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第七話「前日と怒り―負けられない戦いがここにある―」

生徒会室に呼び出された次の日

俺たちが教室に行くと一斉に視線がこちらをむいた。


「おいおい、なんでこんなにみられてんだ?」

「それはお前が昨日、生徒会長に呼び出されたからだぜ」

「なんてこった」


気が重くなりながら俺は席に着く。

すると一人のクラスメイトが話しかけてきた。


「ねぇ、刈鬼くん」

「ん、どうかしたか?」

「あの、噂になってるから聞きたいんだけど」

「おう」

「生徒会長に告白されて修羅場になったって本当?」

「なっ!?」


誰だそんな噂流したのは!!


「♪~(´ε` )」

「おい」

「ぎくっ、、、」

「おまえか、、、」

「……てへぺろ☆(ゝω・)v」

「殺す」

「え、ちょ、やめて、ごめん、ごめんて」

「死ね、このクズ」

「ぎゃーーーーーー」


とりあえず圭高をシメると再びクラスメイトに声をかける。


「まあ、一応否定はしないがあんまり広めんなよ」

「うん、わかった」


そう言うとその子は自分の友達が集まっている場所まで戻った。

その後は何事もなく噂も収まりつつ大会前日を迎えた。


「とうとう明日だな、魔法大会。なあ黒斗、お前は明日どうすんだ?」

「別に、どうせ一回戦負けだろうからどっかで寝とくわ」

「えっ、、、?」

「おい天野、なぜ不思議そうな顔をするんだ」

「だって、私を助けてくれた時

すごk「はい、少し黙ろうか」モゴモゴ、、、」


天野が初めて会った時のことを話そうとしたので

俺は口に手を置いて黙らせた


「おい黒斗、どういうことだ?」

「いや別に、なんでもないぜ」

「そんなことないだろ。俺達親友だろ?教えてくれよ」

「ったく、たいしたことないぞ、、、」


そう言って俺は天野を助けたときのことを話した。


「お前それホントかよ!スゲェじゃねえか!」

「別にたいしたことねえだろ」

「たいした事あるわ!お前明日の大会優勝できるだろ」

「いや、そんなこと、、、」


そう話しているとひとりの男が声をかけてきた。


「おい」

「ん、なんだ」

「今、優勝がどうのこうの言っていたみたいだが

まさか、お前たち明日の大会で優勝するつもりか?」

「あぁそのつもりだが?」

「ふっ、はーはっはっはっは。おいおい本気かよ、

お前みたいな平民風情が優勝?冗談はよしてくれよ」

「冗談じゃねえよ。俺はともかく黒斗(コイツ)はできるんだぜ?」

「ふん、無理だね。明日の大会で優勝するのは貴族であるこの俺、

無愛家が長男、無愛太一(むあいたいち)様だよ。

お前らみたいな雑魚でノロマな平民風情が勝てるわけないだろ」

「そんなのやってみないとわかんないだろ」

「ふん、やる前からすでに勝敗はわかっているわ、、、ん?そこの女

よく見たら天野美咲じゃねえか。こいつたみたいなクズと一緒にいるより

オレ様のところに来いよ。可愛がってやるぜ」


そういった無愛が、天野に手を伸ばそうとしたとき


『プッ、、、』


親友を馬鹿にされ、天野に手を出そうとしたことで

俺の堪忍袋の尾が切れた


「おいてめぇ、黙って聞いてりゃ好き勝手言いやがって。

誰がクズだって?誰が雑魚だって?てめえのことだろうが!

このドクズが!」

「なんだと?だったら明日証明してやるよ、本当のクズっていうのをな。

もしお前が勝てば土下座でもなんでもしてやるよ。但し、俺が勝てば

その女は俺のもの。お前らは一生俺の奴隷だ」

「いいだろう」

「ふん、後で後悔すんなよ」


そう言うと無愛は何処かへ行ってしまった。


「おい黒斗、本当に大丈夫かよ」

「ああ心配すんな。お前ら二人共、俺が守ってやる」


こうして黒斗にとって、絶対に負けられない戦いが

始まった。

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