リザルト スライムキング戦
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いつもご愛読ありがとうございます!
(かっ、勝った……。危なかった〜。……ふう、少し疲れたかな?)
スライムキングに種族特性『融合』を使用され、あわや敗北もありえた状況から生還したエルガは、自身が生きていることの確認が済むと、緊張の糸が切れたからなのか感じるようになった疲労を感じていた。
それも当然で、固有能力『無限思考』が開花するまで実に1時間もの間『融合』による精神攻撃とでも呼べる攻撃に耐え、反撃までしていたのだから。
(だけど、得たものは大きかった。)
その思考の通り、今回のエルガ対スライムキングの戦闘では、エルガが得たものはとても大きい。
1つはエルガ自身のレベル、及びスキルのレベルが上がったこと。これは単純にステータスが上昇したことにより死亡率が減少することにつながる。但し、『融合』のような例外もあるのだが……。
2つ目が固有能力『無限思考』を開花させたこと。固有能力『無限思考』とは、文字通り無限の数まで思考を増やすことの出来る能力だ。『無限思考』を『解析』すると、こうなる。
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『無限思考』
命の危機に瀕し、魂が生き延びるための最適解を模索した結果開花させたスキル。無限の数まで思考を増やす。スキル『並列思考』の完全上位互換。思考を増やす代償として体の一部、体積でいえば10立方センチメートルを1思考増やす事に犠牲とする。
現在確認されている思考系固有能力中最高位の性質を誇る最高位思考系固有能力。
現在の思考数:56
稼働中思考数:4
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ちなみに、『解析』結果の○○系統○○位固有能力とは、固有能力『解析』が今回の『無限思考』を解析したことによりLv.2になった事により、世界から供給される情報量の増加が原因だ。
そもそも、固有能力『解析』とは『世界の機関』の一端だ。エルガが『解析』を使用すると『世界の機関』の『解析』が発動し、その結果が『解析』のレベルに応じて開示されるという仕組みだ。そしてエルガはこのことを何となく知っているし、自分で情報を『解析』しようと試みたことがある。しかし、エルガにとって誤算だったのが世界から供給された情報が最適化された情報だったことだ。つまり、只でさえ情報量の多い『解析』結果でも、余分な情報はカットされていたのだ。エルガはこのことを知り、自力での『解析』を半ば諦めていた。しかし、『無限思考』を手に入れたことにより、情報の取捨選択ができるようになった。そのため、今は一つの思考を自分の確認、それ以外の3つの思考は解析へと回している。ちなみに、エルガの保有する『解析』と『毒究明』は、前者が開示型情報系最高位固有能力、後者が毒型創造系情報系複合準高位固有能力となる。
閑話休題
3つ目がとてもわかりやすい変化だ。簡単に言えば、エルガの体積がエルガの元の体積+スライムキングの見た目の体積以上に増加しているのだ。
(えっと……、この部屋って50m×50mはあるよね?………………何で部屋のサイズギリギリなの?)
エルガの元の体積が凡そ500立方センチメートル、スライムキングの目測での体積が凡そ31000立方センチメートルなので、大体スライムキングが1回り大きくなったくらいがエルガの『融合』後の体積、及び直径となるはずだった。しかし、実際は部屋のサイズ50m×50mギリギリであり、天井部分に至っては部屋の直径よりも低いからか一部当たっている。なぜこんなに大きくなったのかと言うと……
(確か、僕がスライムキングを『融合』し返して体の主導権を握った時に一気に膨張したように感じたから……………………あ、もしかして、スライムキングって自分の身体を圧縮してたのかな?そう見てみると、あの触手の速度にも辻褄が合う。要は『水流切断』と一緒だね。)
その推測は正解であり、スライムキングは自信の身体を圧縮していた。それがステータスの敏捷よりも触手での攻撃が早い秘密であり、スライムキングが動かなかった理由でもある。スライムキングの敏捷では、スライムキングの圧縮した身体を動かすことが重すぎて出来なかったのだ。
(ていうか、僕まで動けなくなってるし……。はぁ……。ステータスの確認でもしようかな?レベルアップしたし。『ステータス』)
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個体名 エルガ
種族 特異毒粘体
年齢 16(0)歳
Lv. 15
加護 原神の加護
HP 420/420
MP 787/787
力 52
体力 96
敏捷 70
防御 61
精神 665
知力 612
耐性 420
魔力 122
種族特性
『特異体』
『名付き』
『瞬間適応:毒類』
『捕食』
『吸収』
『分裂』
『融合』
『擬態』
『再生』
『睡眠不要』
『火属性ダメージ増加』
『物理耐性』
『始◼◼◼◼』
固有能力
『毒究明Lv.2』
『解析Lv.2』
『無限思考』
普通能力
『記憶力強化Lv.8』
『剣術Lv.1』
『体術Lv.2』
『隠蔽Lv.8』
『魔力感知Lv.3』
『魔力操作Lv.5』
『超集中Lv.4』
『闇魔法Lv.3』
『瞑想Lv.3』
『MP自然回復強化Lv.4』
『水魔法Lv.2』
『恐怖耐性Lv.1』
『時空魔法Lv.2』
『生命変換Lv.1』
『思考加速Lv.6』
称号
『陰陽コンビ《陰》』
『運を奪われし者』
『転生者』
『異界の魂』
『特異体』
『名付き』
『原神の眷属』
『奇跡の生還』
『無謀な実験』
『同種殺し』
『同種王殺し』
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(……精神値とMP、耐性が高いね。……ていうかスキルが多い……。しかもしっかりと不名誉な称号が出てるし……。……『解析』)
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『同種殺し』
自らと同じ種族を自らの意思で殺した者に与えられる称号。
闇系統の成長率に補正。
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『同種王殺し』
自らと同じ種族の王を自らの意思で殺した罪深き者に与えられる称号。
闇系統の成長率に大補正。
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(う、うん。僕の魔法の属性は闇が入ってるし、『毒究明』もどっちかと言えば闇系統に属するからこの称号効果は有難いんだけど、素直に喜べない……。)
この称号効果ははっきりと言ってしまえば、エルガにはプラスとなる効果だ。何せ、先ほどエルガが思考したように、エルガの魔力適性は闇だし、『毒究明』もどちらかと言えば闇に属するのだ。その成長率が上がるのだから、まだ進化をしていない───特異進化で特異化しているのだが───エルガの能力が強力になるということ。そして進化した際の種族が上位の魔物となると言うことだ。エルガの目標の「死なないこと」が達成しやすくなるというものだ。
閑話休題
そして最後の種族特性『始◼◼◼◼』なのだが、これは以前、エルガが『解析』し、何もわからなかった特性『◼◼◼◼◼』だ。つまり、『世界の機関』の『解析』を拒んだ、あるいは何かしら知る為に条件があるとエルガは睨んでいた。そして、今回の固有能力『無限思考』が開花する際に条件が達成したと『世界の声』で伝えられた。そして同時に、情報制限が一部緩和したとも。それにより、一部の『解析』が可能となっていたのだ。
(さてさて、これは何なんでしょうか?『解析』!)
少しテンションがおかしいが、『解析』は無事に発動した。
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『始◼◼◼◼』
◼種◼◼至◼◼◼◼◼◼◼。五◼◼◼◼◼◼◼◼◼◼◼◼◼◼さ◼◼◼◼◼、◼後の◼◼◼◼◼◼◼◼◼◼◼する。
情報制限が解除され、開示型情報系能力による情報開示妨害が解除されました。
条件1“不屈“
死に貧した際に、迫る死を否定し、固有能力を開花させる程の感情を発露させる。
効果:内包エネルギーによる固有能力開花の補助
条件2:“◼◼◼◼◼“
条件3:“◼◼◼◼◼◼“
条件4:“◼◼◼◼◼◼◼◼“
条件5:“◼◼◼◼◼◼◼◼◼“
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(お、おぉ?なんか、思ってたのと少し違う……。けど、継続して『解析』を掛けてけば全部知れそうかな?そんな感じがするし……。よし、これの解析に『無限思考』の10思考で常時『解析』しよう。……ていうか『世界の機関』を妨害する妨害って……。)
残念なことに、エルガの望む『解析』結果ではなかったのだが、『解析』でいずれは解析できると知り、収支でいえばプラスとなった。そもそもの話、制限の一部解除でマイナスになる事など、ほぼ無いのだが……。
(目下の課題は、どう動くかだよねって、そうだ!『分裂』すればいいんだ!丁度『無限思考』で並列思考は簡単になってるし。で、分裂した体はあれに入れとけばいいよね。)
そう考えるや否や、エルガは早速とばかりに『分裂』し、スライムキングと『融合』する前の大きさに戻った。そして、肝心の分裂後の体には『無限思考』の思考が一つ残った。そして、
(こんなところで役に立つとは……。まあいいや、早速やろう。………………『異空間創造』!)
この魔法は、当初、アイテムボックスをイメージして作ったのだが、時間の流れが止まらず、結果劣化アイテムボックスとなってしまった魔法だ。失敗した理由としては単純にMP不足と演算不足が原因だ。ただし、生物は入ることが出来るので、隠れるのに最適だと思っていたのだが、まさか自分の分裂体を持ち運ぶために使用するとはエルガも思ってもみなかった。
結果として、巨大な身体を異空間へと収納し、そこで圧縮の練習をさせ、本体は2階層に降りるためにいつの間にか出現していた階段を降りるのだった。
(……あ!スライムキングに捕まる前に毒を撒いておけばよかった!)
降りている途中にそのことに思い至ったのだが、既に後の祭りである。
因みに、能力の位階の順位は、
最高位〜高位〜 (準高位)〜中位〜低位〜最低位
となっています。
今回は少し長めなのですが、如何だったでしょうか?書きたいことが沢山あって、少し長めになってしまいました。読みにくかったらすいません。
次は閑話になるのかな?多分閑話になる予定です。
評価、感想、ブクマ、ポイントぜひお願いします。感想は、批判でも構いません。参考にして直していきたいので。




