↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
「王子を支持する者は右、私を支持する者は左へ」〜転生ヒロインの浅はかな自作自演を100倍返しのねつ造で完封した件〜  作者: 小鳥遊ゆう


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
3/8

3 王太子妃になったら

 

 ふふふ……これでわたしが正式にエドワードの婚約者……つまり未来の王太子妃決定ね! 王太子妃になったら絶対に叶えたい夢があるのよね!


 わたしはうっとりと、大嫌いなパサパサのパンと硬い肉だらけの異世界食生活に思いを馳せた。


 まずは何がなんでも『お米』!

 

 東方の交易ルートをフル活用させてジャポニカ米的なコシヒカリ系の米を探し出させるわ!


 白飯に醤油と卵を落とした卵かけごはんも食べたいし、王室のお抱え料理人に寿司を作らせるの。 酢飯の上に、魔法でキリッと冷やした新鮮な魚介を乗せてさぁ……ああっ、サーモンと炙りトロが恋しすぎる!!


 あと、カリッと揚げた豚カツを甘辛いタレと卵で閉じたカツ丼も食べたい!


 お味噌汁も絶対作らせる!


 王子妃になったら真っ先に食文化の改善に全力を注ぐんだから! 


  お金と国家権力があれば、異世界だって無敵のパラダイスよ!!


 わたしは心の中で未来への妄想を膨らませながら、ウルウルさせた瞳を取り巻きの令息たちに向けた。


「皆様ぁ……わたしのためにそんなに怒ってくださるなんて……なんて、お優しいの?」


 エレノアには悪いけど、これでわたしは王子と結婚して美食エンド確定! 


  勝ち組ヒロインの誕生でーす!


 会場を埋め尽くすモブ貴族たちも、みんなエレノアを蔑んだ目で見ている。エレノアの味方なんてほとんどいないんじゃない?


 隣でエドワード王子が、勝ち誇った顔でエレノアに告げた。

 

「元婚約者の情けで聞いてやる。

 ——エレノア、最後に何か言い残すことはあるか!」




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。