オレ達、初の護衛依頼を受けていくよ!C級 "ルミナス・トリニティー"初仕事!
蒼河遥です。
本作に目を留めていただき、本当にありがとうございます!
レオンの弟ノエルと、近所に越して来た同い年のセーラがC級冒険者に!
それを記念して3人でC級冒険者パーティー "ルミナス・トリニティー"を結成します。
そして彼らの初仕事は、いきなり護衛依頼といことになるようです。
果たして彼らは無事、この仕事を果たすことが出来るのでしょうか?
本作は処女作ということで、まだまだ試行錯誤の最中ではありますが、
皆様、是非、この物語をお楽しみください!
「ねえ、レオン、折角だから、何か依頼を受けましょ!
できれば、護衛とかが良いなぁ~」
「ボクも護衛依頼、やってみたい!」
「でも、護衛って、何日もかかる依頼が多いよ?」
「いいじゃない!私、他の町とか、色々観てみたいし~」
「ボクも!」
という事で、オレ達は、ギルドの掲示板で、C級・B級の依頼をチェックした。
すると、グリーン・ウッドから一番近い 「リヴェンデイルの町」までの
護衛依頼が有ったので、まずは、それを受注してみる事に。
リヴェンデイルは馬車で3時間ほどの距離。
日帰りできる依頼なので、最初の護衛依頼としては、打って付けだと思った。
そういえば、オレもノエルも、実はこの街から出たことって、
一度もないんだよね。
そう言う意味でも、オレはこの依頼、すっごく楽しみだったんだ。
そして、出発は明日の朝6時。街の南門の前で集合だ。
なので、この日は、一旦 家に帰って、明日の準備に取り掛かることにした。
「じいちゃん、今日、オレとノエルとセーラで、パーティーを結成したんだけど、
明日、その初仕事でリヴェンデイルの町まで、護衛で行く事になったんだ。
護衛って、どんな事に気を付ければいいのかな?」
父さん、母さんは仕事中で不在だったので、
超ベテラン冒険者だった、じいちゃんに聞いてみることに。
「ほう、いよいよ護衛の仕事をするのか。
リヴェンデイルまでは、上り下りのある道を、片道3時間ほど。
朝出発であれば、野営をすることは無さそうだな。」
「うん、朝6時ごろに出発するんだけど、鍛冶屋のハンスさん(依頼主)が、
向こうの町へ剣などの武器を納品して、終わり次第、日帰りでUターンだって。
順調に進めば、夕方にならないうちに帰って来れると思うんだよなぁ」
「なるほどな。
とはいえ、冒険者は順調に行かない場合も考えて、準備をしておいた方が良いだろう。
何らかのトラブルで時間が掛かって、夜まで掛かってしまう可能性もゼロじゃない。
その場合、レオンは、どういった物が必要だと思うか?」
「う~ん、やっぱり夜になっちゃうと、普通、野営しちゃうものなのかなぁ?
夜の移動ってしないもの?」
「そうだな、目的地までの距離や道の安全度にもよるだろうな。
もうちょっと行けば目的地で、しかも、その道がそこまで危険じゃなければ、
そのまま進むこともあるだろう。
ただ、動き回ると、盗賊や魔物に襲われ易くなるとか、
道が細かったり、悪かったりで、暗闇での進行に危険が伴う場合は、
その晩は動かない方が良いと思うぞ」
「そうかぁ・・・。でも、確かにそうだよね。
ところで、リヴェンデイルまでの道って、盗賊とか魔物とかって出るの?」
「そうだな、盗賊は殆ど居ないだろう。
ただ、D級くらいまでの魔物であれば、結構、出るようだな。
特にリヴェンデイルに近づいていくと、道は森を切り開いて作られているから、
左右の森に魔物が多く残っているんだ。
夜は、夜行性のウルフやベア、そしてボアなどもうろつくかもしれない。」
「わかったよ。
まず最悪の場合を考えて、野営できるように準備しておくね。
まあ、ライトの魔法で周囲とかを照らせるし、索敵もあるから、
大丈夫だとは思うけどね」
「まあな、レオンなら確かに問題ないだろう。
とはいえ、油断をしてはダメだぞ?」
「うん、そうだね。ありがとう、じいちゃん!」
ということで、明日の食事や水、野営に必要な品などを整えて行くことにした。
それ以外にもマップや薪割り用の小型斧、テントや折り畳みの椅子など、
一通り買い揃えて、全てオレのアイテムボックスへ放り込んでいった。
こういう時、アイテムボックスって、ホントに便利なんだよね。
そして翌朝6時・・・
「ふぁ~・・眠い」
「コラコラ、ノエル!オレ達はこれから仕事なんだ。
お金を頂いて仕事をするんだから、気合を入れていけよ」
「わかったよ~、兄ちゃん」
いつもは、どちらかというと、ノエルよりオレのほうが朝が弱いんだけど、
今日は初の護衛という事で、オレ、少し気合が入ってた。
そして・・・
「2人とも~、お待たせ~!」
「お、セーラも来たな」
ということで、オレ達は3人揃ったところで、
街の南門に向かって歩いて行くことに。
「ハンスさん、おはようございます!ルミナス・トリニティーです」
今回の依頼者であるハンスさんの姿を見かけて、
一応、ちゃんとした冒険者パーティーっぽく挨拶をしていく。
出来る奴ら・・・って少しでも思って貰いたいしね。
「えっ、ルミナス・トリニティーって、レオン達のパーティーだったの?
C級冒険者パーティーって聞いてたんだけど」
この街に古くからある鍛冶屋「フェルム・ワークス」のハンス・フェルムさんは、
兄ガロンさんと共に、親からこの鍛冶屋を受け継ぎ、
ガロンさんはひたすら鍛冶職人の道を、
弟のハンスさんは鍛冶をする傍ら、商取引などのタスクもこなしている。
ガロンさんは、職人気質の頑固一徹オヤジ(笑)
歳は父さんの1つ下で34歳。
鍛冶職人というと、ドワーフのイメージがあるけど、
フェルム家は、代々、オレ達と同じ、ヒューマン種族なんだ。
そしてハンスさんは、兄に比べると、若干気弱な面もあるんだけど、
とても真面目で、取引相手からの評判も上々。
今回も、鍛冶屋のないリヴェンデイルの町に、剣などの鍛造品を納めに行くとのことだ。
そんな道中の護衛を、オレ達 "ルミナス・トリニティー"が請け負う事になったんだ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
"ルミナス・トリニティー"の初仕事は、
街の武器鍛冶屋の護衛という事になりましたね。
朝が苦手なレオンも、この日ばかりは気合十分。
そして、護衛先のリヴェンデイルの町までの道中で
トラブルの発生は必至?
そんな次回以降、どの様な波乱が巻き起こっていくのか?
今後の展開にも、是非ご期待ください。
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それでは、次回の更新まで、今しばらくお待ちください。




