プロローグ
初めての投稿です。不定期投稿ですがなるべく更新していきたいと思ってます。
「みんなで海を見よう。」
「そうだな、そうしよう。世界を見てまわるんだ。」
「それなら、今のうちから剣や言葉を覚えなきゃね。絶対使うわよ。」
「それは面倒くさいよ。真面目に勉強しなきゃダメじゃん。」
「じゃあ、ロイネは行かなければいいよ。ジャスミンと一緒に行くから。」
「おいおい、そりゃ酷いぜゼフィル」
ここはハルモベア連合国の一つ、ベルズ騎士爵領のルーガル村。ここでゼフィル・ベルズとジャスミン、ロイネ・ルーガルが話していた。みんなもうすぐ10歳になる。ゼフィルはこの騎士爵の領主ゲイルの息子である。幼馴染みの3人はよく村の近くの川辺よくで遊んでいる。ゼフィルはあと2年したら貴族学校に入れられ6年間過ごすことになり、ロイネも平民の学校に行くことになっている。ジャスミンはもまた頭がよいので平民の学校に行くことになった。
ゼフィルは立ち上がり、
「あと8年後みんなで海を見るんだ。だからそれまでに剣を習い旅の準備をしよう。」
ロイもまた、
「俺も今から鍛えて8年後には、誰よりも強くなるんだ。」
「それとしっかりと勉強もしなきゃね。二人ともすぐに剣に走るんだから。」
「俺はロイネとは違って勉強もしっかりしてるさ。」
「まじで!ゼフィルは俺と同類だと思ったのに。ずるいぞ。いずれ決闘する約束してたのに。」
「決闘?」
「(ロイネ何言ってるんだよ。そのことは言わない約束だろ)なんでもないよジャスミン。」
「(すまんゼフィル)そうそうなんでもないぞジャスミン。」
ジャスミンは首を傾けて
「それならいいんだけど二人とも危ないことしないでよね。」
二人は笑いながら頷いた。そう二人はジャスミンが好きで18歳になった時決闘で勝ったほうが告白するという約束をしていた。ジャスミンは母と同じ真紅の髪を持ち黒色の目を持ち、村の大人たちも「ジャスミンは将来美人になること間違いない」というほどの少女だ。ジャスミンの両親もびっくりするほどだったのだ。
ロイネ茶髪で少し筋肉質で10歳にしては身長が160センチもあり大きい。
ゼフィルはここらでは珍しい黒色の髪を持ち身長約140センチだ。
そうこれが後に覇王と呼ばれるようになる少年の始まりだった。




