エピソード734 求婚の列を成すと思われますわ
『エルジュビェタ・ラジヴィウ女史も、私の花さんに関心を持たれていられるようですわね♪』
『そのように思われますか?、私の真実さん』
異性の殿方で最も愛していますカール卿を、幼年学校の正門前で御見送りをさせて頂きましてから、帝都魔法学園の学生寮に戻り私の部屋で、同性の女性で最も愛していますヴェレーナさんと二人きりでお話しをしています。
『平原諸侯連合は血統主義を重んじる祖霊信仰の貴族共和制を政治体制に採用している国ですけれど、私のフロリアーヌさんの事は一人の女魔法使いとして高く評価なされていられるように感じましたわ♪』
{首飾りの主は、我が主が高く評価されるのが本当に嬉しいようですな}
私のヴェレーナさんにそのように思って頂けて、非常に嬉しく思います、髪飾り。
『ありがとうございます、私のヴェレーナさん♪』
ヴェレーナさんは笑顔で私に対して頷かれますと。
『エルジュビェタ・ラジヴィウ女史は私のフロリアーヌさんの事を同じ女魔法使いとしか見てはいられませんから、安心していられますわね♪』
成る程。
{首飾りの主からされますとエルジュビェタ・ラジヴィウ女史は、ある意味で安心が置ける女魔法使いだという訳ですな}
そのようですね、髪飾り。
『エルジュビェタ・ラジヴィウ女史はポルスカ諸侯連合の諸侯総会に議席を持ちますラジヴィウ家の跡継ぎですから、故国に許婚が居られる可能性もあります。私のヴェレーナさん』
私の見解に対してヴェレーナさんは同意をされまして。
『私のフロリアーヌさんの仰られる通りですわね、ラジヴィウ家の跡継ぎに加えまして天から根元魔法の素質を授かりし選良でもあります女魔法使いのエルジュビェタ・ラジヴィウ女史には、ポルスカ諸侯連合の有力な家門の貴族諸侯の皆様方が求婚の列を成すと思われますわ』




