エピソード769 御父様に御迷惑を掛ける事が無いように勤めなければいけません
「わ、私のなどが、ケルン家の帝国女騎士様と、レバークーゼン家の帝国騎士様と、ゾーリンゲン家の帝国女騎士様と、デュッセルドルフ家の帝国騎士様と、食事を共にして本当に宜しいのでしょうか…」
帝都魔法学園の学生食堂にて朝餉を頂いていますけれど、私の隣に座る黒髪のザスキア女史が疑問を口にされましたので。
『お気になさらずに、ザスキア女史。貴女のご父君も外務省にて勤務なされていられます帝国騎士殿なのですから』
私の言葉に希望さんの隣に座る恵さんも、短いツインテールにされている髪の毛を揺らしながら同意をされまして。
『花の言う通りだよ、私のお父さんは平民身分の御用商人なんだから』
{封建制度を政治体制に採用しています天命思想の帝国にて、ハンナ女史のような天真爛漫な人格が形成されたのは奇跡的にも感じられますな?、我が主}
ゾーリンゲン家の男爵閣下の末子でもありますナディーネさんと、出入りを許されています御用商人の一人娘でもありますハンナさんが、同い年で天から根元魔法の素質を授かりし選良でもあります同性の女魔法使いだったという。確かに貴方の言う通り奇跡的な偶然が重なった結果形成された人格ですからね、髪飾り。
『ナディーネ達は、今日の放課後からお仕事なんだよね?』
ハンナさんの確認にナディーネさんは、灰白色の髪の毛を揺らしながら頷かれまして。
『仕事というか職場見学と身分証明書の受領だな。アタシ達は見習いとはいえ一般人は立ち入り禁止の区域で勤務する事もあるから、通行許可証となる身分証明書を受領する必要があるからな』
{これで我が主は、身分は帝国女騎士様で、立場は内務省検閲局の見習いで、軍階級は少尉となられますな}
帝都憲兵隊の副総監という要職に就かれています、ケルン家の伯爵閣下であらせられます御父様に御迷惑を掛ける事が無いように勤めなければいけません、髪飾り。




