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「お前は?」
「えっ」
「今日は何しに?」
「今日は・・いや・あの・・ここが気にいったので・・・・」
「そうか」
気にいったという言葉が嬉かったのか、顔をほころばせながら書類へと視線をもどした
そんなティアスの顔を見て心臓がドキッとはねた
「いつまでそこに立ってるつもりだ?」
どうしたらいいかわからなく立ちつくしていたシェイナにティアスがゆっくりと声をかけた
「・・や・あの・・その・・・」
「ここで良ければ空いてるが」
そう言いながら自分が横たわっているベンチの前を指さした
「あ・・はい」
そう返事をするとおずおずとティアスのそばに腰をおろした
自分のすぐ後ろにティアスがいると思うと緊張してうまくリラックスできず、無言になってしまっていた
中庭には相変わらず爽やかないい風が入ってくる
「風が気持ちいいな」
どうしたらいいかわからずうつむいていたシェイナにティアスからの声が聞こえた
「えっ!あっはい」
「どうした?そんなに驚いて」
「いえ。ちょっとボーっとしてたので・・・」
「そうか・・お前の世界もこんな感じなのか?」
「こんな感じとは?」
「この中庭のように自然がたくさんなのか?」
「そう・・ですね。自然は結構豊かでしたね。私はお花屋で働いていたのでまわりがお花だらけでしたね」




