表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
毒奏者  作者: frith
百魔のダンジョン
10/26

ユニークスキルってすごーい(小並感)

 ステータスの詳細表示を一通り確認し終えたエルガは、数秒沈黙した後、ここがダンジョンと言う事を唐突に思い出し、慌てて周囲を確認し始めた。


(僕の真正面には扉、右左後ろは全部壁。こういう時に視界が360度あると便利だね。……えっと、ここってダンジョンなんだよね?どう見ても出入口が見えないんだけど……)


 エルガが見た景色は、石でできた天井に床、壁であり、その石が薄らと光っているのが確認できた。また、正面にある扉は不思議な光沢を放つ金属製の扉であり、重厚感を感じさせる造りとなっている。また、エルガが思ったように出入口が存在せず、原神の言っていた未発見のダンジョンと言った意味がよく分かる作りになっていた。


(とりあえず扉のことは後にして、体の動かし方とか能力の検証とか先にやっとこう。)


 そういうや否や、エルガはスライムの体を動かそうと意識し始めた。が、


(は?え?……普通に動ける?何で?)


 そう、動けたのだ。普通に。これには理由があり、例えば人が動く時に必ず腕1本足1本意識して動いているかと問われれば否というように、本能レベルで自分の体の動かし方を分かっているからだ。その結果、特に意識することなく、ズルズルと地面を這うようにして移動できているのだ。


 これには慣れるまで時間がかかるだろうと考えていたエルガだったが、すぐに動けたことにより少し面食らっていた。


 また、エルガはまだ知らないが、実は種族特性も同様に息をするように使うことが出来る。


(そうなると、次は能力か……。『毒究明』はよく分からないから、まず『解析』から使ってみるかな。……じゃあ、とりあえず壁に向かってやって見るかな?『解析』)



 ──────────────────────

 ダンジョンの壁

 ダンジョン名『百魔のダンジョン』の壁であり、自動発光能力を持つ。一定の深さまでならば破壊可能。また、再生能力を持ち、傷ついた部分を時間をかけて修復する。

 ──────────────────────



(……さらっと使ったけど思った以上に使えるかな?しかも構造やら何やらが頭に浮かんでくるし。ていうか、このダンジョン『百魔のダンジョン』って名前なんだ。名前の由来って調べられるのかな?『解析』)



 ──────────────────────

『百魔のダンジョン』

 全100階層で構成されていて、1階層に1種のボスが居り、計100種類100体のボスラッシュをすることでクリアすることが出来る。

 このダンジョンはボス以外の魔物は出現せず、また、ほかの魔物の復活にリソースを割く必要が無いため、倒してから1日で魔物が復活する。しかし、ボスのレベルはリソース不足により、階層×1となっている。

 1階層……スライムキング

 2階層……ゴブリンキング

 3階層……オークキング

 4階層……コボルトキング

 5階層……オーガキング

 ~~~~~~~~~

 46階層……炎蛇

 47階層……ウォーターガン・フィッシュ

 48階層……サンドワーム

 49階層……ウィンドファルコン

 50回層……劣化英霊・レプリカ(器のみ)

 51回層……喰人屍(グール)

 52階層……ハイスケルトン・ウォーリアー

 53階層……デュラハン

 54階層……狂精霊

 ~~~~~~~~~

 96階層……腐食竜

 97階層……猛毒竜

 98階層……ハイシャドウ・アサシン

 99階層……ドッペルゲンガー

 100階層……真祖吸血鬼

 ──────────────────────



(うわー。『解析』って結構えげつないね。ダンジョンの情報が攻略する前に分かっちゃったよ……。まあ、万全を期すって意味ではこれ以上ないけど……。)


『解析』のえげつなさをエルガが実感していると、不意にシステムアナウンスと呼ばれるものがエルガの頭(比喩)に響いた。


 システムアナウンスとは、ステータスシステムを利用した完全個人専用の機能であり、ステータスに関わることを自動で知らせてくれる便利機能である。


 〈固有能力(ユニークスキル)『解析』による、ダンジョンの壁の完全解析を完了〉


 〈続けて固有能力(ユニークスキル)『毒究明』にリンクし、ダンジョンの壁専用毒を作り出すことが可能です。〉


 〈固有能力(ユニークスキル)『解析』を固有能力(ユニークスキル)『毒究明』とリンクしますか? Y/N 〉


(は?え?……ど、え?どういうこと?えっとまず落ち着こう。まずは深呼吸。スーハースーハー……って出来るかー!スライムだから呼吸してないし!あーもー!…………ふ〜。とりあえず落ち着いた。で、これはインストールされた常識からすると、システムアナウンスでいいのかな?えっとそれで確か、ダンジョンの壁を完全解析したから、『毒究明』にリンクすることで専用毒を作り出せると……。ここはYでしょ。)


 〈固有能力(ユニークスキル)『解析』を固有能力(ユニークスキル)『毒究明』にリンクします〉


 〈固有能力(ユニークスキル)『毒究明』より、『ダンジョンの壁専用腐食毒』『ダンジョンの壁専用再生阻害毒』『ダンジョンの壁専用能力無効化毒』を生成しました。〉


 〈また、固有能力(ユニークスキル)『解析』により、各種毒類を解析し、『腐食毒』『再生阻害毒』『能力無効化毒』を生成しました〉


 〈各種毒類は、MP消費により、いつでも作成することができます。〉


(………………うわー、ユニークスキルってすごーい(小並感))





どうもー、frithでーす。

だいたい1週間ぶりの投稿となります。お待たせしました。

そう言えば、読んでくれてる人って具体的に何人いるんでしょうか?もし知る方法があれば、どうか教えてください。

ブクマ、ポイントお願いします!


8月23日 階層ボスを大幅変更しました

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ