悪党の捕縛完了!そして初めての領都シルヴァへ!
蒼河遥です。
本作に目を留めていただき、本当にありがとうございます!
レオン、ノエル、セーラの3人は、レオンのワイバーンに乗って
通りかかった村へ立ち寄りますが、
その村はとある宗教の司祭一派に乗っ取られていました。
村の若者に協力して、その悪党退治に乗り出す3人。
最後のボス(司祭)にはやや苦戦しますが、
何とか全員の捕縛が完了したのでした。
本作は処女作ということで、まだまだ試行錯誤の最中ではありますが、
皆様、是非、この物語をお楽しみください!
村の出入り口前の広場に並べられる、手足を縛られた5人の司祭一味。
周囲には50人程の村人が集まって、彼らに憎しみの目を向けている。
「コイツら、みんなでなぶり殺しにしてやれ!」
「簡単に殺すな!苦しむ様にやっていくんだ!」
「そうだそうだ!まず、目を潰して、次は手足の指だ!」
「全員、牛裂きにしろ!」
うわっ・・・なんて残酷な・・・
とは言え、村の皆さんの怒り具合が、この件だけでも、良く分かったんだ。
けど・・・
「みなさん、すみませ~ん!
冒険者パーティー "ルミナス・トリニティー"のリーダー・レオンです!
今回、カレブさん兄弟の依頼を受けて、オレ達が、この5人を退治させていただきました。
一応盗賊は、この国の法で "即刻死罪"で問題無いのですが、
どうやら、彼らは宗教絡みの者達のようです。
なので、彼らの処分は、一旦リヴェンデイルの町のギルド長と相談の上、
最終的には、領都シルヴァに移送して、そちらの判断を仰ぐ事になると思います。
皆さんのお怒りは凄く分かるのですが、何卒、ご理解下さい!」
オレが村の皆さんにそう告げると、村人達は、とても残念そうな顔をしながら、
それでも最終的には、オレ達に彼らを預けてくれることになった。
もちろん、その仲介役としてカレブさん兄弟が、一肌脱いでくれたんだけどね。
「レオン、セーラ、ノエル、世話になったな!」
「とにかく、無事、問題が片付いて良かったよ」
「ホントに依頼料とか大丈夫なのか?」
「大丈夫!今は村が大変だと思うから、まず、その建て直しに使ってよ!」
「わかった、ありがとう!」
司祭一味が村人から巻き上げた金品の殆どは、
彼がねぐらとしていた村長さん宅に置かれていたので、
この村が、今後の建て直しで、そこまで困窮することはないはず。
そこは一安心だ。
まあ、失われた人の命は、もう戻らないけどね・・・
ということで、オレ達は村を後にし、リヴェンデイルの町へ向かった。
「私、砂利道を歩くのヤダ!召喚獣出してよぉ~!」
セーラがワガママ言うので、仕方なく、村から少し離れたところで、
ミスト・ワイバーンを出して、移動することにした。
司祭一味は、そのワイバーンの姿に驚き、そして完全に観念して、
そのワイバーンに乗り込んで行った。
最初は、かなりワイバーンを怖がっていたけどね。
「なるほど、レオン、お手柄だったな。
この不届き者たちは、リヴェンデイルの町をも手中にしようとしていたのか」
そう言って、リヴェンデイルのギルド長ヒルダさんによる、尋問が始まって行った。
すると、この5人は "神聖ルシア真理教"という教団に所属する者達
だということが分かっていく。
その名前を聞いた時、ギルド長の表情は少し強張った。
オレとノエルも、じいちゃんから、その名前を聞いたことが有るんだよね。
率直に言って、良い印象を持つことが出来ない教団。
ただ、その教団は、昔、壊滅状態に陥ったと聞いてたんだけどなぁ。
「レオン、ここまでワイバーンを使って飛んできたという事だが・・・」
「はい、村から彼らも大人しく乗っていましたよ」
「申し訳ないのだが、この5人を領都へ移送するのに、
そのワイバーンを使わせて貰えないか?」
ということで、オレ達は、そのまま領都シルヴァに向かう事になった。
ワイバーン2体を出して、1体には"ルミナス・トリニティー"の3人が、
もう1体にはギルド長のヒルダさんと5人の教団員達が乗り込む。
なお、リヴェンデイルの町から領都シルヴァは約35キロメートルほど。
時速100キロメートルのワイバーンで20分くらいかな?
「へぇ~、あれがシルヴァの街なんだ~
おっきいなぁ~!」
「でしょ!あれが私が生まれ育った町なのよ!
見て!あの中央の大きな屋敷がアウレリア様の邸宅なのよ!」
「デカイ。。。アウレリアさん、あんなところに住んでるんだぁ」
オレはセーラが指さす、中央の城みたいな邸宅に度肝を抜かれてしまう。
シルヴァの街は、アウレリア邸を中心に道路が放射状に延びていて、
同心円上に外周の道が作られていた。
街の外壁も円形になっていて、その壁の高さは10メートルくらい有りそう。
一旦オレ達は、2体のワイバーンを街の外に着陸させて、
まずヒルダさんが、領都の冒険者ギルドへ報告するために走って行った。
その間、この司祭一味の監視はオレ達が行う事に。
にしても、門番の兵士からの視線が痛い。。
オレ達が着地する時なんか、彼らは攻撃してきそうな雰囲気すらあったんだ。
まあ、それはそうだろうけどね。
ギルド長が、即座に話しに行って、何とか話が纏まった感じだったんだけど。
そして15分ほど経過して・・・
「あっ、ヒルダさん、戻って来たわ!
結構な数の人を連れてきているわね」
そう、恐らくヒルダさんは、領都の冒険者ギルドに応援を要請したんだろう。
縛られて、大人しくしているとはいえ、一応B級レベル以下の悪人だ。
隙を見せたら、何をしでかすか分からない連中なんだ。
そして、駆け付けた応援の人達が、教団員たちを連行していく。
教団員は、すっかり観念してしまったみたいで、大人しく従っていったみたい。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
悪党一派を捕縛して、リヴェンデイルの町のギルド長と共に
初めて領都シルヴァへ飛び立ったレオン。
そして、到着した街では、結構な数のギルド員が
悪党を連行するためにやって来たようです。
そんな次回以降、どの様な波乱が巻き起こっていくのか?
今後の展開にも、是非ご期待ください。
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それでは、次回の更新まで、今しばらくお待ちください。




