2/5
1.どうも。日向陽菜です。
「ねぇ、日向くん!」
あぁ、まただ。
そんな気持ちを押し殺して答える
「何だ?あぁ、今日、パスで」
そう言うと女はちぇーっとどこかへ行ってしまった。
俺は日向陽菜。
今の女は分からんが、よく絡んでくる奴だ。
カラオケとかいきたくねぇし…。
ちなみに高校2年生、吹奏楽部、そして女だ。
これでも一応女だからな!?
俺には幼なじみがいる。
平山悠斗。
自称オカルト研究会の会長らしいが、そんな感じは全くもってしないんだ。
お、噂をすればなんとやら。
「よう、陽菜」
「なんだよ、厨二病。」
「うっ・・・腕が・・・静まれ・・・・!
とか言わねーからな!?言ってんじゃねーかとかツッコミ受け付けないからな!?」
…はぁ。
「また漫才やってんの?飽きないねぇ」
「お、よう。秋。」
コイツは俺の数少ない女友達だ。
数少ないというか、秋しかいない。
…別に作りたくないとかそんなんじゃなくて…俺を女って認識してないというか…。
あと友達は…あまりいない…だと!?
そんなこんなで朝の楽しい時間は過ぎていった…。




