燃費が悪いゴミ能力はいらない
「本作品がついに10万字達成しました!!」
と書きたかったのですが
正直どの回で10万字になったのかわかりません。
わからないのでとりあえずこの回に書きました。
よかったら数えてみてください。
私は召喚師のアリナン。
レフは前回Fランクモンスターに負けたことがショックだったみたいで、あれ以来ずっと自分の部屋に閉じこもって出てこない。
もう2週間も部屋にこもってるの。
先週番外編だったからね。時系列ぐちゃぐちゃ。
おかげで宿代が足りなくて宿屋の女将さんに頭下げさせられた。
途方に暮れた私たちは何をすればいいかメイちゃんに占ってもらったら、レベル上げをするのが吉って出たから3人だけで戦ってレベルを上げた。
だから今の私たちはランクがどれくらいかわかんないけど結構強いと思う。
あとメイちゃんの占いのおかけでカジノで儲けた。
これってイカサマにならないよね?
「今日も出てこないんですか?」
「うん、まだ部屋に引きこもってる」
アマテラスだね。これはもう。
2週間隔離はちょっとネタにしづらいけど。
みたいな話を部屋の前でしてたら普通にドアが開いてレフが出てきて
「なんだよ……。朝から騒がしいな」だって。
「レフ!なんでずっと部屋から出てこないの!」
「心配したんですよ!」
「もう死んでると思ったよ」
なんて口々に言ったけど、
「ん……。別に大したことじゃないだろ」とか言ってなんかピントがズレてる。写真ブレブレ。
変なの。と思ってたら
レフが急に私の方を指差して、
「それよりアリナン!お前はパーティから追放だ!」って言うもんだからさすがにビックリしたよ。
目が血走ってる。こわいこわい。
意味がわかんなくて、「私が追放?どういうこと?」って聞いたら
セイレーンちゃんもメイちゃんも
「そんなこともわからないんですか?さすが無能ですね」
「アリナンはいっつも足手まといだったもんね。ボクの占いでもアリナンを追放すべきって出てるよ」
えーー。ないない。
私たちさっきまで楽しくトークしてたよね。
ドッキリでしょこれ。
って思ったけどこれは多分本気だな。
なんとなく避けられてる感はあったんだよね。
この前メイちゃんとセイレーンちゃんで2人で買い物行ってたことあったし。
私なんかやっちゃいました〜?
「召喚魔法は魔力を大量に消費する。現にアリナンが1番魔力回復薬の消費量が多い」
「そのせいで私がアイテムの錬成が大変になって迷惑してるんですよね」
「それだけたくさんの魔力を消費するくせにアリナンの召喚魔法は大して強くない」
「ボクのタロットカードの切れ味より弱いもんね」
って順番に悪口言ってくる。
正直言い返せない。図星キラキラ。
で、とどめはこれ。
「アリナンさんって本当はAカップなんですよね」
「ボクの占いでもAカップって出てるよ」
この前ミルソンにバラされたやつ。
恨むよほんとに。
「じゃあセイレーンちゃんもおでこ広いの長い髪で隠してるしメイちゃんも身長低いのごまかしてるじゃん!」って言い返したけど、2人とも何のこと?って顔。
そういうのズルい。
なんかいろいろ恥ずかしくて勢いで部屋を飛び出た。
そのときドアの前で待ってる黒い甲冑の人を見かけた。
私の後釜なんだって。暗黒剣士の。
正気?私は暗黒に負けたの?
来月追放されても知らないからね?
その日は別の宿屋に泊まった。
さみしいから妖精シルフキャットを召喚して
「ニャンちゃん。私追放されちゃった〜」って泣きついたら「アリナン様を追放するなんて見る目のない人たちニャ!ぷんぷん!」って自分のことみたいに怒ってくれたからやっぱ好きだよニャンちゃん。




