平穏な日々!?ノエル・セーラと一緒に新ダンジョンを散策しよう!
蒼河遥です。
本作に目を留めていただき、本当にありがとうございます!
レオンは騎士団の強化や、領主のアウレリアさんの街の視察の案内など
忙しい日々を過ごしてきましたが、そのバタバタも終わり、
今回はのんびりと、ルミナス・トリニティのメンバーで
新ダンジョンの散策を行う事になりました。
本作は処女作ということで、まだまだ試行錯誤の最中ではありますが、
皆様、是非、この物語をお楽しみください!
そういえば、その後、B級冒険者パーティー "ルミナス・トリニティー"は
領内の各地を回って、A級~C級の依頼をこなしたり、
時には新ダンジョン「深緑の迷宮」の探索を進めたりしていた。
「深緑の迷宮」では、地下31階層までは順調に進んでいたんだけど、
そこからはA級モンスターも時々出現するので、少々手間取ったりもしている。
もちろん、オレが力づくで解決して、下層に進むことも出来たんだけど、
それでは、ノエル・セーラのために良くないと思ったので、
彼ら本位で階層を進める事にしていたんだ。
「やったぁ~、やっと広々としたフロアに到着だ~!」
地下33階層まで辿り着き、その美しいフロアを一望しながら、
ノエルが喜びの声を上げる。
「そうよね、31階層と32階層は、相変わらずの迷路と洞窟で、
私もう、うんざりしていたのよね~」
このダンジョンだけど、地下21階層までは、10フロア毎で1つのブロック、
それ以降は5フロア毎で1つのブロックとなっていて、
そのブロックの最終フロアには、必ずボスが居る。
一方、各ブロックの最初のフロアは迷路、2番目のフロアは洞窟となっている。
ただ、地下41階層からは、ちょっと事情が違ってくるんだけどね。
そんな中、今オレ達の目の前に広がる地下33階層は、
朝もやの掛かる森のフロアとなっていて、
父さんは「朝霧の森」というフロア名を付けていた。
ウチの父さん、こういうネーミングを付けるのが好きらしいんだよね。
まだ日が昇り切っていない、朝6時台のイメージのある森。
そこまで明るくない中、森林に靄がかかる様子は、
幻想的な景色をもたらし、探索する冒険者を魅了するフロアだった。
といっても、このフロアまで到達できている冒険者は、全体のほんの一握り。
今のところ、全部で10パーティーにも満たないらしいんだ。
「あれってゴート(羊)だよね!」
そう言ってノエルは、木々が途絶えて草むらが広がったエリアにいるゴートを見つけ、
彼らの方へ走って行った。
ゴートは怒らせると、それなりに怖いけど、こちらから攻撃を仕掛けない限り、
向こうも攻撃はしてこないんだ。
オレがフロアを索敵した限り、この階段前のエリアに、
ゴート以外の魔物は居なかったので、
やれやれ・・といった感じでノエルを見送った。
「ねえレオン、このフロアに、強力な魔物っている?」
「う~ん、そうだなぁ・・・奥の方にA級の魔物が少し居るね。」
「どんな奴?」
「ウルフの強い奴と、あとトレントの強い奴かな?」
「ふ~ん、後でぶん殴りにいきましょう!」
「わかったよ」
地下31階層、32階層で、A級モンスターに苦戦していたセーラとノエルだったけど、
ようやく、そのクラスの相手も慣れてきたみたい。
元々、実力のある2人なので、少しずつ自信を付けているようだ。
「にいちゃん、このフロアのゴートって、すっごいデッカイんだね!」
やや迷惑そうな顔をしているゴートの周囲を、クルクル回りながら、
ノエルが楽しそうに遊んでいる。
このフロアのゴートはD級レベルのようで、ゴートとしては、体はかなり大きい。
体長2メートル以上はありそうなんだ。
そして、オレ達は、のんびりとフロアの奥へ向かって歩いて行く。
流石に地下33階層になると、強い魔物が多くなり、B級モンスターも結構いるんだ。
「ねえ、兄ちゃん、あの空を飛んでる魔物って何?」
「あぁ、あれは多分、グリフォンの仲間じゃないかな?」
前に、このフロアを通ったときは、行方不明となった、父さん、母さんを探すため、
フロア攻略はせず、大急ぎで通過して行った。
なので、あの飛行生物を見かけたときに、
タンポポの人達からチラッと教えて貰った程度だったんだ。
「ねえ、あれも召喚獣にできないの?
大きさが手ごろで、かなりスピードもありそうよ?」
遠くから見ているだけなので、正確なサイズは分からないけど、
あのグリフォンは体長が5メートルくらい?
広げている翼の長さは、結構長そうだけどね。
「飛んでいるのは難しそうだよね。地上で休んでいる個体が居ればいいんだけど」
「探してみようよ!」
「そうしましょう」
ということで、なぜかノエルとセーラ主導で、グリフォン召喚獣化作戦が始まってしまう。
「ほら、索敵、索敵!」
セーラに急かされて、索敵を開始していくオレ。
「あっちの方に、地上で休憩している個体が居るっぽい。」
「じゃあ、いきましょう!」
ということで、オレはフォレスト・ウルフ3体を出して、3人でそちらへ向かったんだ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
新ダンジョンを散策していると、何故かノエルとセーラ主導で
グリフォン召喚獣化が始まってしまったようですね。
レオンは上手くグリフォンと召喚契約が結べるのでしょうか?
そんな次回以降、どの様な波乱が巻き起こっていくのか?
今後の展開にも、是非ご期待ください。
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それでは、次回の更新まで、今しばらくお待ちください。




