第72話 モグラ
坑道に入ったサクラたち。
「やっぱり中は真っ暗ね」
坑道の中は明かりがなく真っ暗で何も見えない状態だ。
サクラが用意していたランタンを出そうとすると、
「ワフッ」
ツバキが魔法で周囲を明るくする。
「ツバキありがとう」
「ワフッ」
ツバキが今回同行したのはこのためだった。
実はツバキは魔法を使うことができる。
しかし以前はあまり練習していなかったのでそこまで魔法は上手く使えなかった。
しかし弟子チワワコボルトたちに触発されて、最近は熱心に練習してたそうだ。(ヤナギ談)
ツバキの魔法で周囲の様子が分かるようになった。
坑道は一本道となっており、サクラたちは道なりに進むことにした。
しばらく進むと、
「みんな止まって。何かいる」
サクラが何者かの気配を感じる。
警戒していると、
「モグ」
現れたのはモグラだった。
モグラをそのままデフォルメしたような姿で、手にはツルハシを持っている。
敵意は感じないことから妖精かもしれない。
サクラは鑑定してみると、予想通りモグラは妖精だった。
「ねぇあなた、この辺りに詳しいのかしら?よかったら道案内を頼みたいのだけれど」
サクラはモグラに道案内を依頼すると、
「モグ」
モグラは快く承諾してくれた。
こうしてサクラたちはモグラの案内で坑道の奥へと進んで行った。




