戦況が一変!精霊たちの活躍で敵秘密兵器が壊滅!?
【毎日 夜21時10分投稿!】
蒼河遥です。
本作に目を留めていただき、本当にありがとうございます!
中央諸国の小国カイパー公国に侵攻してくる、同じ中央諸国のヴォストーク連邦軍。
彼らは魔道砲という秘密兵器を前面に押し立てて、カイパー公国を圧倒し、
カイパー軍に加勢しているレオンの召喚獣も倒してしまうほど。
そんな敵秘密兵器に対して、どうやらレオンは打開策を考え出したようです。
その効果は果たして・・・
本作は処女作ということで、まだまだ試行錯誤の最中ではありますが、
皆様、是非、この物語をお楽しみください!
【視点変更】 ボグダン軍団長 (ヴォストーク連邦軍 軍団長 39歳 男性)
「ゾーヤよ、どうした?
なぜ、もっと繰り返し魔道砲を撃てないのか?」
「はい、ボグダン軍団長、魔道砲の連射は、魔道士達のMP量に問題が出ます。
現在、ハイ・エーテルを飲んでMPを回復していますので、少しお時間を・・・」
「フン、であれば、まあ仕方ないのか。
では、MPが回復出来次第、すぐに魔道砲の攻撃を再開するのだぞ?」
「わかりました」
にしても、国境の壁の前に突如出来た土の壁。
何とも忌々しい・・・
魔道士団の連中の話では、あれは土魔法の一種とか。
あんな弱小国にも、少しは使える魔道士がいるようだな。
しかも、敵のS級召喚獣が出てきやがった。
奴らの姿を見たときは、少々焦ったが、こちらのバリアは完璧だ。
更に、魔道砲によって、敵のS級も1体倒れていったんだ。
このバリアのお陰で、敵も手の打ちようが無いのだ。
勝てる・・・
勝てるぞ、この戦!
「報告!右前方、炎の魔道砲付近に、突如、人型の魔物が2体現れました!」
「なにぃっ!? バリアの中にか?」
「はい、炎の魔道砲の真ん前に現われ、そして・・・」
「続いて報告!炎の魔道砲が敵2体の人型によって損壊!
更に2体の人型は、隣の水の魔道砲に向かっています!」
「なぜバリアの中に魔物が入って来れる!?ゾーヤ」
「はい、もしかしたら・・・その人型は、魔物とは違う系統の生命体かもしれません」
「ぬぐぐ・・・
ゾーヤ!では、その人型を攻撃せよっ!
もう魔道士のMPは回復しているだろう?」
「軍団長、それは出来ません!
魔道砲によって近くの敵を攻撃すれば、味方を巻き添えにする恐れが・・・」
「バカ者!敵を倒さねば、どの道、魔道砲や付近の兵は、全部殺られてしまうのだぞ!?
であれば、敵を攻撃せぬ理由は無かろう!?」
「ですが・・・」
「いいから殺れっ!」
「…承知しました」
【視点変更】 ゾーヤ (ヴォストーク連邦軍 魔道士団長 26歳 女性)
「雷の魔道砲隊、急いで配置に付け! あの人型の魔物を撃つぞ」
「ゾッ、ゾーヤ団長、本気ですかっ!?
あんな近くに魔道砲を撃ったら、味方を巻き添えにしますよ!?」
「分かっておる。だがこれは、ボグダン殿からの命令なのだ!」
「しかし・・・」
「敵人型、こちらに来ますっ!」
「なにぃっ、あれか!? 魔道砲隊、急いで構えろ!」
「はいっ!あぁっ、敵人型が先に・・・・うわぁっ!」
「バカな!」
2体の人型の内の1体が、遠隔攻撃を仕掛けて来る。
こちらの魔道砲隊が雷魔法を放つ前に、弓のようなものを放ってきて、
次の瞬間、雷の魔道砲に取り付けられた魔石に命中・・・
雷の魔石が破壊され、この砲台は完全に無力化されてしまった。
そして・・・
2体の人型は、次の風の魔道砲へ向かって走っていってしまう。
恐らくこれで、魔道砲と魔道砲隊は、終焉を迎える事になるのだろう。
ただ・・・
味方で同士討ちするより、この方が良かったのかもしれない。
【視点変更】 レオン・ウォーカー (主人公)
「ナイト、アーチャー、2人とも、お疲れ様!」
「主殿、まあ何とも楽な仕事でしたぞ」
「あぁ、私達が敵陣に現れたときの敵兵達の顔ったら・・・」
オレはグリフォンで敵陣の状況を監視しながら、
ナイトとアーチャーが8つの砲台を破壊し終えたことを確認した時点で、
彼ら2人の召喚を解除。
その上で、改めてこの場で2人を召喚し直したんだ。
「レオン、良くやってくれた!敵の遠隔攻撃も、これで一先ず収まったようだな」
「はい、これでもう敵は、あの魔法光線による攻撃が出来ないハズです」
「じゃあ親父、またオレが召喚獣で、敵を引っ掻き回してやるぜ?」
「分かったジル、頼んだぞ!」
「召喚【サイクロプス】x3!」
ということでジルは、サイクロプス3体を召喚して、
敵陣に突っ込ませていく。
最大MPが1200のジルは、A級のサイクロプスを3体呼び出すだけで、
半分のMPが持っていかれてしまう。
更に維持したり、スキルを使ったりするのにもMPが消費されるんだ。
彼の今後の課題は、効率よくMPの最大値を上げて行く事になるだろう。
で、そんな彼は今、ハイ・エーテルをガブガブ飲みながら、MP不足を補っていたんだ。
「やべぇ、トイレ行きてぇ~!」
って叫びながらね。
因みに、先日出来上がったカイパー公国の魔道士団だけど、
残念ながら、魔道士・召喚士共に、現時点でのレベルでは実戦に耐えられないため、
今回の戦いでは出番がなかった。
召喚魔法適性が[A]のアルバロさんでも、まだレベルは15ほど。
召喚契約出来ている魔物も、E級のフォレスト・ウルフが最高だったんだよね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
精霊系の召喚獣を上手く使って、レオンは敵秘密兵器を見事に破壊していったようですね。
流石です。
そうなると、敵ヴォストーク軍は、次にどのような対応を取って来るのでしょうか?
そんな次回以降、どの様な波乱が巻き起こっていくのか?
今後の展開にも、是非ご期待ください。
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それでは、次回の更新まで、今しばらくお待ちください。




