エピソード736 私には神を信じる皆様方の気持ちは解りませんから
『ワイワイ・ガヤガヤ・ザワザワ』
『御早う御座います、神父様』
『お早うございます、令嬢花女史』
翌朝に帝都魔法学園の学生食堂に朝餉を摂りに向かいますと、古典ラテン語の講義を担当なされていられます、槍之国出身のピエール・ド・モンフォール神父様が、掲示板に貼紙をされていました。
『主の教えに関する勉強会を開きますので、興味があれば参加をして下さい、令嬢フロリアーヌ女史』
ピエール・ド・モンフォール神父様は、槍之国の王都でもあります巴里の神学校を卒業なされました後に、天命思想の帝国にキリスト教を布教する為の宣教師として来られたそうですが、そこで御自身が天から根元魔法の素質を授かりし選良でもあります魔法使いだと初めて知られまして、帝都魔法学園にて男子学生として根元魔法を学ばれて卒業なされた御方です。
『神父様の古典ラテン語とギリシア史とローマ史に関します知識からは、本当に多くの学びを得る事が出来ていますので、心底よりの感謝をしています』
嘘偽りの一切無い私によります感謝の言葉を聞かれたピエール・ド・モンフォール神父様は、柔和な笑顔にて御頷きになられまして。
『帝国之住民の皆さんは本当に勉強熱心だと感心をします、願わくば主の福音にも耳を傾けて頂きたく思います、令嬢フロリアーヌ女史』
{根元魔法が盛んな封建制度を政治体制に採用しています天命思想の帝国で、キリスト教の布教が成功すると本気で考えているのですかな?、我が主}
さあ?、私には神を信じる皆様方の気持ちは解りませんから、髪飾り。




