第105話 こっそり観察
ヤナギの依頼でツバキたちの様子を見ることになったサクラ。
サクラも普段ツバキたちが何をしているのか気になっていたのでちょうどいい。
とある日。
ツバキたちが出かけた後をこっそりと追う。
隊列を組み、周囲を警戒しながら進んでいる。
「うん、問題なさそうね」
離れた場所から様子を見守るサクラ。
ちなみに今のサクラは特にスキルは使用せず、リアルスキルのみで隠密行動している。
今のところ、ツバキたちにバレている様子はない。
その後、ツバキたちはモンスターに遭遇するが危なげなく倒していく。
しばらくして、開けた場所に着くと休憩をする準備を始める。
焚き火の用意をするツバキたち。慣れた手つきでテキパキと作業を進めていく。
焚き火を囲み、楽しそうに談笑しているツバキたち。
サクラは輪に入りたい衝動を我慢してその様子を静かに見守る。
その後も観察を続けていくが、特に問題はなさそうだ。
ツバキたちはしっかりやれているとサクラは判断した。
「…なるほど、わかりました」
柴犬コボルトの里に戻ったサクラはヤナギに報告する。
サクラの話を聞いたヤナギはその後、ツバキたちの野営について正式に許可する。
今後は自由に外泊しても問題ないことになり、ツバキたちは喜ぶ。
こうしてヤナギからの依頼は無事完了した。




