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第六話「修羅場と魔法大会―女性の恐ろしさを俺は初めて知った―」

前回までのあらすじ


生徒会長に告られた。

…なんてこった、俺の普通の学園生活が、、、


「あの、すんません、どういうことっすか?」


圭高の言葉で俺ははっ、となった。


「どうもこうもないわ。私は昨日彼に助けられたの。

その時、混乱した頭で一つだけ揺るがない思いがあったの。」

「思い?」

「彼が欲しい、彼を絶対手に入れるていうことよ」

「んな、横暴な、、、てかなんで俺なんすか?」

「理由なんてないわ!強いて言うなら、あなたの笑顔に

惚れたってことかしら」


ぅわーーーーお単純だよこの人


「だからあなた、私のものになりなさい」


会長がそう言って俺に手を伸ばしたその時


「だめーーーーーーーー!!」


俺と会長の間に天野が割り込んできた


「天野!?」

「天野さん?」

「何?あなた」

「刈鬼くんは渡しません」

「あらどうして?」

「刈鬼くんは、私の大切な友達なんです。だからあなたになんか渡しません。」

「あら、たかだか友達風情が勝手に決めないでくれる?彼は私がもらうの」


会長はそう言いながら俺の左腕を抱いてきた


「む~~~」


それを見た天野は頬を膨らませながら唸って

同じように右腕を抱きながら、そのまま会長を睨んだ。

すると会長も同じように天野を睨む。

俺は、自分の前で火花が散ってる気がした。

圭高に助けを求めようと後ろを向くと口元に手を当て

小刻みに肩を震わせ笑いを堪えていた。


「おい、、、」

「くくっ、、、いや、すまん、、、ぶふっ」


、、、コイツはダメだ。そう思い生徒会の人に目を向けると

一斉に顔を背けやがった。こいつらっ、、、

ちなみに、先程から両腕に当たる柔らかい大きな双丘の

感触は役得ということにしておいた。

これからどうしようか、と悩んでいると、天野が切り出した。


「なら先輩、こうしましょう。来月にある学年別魔法大会で

より上位に入った方が刈鬼くんを手に入れることができる、

いいですか?」

「ええ、いいわよ」


…ん?


「絶対負けません」

「彼を手に入れるのは私よ」


……んん?


「ちょっと待ってくれ、俺の意見h「「刈鬼くんは黙ってて」」えぇ、、、」


なぜ、俺のことなのに俺の意見が通らねえんだ


「じゃあ先輩、来月楽しみにしてますよ」

「ええ、私も楽しみにしてるわ」


天野は、俺を引っ張って、生徒会室から出て行った。

圭高も、一緒に出てきたが、未だ笑っているのか時折

こらえきれずに吹き出していた。

ちなみにその日の夜、男子寮の一室から謎の悲鳴が上がったが

理由は分からず終いだった…。

遅くなってすいません。

私用やら私用やら私用が重なって、、、。

よろしかったらこれからも引き続き見てやってください。

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