エピソード738 紀元前のアテナイ人やローマ人の考え方を完全に理解するのは不可能に近いと感じます
『賽は投げられた【アレア・ヤクタ・エスト】は、天命思想の帝国にて最も広く知られているラテン語だと思われます』
槍之国出身のピエール・ド・モンフォール神父様による本日の古典ラテン語の講義内容は、共和制末期のガイウス・ユリウス・カエサルの著作でもありますガリア戦記を用いて行われています。
『カエサルはガリア戦記の第一巻第一章にて、ガリアは全土が三つに分けられていると記しています』
{古代ローマ時代にはローマ人からはガリアと呼ばれました、今の槍之国王国の王都である巴里の神学校を卒業なされた神父殿が、我が主を含むゲルマン地方の帝国之住民に古典ラテン語の講義を行うのは不思議な感じがしますな?}
確かに貴方の言う通りですね。ガイウス・ユリウス・カエサルも、ガリア人の子孫であるピエール・ド・モンフォール神父様が、ゲルマン人の子孫である私達に自分達が用いていた古典ラテン語を教える事になるとは考えなかったと思われます、髪飾り。
『カエサルの著作でもありますガリア戦記は全八巻ですが、文体のラテン語は簡潔です。当時のローマ市民の支持を獲得する為の著作でもありましたので、読みやすさを重視しています』
{古代ローマの共和制は、封建制度を政治体制に採用しています天命思想の帝国にて暮らす我が主には、理解が難しいですかな?}
確かに理解が難しい点はあります、古代ギリシアの民主制のアテナイの本と、共和制時代の古代ローマの本は読んではいますけれど、封建制度を政治体制に採用しています帝都アーヘンを首都とする天命思想の帝国で生きる私からしますと、紀元前のアテナイ人やローマ人の考え方を完全に理解するのは不可能に近いと感じます、髪飾り。




