表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
本好きの女魔法使い  作者: クリストファー


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

759/765

エピソード759 皇帝陛下御入来

『謹んで申し上げます』


帝都アーヘンにあります宮城にて、叙任式が執り行われます叙冠之間クローヌングスハレに、典礼省の式部官によります朗々たる声が響きました。


『絶対悪である死の王国を打ち倒されて、帝国を興された初代皇帝ヨハン大帝の皇統を継承し、歴代皇帝の御遺志を受け継がれ、天命の下、帝国と臣民を統べられる至尊、天命思想の帝国皇帝陛下、帝国軍最高司令官、ルートヴィヒ二世陛下、ここに叙任の儀を執り行われます』


叙冠之間クローヌングスハレという名称は、初代皇帝陛下であらせられますヨハン大帝が命名なされましたが。死の王国時代には禁呪バン・フォルメルであります死霊術の奥義を極めて不老不死の専制君主として君臨していました死の王が、同じ部屋にて儀式を執り行われていました。


『ザッザッザッ』


規則正しい足音を響かせながら、皇帝陛下と帝室の皆様方の玉体ぎょくたいを御護りする近衛師団に所属をされています近衛兵の魔法使マーギアーいと女魔法使マーギエリンいが、叙冠之間クローヌングスハレで配置に付かれました。


『本日、この御前に列する者は、皇帝陛下より帝国騎士ライヒス・リッター帝国女騎士ライヒス・リッテリンの名誉を授かる栄誉に浴する者に御座います』


帝都アーヘンに駐在なされています各国の大使閣下と、止事無やんごとない身分であらせられます貴族諸侯の皆様方によります視線が、私とアンリ卿と希望ナディーネさんとルネ卿とアルトゥール卿の五人に注がれましたが、平原ポルスカ諸侯連合の大使閣下の姪でもありますエルジュビェタ・ラジヴィウ女史の眼差しも混ざっているのを感じました。


『諸侯閣下並びに列席の大使各位、御起立の上、皇帝陛下へ最敬礼』


式部官による御言葉を聞きました私達は、全員が揃って恭しく深々と最敬礼を行いました。


『皇帝陛下、御入来』

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ