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領都グリムガルドの住民を救え!オレやっぱり戦争に介入します!

【毎日2回投稿 朝7時と夜21時10分!】


蒼河遥(あおかわ はるか)です。

本作に目を留めていただき、本当にありがとうございます!


ノース・ゲート砦を墜したヴォルガルド軍は、

進路を西に取り、グリム辺境伯領の領都グリムガルドに侵攻します。

僅か5000の兵で2万数千の敵軍を迎え撃つグリムガルドの防衛隊。

ですが、ヴォルガルド軍の巧妙な戦術により、

あっと言う間に街は陥落寸前となってしまうのでした。


本作は処女作ということで、まだまだ試行錯誤の最中ではありますが、

皆様、是非、この物語をお楽しみください!

【視点変更】 レオン・ウォーカー (主人公)


「ねえ、ナイト、あれって・・・」

「どうやら、街の住民のようですな、主よ」


オレはナイトと共に、ヴァジュラ・イーグルに乗って、この戦を見守っていた。

東側から攻めて来る敵のイーグル隊に見つからないように、

街の北西側の上空に居たんだけど、

グリムガルドの街の北西の大きな建物から、人が逃げ出してくる姿が見えたんだ。


そんな彼らに襲い掛かろうとする敵のアンデッドや召喚獣達。

建物から出て、街中を逃げ惑う人達・・・


もしかしたら、あの大きな建物は住民の避難所となっていて、

そこへ、敵のアンデッドや召喚獣が入り込んだのかもしれない。

そうなると、街の住民は・・・・



「オレ、みんなから戦闘に関わるなって言われてるんだけど・・・」

「助けに行きますか?主殿」


「うん・・・住人達を見捨てる訳には行かないよ」

「じゃあ、行きましょうぞ!」


「まずは街の人達を、北西の門から、街の外へ逃がすようにしよう!」

「分かりました、主殿」



オレはヴァジュラ・イーグルに指示して、街の北西部へ着陸することにした。

危険が伴うのは分かっているけど、

何の罪もない住民を見殺しにする訳に行かなかったんだ。


「召喚【アーチャー】!召喚【キャスター】!召喚【ヒーラー】!

アーチャー、キャスターは敵のアンデッドと召喚獣を倒して!

ヒーラーはエリア・ハイヒールで、皆のケガを治しながら、アンデッドを弱体化させて!」


了解(しました)!」


「ナイトはオレと一緒に、建物の中に来て!」

「了解です、主!」


オレは、周囲で襲われている住民を助けながら、北西の門から街を出るように指示。

そして、大きな建物の中に入って行った。


すると・・・


「キャーッ!」

「く、来るなぁーっ、バケモノッ!」

「誰か、助けてぇ!!」


建物の中は大ホールになっていて、かなりの住民たちが避難しているみたいだった。

そこへ、5体のアンデッドと、4体の召喚獣が入り込み・・・

避難民たちは逃げ惑い、大パニックに陥っていた。



「皆さん!ここは危険です! この扉から外に出て、

北西の門に向かってください!街はもう直ぐ陥落します!」


オレは大声で叫び、みんなを誘導していく。

その間、ナイト精霊はアンデッドと召喚獣を倒しに、

ホールの中央へ向かって行ったんだ。


「ここは危険です!! ホールから外に出て、

北西の門に向かってください!街はもう直ぐ陥落しますっ!」


繰り返し叫び、避難民を外に誘導しながら、

オレはホールの中央へ移動し・・・


「エリア・ハイヒール!!」


住民たちに、かなりのケガ人が出ているように見えたので、回復魔法を唱えて行ったんだ。

アンデッドにとっては弱体化にも繋がる、一石二鳥のこの魔法。


オレはこれを繰り返しながら、近くにいる敵のアンデッドと召喚獣を

剣で倒して行った。


「これで、ホールの中の敵は全部倒せたみたい。

ナイト、悪いけど、外に出て、アーチャーやキャスターのサポートをお願い!」


「承知しましたぞ、主!」


オレとナイトが敵をせん滅したことにより、

何とかホール内の人々は平静さを取り戻したようだ。

すると・・・


「敵をせん滅してくれて感謝する!

私はグリムガルド市の市長を務めるヘイワードという者だ。

今、街の状況がどうなっているか、君、教えてくれるか?」


40代半ばくらいの文官っぽい感じの人が話しかけてきたんだ。

市長のヘイワードさんという方らしい。


「あ、はい、オレは深緑都市グリーン・ウッドのA級冒険者 レオン・ウォーカーと言います。

先ほど、街の東門は破られ、この街が敵の手に落ちるのは時間の問題です。

そうなれば、街の方々は、どの様な扱いを受けるか分かりません。

今のうちに、街から逃げ出すのが賢明だと思います」


「その若さでA級冒険者なのか。すごいな。

というか、グリーン・ウッドのウォーカーと言うと、あの英雄の・・・?」


「じいちゃんはデューク・ウォーカーと言います。」


「やはり、そうだったか・・・

あ、いや、何れにしても、街の陥落まで時間がなさそうだな・・・急がねば。

では、我々は北西の門から街を出て、西のラステル市に避難するとしよう。

レオン、申し訳ないのだが、それまでの間、

敵から我々住民を守って貰えないだろうか?」


「もちろんです、市長」

「感謝する!」


ということで、オレは再び外に出て、住民たちが街の外へ逃げるまで、

襲ってくる敵を食い止めていくことになった。




「みんな、大丈夫!?」

「ああ、レオン殿、こんな弱い相手は、私の敵じゃないですよ!」


オレが大ホールの外に出ると、4精霊達が、次々と襲ってくる

アンデッドや召喚獣達をなぎ倒している最中だった。


アーチャーは笑いながら敵を射抜き、

オレの方を振り向きながら、そんな事を言う。


「レオン様、アンデッド達は私の光魔法で消し去っていますから

ここはお任せください」


ヒーラーも笑顔で楽しそうに応えて来る。

一見、物静かな感じのヒーラーだけど、実は意外と戦闘好きなのか?


そして、少し離れた前方のほうでは、ナイトが敵を食い止め、

キャスターが範囲魔法で敵を吹っ飛ばしている。


少し様子を見ていると、明らかに4精霊が敵を圧倒しているようなので、

この場は、彼らに任せて問題なさそうだ。

オレは、そう判断した。


「じゃあ、オレは住民の人達を誘導してくるので、

みんな、この場は任せたよ!」


『お任せあれ!』


ということで、オレは市長さんと連携して、北西の門の外に、

逃げ惑う住民を誘導していくことにしたんだ。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


ヴォルガルド軍の侵攻に陥落寸前の領都グリムガルド。

そんな中、レオンは街の北西で、魔物に追われて逃げ惑う住民たちを発見。

周囲に戦争介入を止められている中、彼らの助けに入っていきます。

果たしてレオンは、住民たちを無事救うことができるのでしょうか?


そんな次回以降、どの様な波乱が巻き起こっていくのか?

今後の展開にも、是非ご期待ください。


もし「続きを読んでみたい」と感じていただけましたら、

画面下にある【ブックマークに追加】や、評価の【☆☆☆☆☆】をいただけますと、

執筆の大きな励みになりますので、是非、よろしくお願いします!

それでは、次回の更新まで、今しばらくお待ちください。

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