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本好きの女魔法使い  作者: クリストファー


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714/745

エピソード714 朝の学生食堂にて

『ワイワイ・ガヤガヤ・ザワザワ』


『おはようございます、令嬢フロイラインフロリアーヌ女史』


『御早う御座います、ラジヴィウ女史』


帝都魔法学園の学生食堂メンザ朝餉あさげりに向かいますと、天命思想の帝国の東隣の隣国でもあります平原ポルスカ諸侯連合からの留学生であらせられます、エルジュビェタ・ラジヴィウ女史からの御声掛けを頂きました。


ハンナさんから聞きましたけれど、本日の午後に宮城にて叙任式の予行演習を行われるそうですね?』


チラッ、チララッ。


『はい、ラジヴィウ女史、その通りに御座います』


ポルスカ諸侯連合の諸侯総会ヴィエルカ・ラーダに議席を持たれますラジヴィウ家の跡継ぎであらせられますラジヴィウ女史と、帝都憲兵隊の副総監という要職に就かれています御父様ファータートホターである私が話をしていますと、学生食堂メンザの中の視線が集まるのを感じました。


『本番の叙任式の際には叔父様オンケルと共に参列させて頂きますから、予行演習を頑張って下さい。令嬢フロイラインフロリアーヌ女史』


帝都アーヘンに駐在なされていられますポルスカ諸侯連合の大使閣下を叔父君おじきみとされますラジヴィウ女史による御言葉に対しまして、私は恭しく深々と御辞儀を行いまして。


『はい、有難う御座います、ラジヴィウ女史』


ラジヴィウ女史は私に対しまして、鷹揚おうように御頷きになられまして。


『それでは失礼をします、令嬢フロイラインフロリアーヌ女史』


『はい、ラジヴィウ女史』

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