第80話 メッセンジャー
甲斐犬コボルトたちからの依頼を受けたカレン。
「ガル」
甲斐犬コボルトたちから素材として里の名産品の綿を渡される。
「こ、これは!?」
カレンは渡された綿を確認すると、それは今まで見たことがない高品質の素材だった。
「皆さん、楽しみにしててくださいネ!」
カレンは貰った綿を大切に抱えながら作業を始めるべくホームへと戻った。
「ガル」
「ん、何かしら?」
残ったサクラは甲斐犬コボルトたちからとある頼み事をされる。
ビギンの街に戻ったサクラはとある場所へ向かう。
「ボタンちゃんいる?」
「サクラさん、いらっしゃいなのです」
ボタンの店に来たサクラ。
「ボタンちゃんに仕事の依頼を持ってきたのだけど…」
サクラはボタンに大量の武器製作の依頼を伝える。
実は甲斐犬コボルトたちは衣装の他に、クスノキの武器を作ったボタンに自分たちの武器も製作して欲しいと考えていた。
そこでサクラにメッセンジャーとしてボタンに依頼を頼んで貰うことにしたのだ。
「コボルトさんたちの武器ですか…。お任せなのです!」
ボタンは快く依頼を承諾してくれた。
しかし、
「でもこれだけたくさん作るとなると素材が足りないのです…」
大量の発注に対応できるだけの素材をボタンは持ち合わせていなかった。
だが、
「それについては私に任せて」
実はサクラは依頼発注の代行の他に、甲斐犬コボルトたちから素材採取も一緒に頼まれていたのだ。
こうしてサクラは再び鉱山へと向かうことになった。




