・・・


 ちょうどいい機会だここは守護者のドラゴンから情報をできるだけ聞いてみることにするか。


 私はまず守護者の役割と前守護者シューティングゲイトの事を聞いてみた。


 守護者のドラゴンは答える。

 「守護者の役割はあくまでこの世界の秩序と安定を守ることだ。

 本当はこの世界の住人達で起こす争いにはいっさいかかわってはならない。

 今回のように神を名乗る来訪人が関わってくると話は別だがな。

 300年前の人間界の出来事は人間たちが自ら力にうぬぼれておこなっていたと思われていたがそれは違うのだ。

 裏では魔人と言われる者たちが画策していたのだ。

 その為に私も動いたのだ。


 ?


 「あれ、それって前守護者のドラゴンのことではないの?

 それにシュマちゃんから聞いた話では人間のあまりにも非道が過ぎる為にドラゴンが地上に降りたってきいたけど、認識がちがっていないかな?」


 「私はバックアップ機能で作られている。

 記憶の継承はそのまま引き継がれている。

 前守護者のドラゴンだと思ってもいいい。

 シュマちゃんとはなんだ?」


 「シュマ〇ラスさんの事です」


 「あいつのことか、あいつも300年前の戦いに途中から参加していたが詳しい話の内容まではいき届いていなかったみたいだな。  

 人間が非道な事をしていたのは事実だ、それで勘違いしているのだろう。


 「なるほど、話を中断してすまなかった続きを聞かせてくれ」


 「人類が他の部族を弾圧したのは魔人が入り込み先導していたからだ。

 魔人とは黒翼人がこの世界の人間と融合した存在だ。

 奴らは人の体を乗っ取り魔人として生をなす。

 寿命は翼人より短いが人間よりは長く生きられる。

 人と融合する為見分けがつけづらい厄介な存在だ。

 管理者が気づくのに遅かったのとあまりにも巧妙に動いていたのでわからなかった。

 前回の魔人は完全に人と融合し人間そのものになっていた。

 その為発見も遅くなってしまったのだ。

 普通は憑依と形で人間に取り付いている。

 しかし完全な融合をはたし、自らも先導者の一員になりすまして暗躍をしていたのだ。

 アストリア大陸全土の人類に広がりをみせ、あのような災いにまで発展した。

 人間に鉄槌を下してたのではなく、魔人達がかかわっていた者達を始末しに行った結果、アストリア大陸の人間界が滅ぶほど被害が出てしまったのだ。

 人の中に紛れ人間を支配してしまったので仕方ない処置だったのだ。

 しかしあまりにも人間は非道なおこないをしすぎた、前守護者は自らの意思で天罰を与えたのも否めない。

 帰ってこないのは残党の魔人たちを滅ぼす為にいたのだが、そこまでの記憶で途切れている。

 前守護者のドラゴンは生きているのは確かだ。

 私はバックアップ機能を使って、前守護者を元に復元されたんだが不具合よって幼生体からの再生になってしまった。

 記憶は引き継いでいる、今は成体になり力も戻っている。

 前守護者のドラゴンはダンジョンからの力の供給は切っており今は私に送られている。

 力も知識も前守護者のドラゴンと同等だ、同じ存在と言っていい」


 「なるほど、ダンジョンからの力の供給とはどういう意味があるのかわからないのだが」


 「このダンジョンそのものが奈落のモンスターに魔力を供給するシステムになっている」

 

 「淡い緑色の光がいたるところに発光しているだろう。

 この星からエネルギーを吸い上げ活用している。

 私達は直接エネルギーを供給できるのだ」


 ・・・


 うむ、確かに壁とか柱に魔力が通っているがわかるがそんなシステムになっていたなんて予想はあった。


 一応理解はできる。


 でも奈落のダンジョン内にいなくてはいけないのではないかな?


 地上にでは魔力供給が難しいのかもしれないかな。


 守護者のドラゴンだったら相当魔力が使いそうだけどどうしていたんだろう?。


 地上でも魔力供給は必要だろう。


 私が地上でに行く場合でもそれなりに必要になる。


 魔力の使い方考えないといけないのか。


 念の為石片大量に持っておくことにするか。


 面倒なことになってしまったな本当に。


 前守護者のドラゴンは目の前にいる守護者のドラゴンと同じと判断していいのか。


 そうなると、やばいのではないか私、どうみても勝てそうにないんだけどね。


 シュマちゃんに頼まれた事、できそうにないと思うのだがね。


 ・・・


 ドラゴンは付け加えるように話した。

 「300年前の出来事はすべてにおいて異常だったのだ。

 本来我々は地上の秩序を維持し原住民の安全を確保し管理する為の存在だ。

 私が動く前にこのダンジョンにいるすべての者が先に行って対応していたのだ。

 私が動くことは最終段階あって、本来あってはならないことなのだ。

 異世界人達も長い時をもって知恵をつけたらしい。

 人間、獣人、エルフ、ドワーフなどの原住民を使って暗躍する者が増えていったのだ。

 いわば裏で暗躍し原住民で代理戦争を仕掛けている。

 もっとも恥ずべき行為をおこなっているのだ。

 奴らは長き争いで数を減らし力を弱めている。

 それほどまでに説破詰まった状態なのかも知れないな。

 手段を選ばなくなってしまった。

 そこが問題なところなのだがな。


 ・・・


 うーん、


 確かにそう思えるが手段を選らば無くなると怖いよね。


 力なくても話うまくたき付けて力ある者同士ぶつかり合わせるのは戦略の1つだからね。


 映画で見たけどヒーロー同士ぶつけあう作品とかあったな。


 裏で画策していたのは何の力もない恨みを持っていた人とかだったね。


 知恵があり力を持っている異世界人が裏で動いているならばもっとも厄介だね。


 これは、困った。


 臭獣人は間違いなく討伐しないといけないな。


 ・・・


 このダンジョンの事で聞いていなかった事追加で聞いてみるかな。


 後はネイビス大公国と言う冒険者を派遣した国の事も聞いておかないといけないな。


 聞きたいことが山のように出てくるな。


 ・・・


 ドラゴンは話してくれた。


 このダンジョンの役割は、この世界を管理する前線基地みたいな名残を残しているらしい。


 先駆者がいた時は中央管制室だったみたいだ。


 この世界に危機が訪れた時に、守護者のドラゴンだけでなく、全ダンジョンにいるモンスターが地上に出される可能性もあるという事だ。


 300年前は異常だったが、それほどの危機を迎えていなかったらしいな。


 あくまでこの世界の秩序維持なので異世界人の排除という事ではないらしいな。


 先駆者の意思でそれは止められているらしい。


 あくまで地上の平和維持が目的らしくむやみな殺戮はおこなってはいけないみたいだ。


 それが、異世界人だったとしても。


 シュマちゃんなんかは、本当は全異邦人の駆除をおこないたいらしいな。


 以前、提案して注意された事があったそうだ。


 いままで築いてきた先駆者の意思をたがえてしまうと、管理者に言われたらしい。


 守護者のドラゴンはそんなことまで話していたな。


 管理者も本当は来訪者の駆除とかやりたいのかも知れないな。


 でも先駆者が決めたルールが存在するんだろうな。


 それでできないとはなんとももどかしい思いをしているのかも知れないな。


・・・


 ネイビス大公国については思った通りに、私が銀色の球で見ていたところの都市の中央を映されていたようだ。


 周辺国家をまとめる代表国がネイビス大公国を監視していたみたいだね。


 冒険者をこのダンジョンに派遣してきたので、情報を探っていたようだ。


 やはりこの人間界にも異世界人がかかわっておるらしい。


 翼人と言うのがかかわっているらしく、先日だがこのダンジョンに張ってあった結界が強固に修正されたと言う話も聞けた。


 あれ?


 それって私出られないのではないのかな、というかダンジョンに結界張っていたのは、管理者だけではないのね。


 まぁ、確かに物騒なダンジョンだ。


 敵対するものが外回りに結界とか張って隔離しておくのも当然なことか。


 意外なところに直接的に他の勢力もかかわっているのね。


 結界のことは管理者がなんとかするだろうだぶん。


 ・・・


 だいだい私の聞きたい話は聞けたかな、本当はまだたくさんあるのだが私の頭では理解がおいついてこないことが出来てきたのでここらへんでやめておこう。


 ・・・


 一つだけ知りたいことがあった。


 現在の守護者であるドラゴンがどの程度力があるか知りたいな。


 前の地上に出たドラゴンにシュマちゃんとの伝言とか伝えなければならない。


 それに帰ってこないようだったら討伐の話も聞いているんだよね。


 今現在見る限りどうみても私ではドラゴンに勝つことは無理だろうな。


 それにダンジョンから力が供給されていると言うのも気になるしどういう感じなんだろう?


 ダンジョンから魔力が供給されていなくても目の前にいる守護者のドラゴンかなり強いだろう。


 それが魔力が供給された状態になるとどうなるのかも見てみたい。


 今現在の守護者のドラゴンと戦って試してみたいんだよね。


 それにちょっと自分にも都合がいいことがあるので、守護者のドラゴンと模擬戦できるか聞いてみようか。


 あくまで模擬戦だが。


 それに自分にどのくらいの力がついているのか、確かめてみたいんだよね・・・

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ