第74話 パーティ結成
サクラたちが鉱山に行ってから数日後。
ツバキは弟子チワワコボルトと弟子甲斐犬コボルドとパーティを結成することになった。
どうやら前回の件で仲良くなってパーティを組むことにしたらしい。
リーダーになったのはツバキ。
装いは法被から神社の神主のような白衣に変わっている。
職業は魔法使いで後方支援を担当する。
続いて弟子チワワコボルトことケヤキ。
道着姿は変わらず、職業は武道家。
サクラ程ではないが近接戦闘を得意とする。
最後に弟子甲斐犬コボルトことクスノキ。
忍び装束に加え新たに忍び刀を手にしており、ますます忍者らしくなっている。
主に斥候を担当し、戦闘ではツバキ、ケヤキをサポートする。
パーティ結成して以降はツバキたちだけで里を出ることが多くなった。
どうやら里の外に出て訓練をしているらしい。
ヤナギの話によると危険な場所には行っていないとのこと。
心配ではあるがその辺りはツバキたちを信用するしかない。
一度サクラがついて行こうとすると同行を拒否されてしまった。
ツバキたちはサクラがいなくても大丈夫なように頑張っているらしい。
少し寂しいがツバキたちも日々成長しているのだ。
サクラも子離れならぬコボルト離れをする必要があるのかもしれない。
ツバキたちに関しては静かに見守ることにした。
「キャン」
「ウタマル、今日は何をしましょうか」
ここ最近は里の外に出ることが多かったので、ウタマルと触れ合う機会が少なくなっていた。
少し働き過ぎなのかもしれない。
しばらくは街や里の中でウタマルとのんびり過ごすことにしよう。




