18
「きゃあ!!」
「誰だ!何しにここへきた!!」
「いやぁ・・離して」
「シェ・・イ・ナ・・」
「離してください・・」
剣をつきつけられ泣きそうな声で言葉を発する
「悪かったな。いきなり」
「いえ。私の方こそすいませんでした」
剣を離してもらい中庭のベンチに2人で腰かけて座った
「お前1人か?ルイアはどうした?」
「ルイアは仕事があるみたいで、だから私1人でここで待ってるんです」
「ルイアに仕事・・。そんなものはないはずだが・・・。お前の世話以外に仕事は出してないはずなんだが」
「えっ・・でも・・・」
「まぁいい。それより体調のほうはいいのか?こんなに動きまくって大丈夫なのか?」
「あっはい。一応大丈夫です」
「一応?」
ジロッとにらまれる
「大丈夫です・・」
「ならいい。あまり無理はするな」
「・・・・・はい」
2人とも言葉を発さず中庭にはいい風だけがはいってくる
静寂に耐えられずシェイナがゆっくりと口を開いた
「あ・の・・」
「なんだ?」
「あの・・なんで中庭にいるんですか?」
「・・俺が中庭にいると不都合でも?」
「えっ!いや!そんなことは・・・・」
「ふっ。・・悪かった」
「えっ・・」
「お前が俺のことを嫌いだってことは気づいてるさ。悪かったな。嫌な男と2人っきりになんかなっちまって」
「そんな嫌いだなんて!!」
「違うのか?」
「・・嫌いではないです。ただ苦手なだけで・・・・・」
「ぷっ。あはははははは」
「なっ!なんでそんなに笑ってるんですか!!」
「だってお前、普通そんなこと言うか?本人にむかって。しかもこの国の王子にむかって」
「あっ!・・だ、だって」
「あははははは。お前は面白いな」
はじめてあった時の怖い印象とは異なり目の前で大きな声でわらっているティアスも見てシェイナの中でのティアスのイメージがかなり変わってしまった




