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領都グリムガルド陥落・・・そしてオレは、アウレリアさんに叱られちゃう!?

【毎日2回投稿 朝7時と夜21時10分!】


蒼河遥(あおかわ はるか)です。

本作に目を留めていただき、本当にありがとうございます!


アンデッドや飛行系召喚獣を駆使するヴォルガルド軍は、

あっと言う間に領都グリムガルドを陥落させていきます。

そんな中レオンは、逃げ惑う街の住民たちを街の外へ避難させ、

放置された住民の遺体も回収して行きます。

そして通信機を使ってアウレリアさんに報告するのですが・・・


本作は処女作ということで、まだまだ試行錯誤の最中ではありますが、

皆様、是非、この物語をお楽しみください!

【視点変更】 アウレリア・シルヴェイン子爵 (領主様 32歳女性)



「アウレリアさん、今、グリムガルドが陥落しました・・・」


戦闘が開始されて、3時間ほど経過してからだろうか・・・

レオンから通信機で、そんな状況が伝えられて来たのは・・・



「そうか・・・分かった。

レオン、お前がそこに居続けては危険なので、

一旦、アイゼンの街に戻って来てくれ。

グリムガルドの状況は、私のほうから辺境伯に報告しておく」


「あ、ええと、オレ今、グリムガルド住民の皆さんと、

西のラステル市に向かっている所なんです。」


「えっ!レオン、お前は今、一体、どういう状況なんだ?」

「ええと、ごめんなさい。実は・・・」


レオンは、事の次第を、正直に話してくれた。

流石に今更、嘘を言っても仕方がないと思ったのだろう。


「全く・・・

あれほど、街には立ち入るなと言っておいたのに」


そうは言いながらも、彼の気持ちは分かる。

目の前で逃げ惑う住民を、見捨てる事は出来なかったのだろう。

心優しい彼の事だ。


ただ・・・

それでも私は一言、そう言わない訳にはいかなかったんだ。


「ごめんなさい・・・」


彼は素直に謝罪してくる。

まあ、そのことを、今更しつこく責めるつもりはない。


「わかった。何れにしても、これからグリム辺境伯に話をしてくるので、

通話はいつでも出来るようにしておいてくれ」


「わかりました」


そう言って私は、グリム辺境伯の部屋へ向かったのだった。






「グリム辺境伯、今、領都グリムガルドが落ちたとの連絡が入りました」

「なっ・・・バカな・・・」


私は、そのまま辺境伯の部屋へ赴き、

レオンから通信機で受けた報告を元に情報を伝えていく。


そして、私の言葉を聞いた辺境伯は、苦渋に満ちた表情で机を叩いたのだ。


「なぜ・・・なぜ、シルヴェイン子爵が、そんな情報を知っている!?

情報が早すぎるではないか!」


まあ、これは当然の疑問だろう。

その質問には、キチンと答えなければならない。


「私の領内では、最近、通信機というものを開発し、

遠方の人間同士が即座に会話できる機器を活用出来るように進めています。

今回は、その通信機を使用しました」


「遠距離同士で会話が出来るだと!?

なぜ!どうやって、そんな事が可能なのだ!?」


その疑問も当然だと思うが、その仕組みは私も分からないし、

彼にレオンが辺境伯に説明したとしても、伯は理解できないだろう。


「私の領内に、そういった開発が得意なものがおります。

細かい仕組みは、私も理解できていません。

ただ今回、その通信機を使って、私どもの冒険者と連絡を取り合っています。

そして、その冒険者が、先ほど、その情報を伝えてきました」


私の言葉に、辺境伯は無言になった。

流石に私が、そんな誰にも得にならないウソを言うとは思えないのだろう。


「では・・・その者とは、今も通信出来ると言うのか?」


「はい、彼は今、グリムガルドの住民と、西のラステル市に移動中ですが

通信は出来るはずです」


「なに?住民達と? では、彼らは無事なんだな?」


「私も、彼が何人ぐらいの住民と一緒なのかまでは確認できていません。

何れにしても、直接、通信機で話してみましょう」


「わかった、繋いでくれ!詳細が知りたい」


ということで、私は通信機を使って、再びレオンと再び連絡を取ってみた。

この時、ユリアン・フォン・エルフォード辺境伯も呼ばれて、

3人でレオンと話すことになったのだ。


「レオン、すまないな、グリム辺境伯が、詳しい状況を知りたいそうなんだ」


「アウレリアさん、大丈夫ですよ。

グリム辺境伯様、初めまして、レオン・ウォーカーと申します」


「あぁ、レオンとやら、移動中に申し訳ないな。

というか、シルヴェイン子爵、彼はまだかなり若いように感じるのだが?」


「レオンは今14歳です」

「はっ?・・・・」


「レオン・ウォーカーは、あの英雄デューク・ウォーカーのお孫さんで、

召喚士としての能力に、非常に長けています。

そして、この通信機を開発したのも彼でして・・・・」


「あの英雄のお孫さん・・・?

しかも、この通信機を作っただと・・・」


「なるほど、これは興味深いですね。

是非一度、直接会って、ご挨拶しておきたいものですね。」


「エルフォード辺境伯、今度、彼と共に、伯の元へご挨拶に伺うようにしますよ」

「ありがとう、シルヴェイン子爵」

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


通信機を使ってアウレリアさんにグリムガルド陥落を伝えるレオン。

ただ、街に入ってはダメと言われていた中、その約束を破ってしまい

ちょっとだけアウレリアさんに叱られてしまいましたね。

ただ彼女も何となく事情を察して、一言だけに留めたようですね。


そんな次回以降、どの様な波乱が巻き起こっていくのか?

今後の展開にも、是非ご期待ください。


もし「続きを読んでみたい」と感じていただけましたら、

画面下にある【ブックマークに追加】や、評価の【☆☆☆☆☆】をいただけますと、

執筆の大きな励みになりますので、是非、よろしくお願いします!

それでは、次回の更新まで、今しばらくお待ちください。

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