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「どこいくの ルイア?」
「おすすめと言われましても、思いつかなかったので、とりあえずシェイナ様の知り合いがおられる場所に行こうかとおもいまして、騎士団の塔の中にある鍛錬所へとご案内しょうかと・・・」
「鍛錬・・所?」
「はい。騎士達が練習試合や手合わせを行う場所のことです。あっ!見えてまいりましたよ。あれが騎士団の塔です」
「あれが・・。大きいねぇ」
「えぇ。やはり安全のため高い建物にしておく必要があったそうでこのような形に」
「そうなんだ。ちゃんと考えてるんだねぇ」
「もちろんでございますよ。あっ!ヒューズ様ですよ」
遠くの方から見覚えのある人懐っこい端正な顔の青年が歩いてくる。
「えっ。あっ こんにちわ」
「!?シェイナ嬢?なんでここに??」
いるはずのない人物が目の前にいて、思わず目を見張る。
「ティアス殿下から外出の許可が下りたのでわたくしが案内しました」
横から王宮内で顔見知りである美しき優秀な侍女に向かって礼をとる。
「これはこれはルイア嬢。お久ぶりですな。相変わらずお美しい」
「ヒューズ様も相変わらず口がお上手ですね」
「はは。そうか?
シェイナ嬢。元気になられて良かったです」
初めて会ったとき同様、軽口で挨拶を述べる。
「あ、ありがとうございます。あの・・いろいろありがとうございました」
ぺこっとヒューズにむけて頭を下げる。
「?何のお礼?」
「私を中庭で助けてくれたのはヒューズさんだとルイアから聞きました。だから遅くなったんですけどそのお礼をと思いまして・・」
「ははっ。中庭で助けたのは俺じゃないよ。ティアスだ。俺は隣にいただけ。だからお礼なら俺じゃなくてティアスに言ってやって」
「えっ 私を助けたのってティアス殿下なんですか?」
「ああ。そうだよ。中庭で君が倒れてて何があるかわかんないからと思って俺は止めたのにそれも無視して君のそばまでいって、息があるとわかるとそのままかかえだしたんだよ。あいつ」
ニヤニヤとその時の様子がよっぽどおかしかったのか笑いながらことのしだいを話した。
「そうだったんですか・・」




