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白銀の魔王と白金の巫女姫+勇者  作者: 葉月風都
第一部 蝦夷編
13/13

第10話 エピローグ代わりの宣戦布告

オレ達の戦いはこれからだ!www


第一部完です  ガ━━ΣΣ(゜Д゜;)━━ン!!

<第10話>


 そのころ、奥州鎮守府は騒然としていた。

 なにせ蝦夷鎮守府と一切の連絡が付かない。

 件の魔王軍と交戦に入るとの連絡以後、まったく追加の報告がないのだ。


「途中経過くらいは報告をよこしてくれても良さそうなものだがなぁ」

「まぁ、戦闘開始からまだ一日も経過していませんし、そこまで焦らずとも」

「確かに。我が皇国軍がテロリストなどに後れを取るはずもないからな!」


 奥州鎮守府のコントロールルームは笑いに包まれた。

 その時だ、通信を告げる音が響いたのは。


「お、噂をすれば何とやらだな」

「戦勝報告か?」


 何の不思議も抱かず回線を繋ぐ。

 そこに映し出されたのは、漆黒の衣装に身を包み、見事な銀髪の魔王だった。


「平和ボケの奥州鎮守府の諸君、ご機嫌いかがかな。私は魔王国国王である。君たちの友軍はすでに壊滅した。この基地にいた首脳部もこれご覧の通り」


 カメラが、山と積まれた生首の山を映し出す。

 全てが同じように断末魔の表情を浮かべている。


「なっ!?」

「貴様らが信じる信じないは勝手だが、我々魔王国はこの蝦夷地を第一の領土とし、続けて貴様達に宣戦布告する。心が躍るような闘争を期待している」

「き、貴様、何を!?」

「以上だ。首を洗って待っていろ。ああそうだ。貴様ら、戦争は好きか?」

「ふざけ・・・」


 一方的な通信はプツリと途切れた。


「どういうことだ!」

「蝦夷は陥ちたのか!?」

「蝦夷上空の衛星の画面を出せ!」

「無理です! コントロール受け付けません!」

「まさか本当に・・・」


 先ほどの映像が脳裏に蘇る奥州首脳部。

 生首の山は、どれも見知った顔だった。


「この短時間でか!?」


 もしそうであれば、魔王軍を名乗るテロリストの戦力は相当のものだ。そう考え、奥州鎮守府司令は戦力の洗い直しを開始させるべく、部下達に指令を出す。


「敵をただのテロリストと思うな。敵性国家との戦闘レベルに警戒段階を引き上げる」

「はっ!」

「全兵器をいつでも稼働できる状態にしておけ」

「はっ!」


 奥州が緊張に包まれた。

 だが、彼らは全く気づいていない。


 先ほどの通信に乗せられた、飛鳥による悪意あるプログラムの存在に・・・。

 開戦まであとわずか。



 一方その頃。


「さて、行くか」

「もう?」

「宣戦布告は済んだ。あとは蹂躙するのみよ」

「あと30分もあれば、今の通信に乗せたウイルスが浸透するはずです。移動時間で30分は使いますか?」

「さすがに30分くらいは使うんじゃね。東北なんだから、宮城あたりにあんだろ、鎮守府って?」

「範馬殿、よくご存じで。その通りです」

「私にはよく分からんが、そうなのだな。では、鎮守府を航空戦力、並びに範馬を中心とした強襲部隊で制圧する。電撃戦だ」

「燃えるわねえ」

「心躍るな」


 異世界の魔王と姫、そして勇者による世界征服の第一歩はここに記された。

 如何にして、世界は彼らに抵抗するのか。


 それはこれからの物語である。


お読みいただきありがとうございました。

次回作にご期待下さい(*/▽\*)イヤン

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