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異世界の花嫁  作者: 霜月卯月
第Ⅱ章
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夕食も食べ終わり、ルイアに手伝われながらお風呂も入り終わり、ベッドに座って色んな考えごとをしていた。



こらからの自分がどうしたいのかと考えこんでいるとルイアの声が聞こえた。




「シェイナ様 この上着どうなさったのですか?」




「あっ!それは・・・今日中庭にいた時、ティアスがかけてくれたの・・・・」




「まぁ。殿下が・・」




「うん・・」




「では、こちらは私が返しときますね」




「えっ!?いや・・それは・・・・」




「?」




「ねぇ ルイア・・」




「はい?」




「今からそれティアスに返しにいってもいいかなぁ・・」




「今からですか!?」




「うん・・。ダメ・・かなぁ?」




「ダメってことはないんですか・・。夜に男性の部屋に行くというのはあまりよろしい行為ではないと思うんですが・・」





「そっかぁ・・」




あきらかに落胆した声をだすシェイナにルイアもとまどってしまう。



婚姻関係にない男女が夜に会うのは肉体関係を想像させてしまい、そのことがばれてシェイナが蔑まれた目をむけられないかとルイアは危惧しているのだ。





「・・わかりました。殿下のもとにお伺っててもよろしいですが、私も殿下の部屋までついていきますよ。それに決して泊まるなどないようにしてくださいね。殿下がお呼びになってのお泊りなら、体制はいいんですが、女性からの来訪での泊りは、卑しい女とされてしまうのでお気をつけください」




「そ、そんな泊るだなんて・・・。私はただ上着を返すだけだし・・」




「万が一の為ですよ。こんな遅くだと殿下がどのような行動を起こすか、私にも想像がつかないので」




にっこりと含み笑いをされ、寒くないようにピンクのショールを夜着にかけ、どうぞと言うようにドアを開けた。












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