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プロローグ

ちょっとアホ(?)な主人公です!

ぜひ読んでみてください!






 「あぁぁ~~~部活疲れた~~」


 暑い夏の日に学校横の道を歩いている。



「お前明日なんかある~?」


「なんもな~い。」


「じゃあ明日どっか行こ~」


「いいね~」


 友達とぐ~たら話しながらゆっくり歩く。


 こいつは佐藤祐樹サトウユウキ

 細マッチョ高身長イケメンだ。

 もちろんモテる。陽キャ。一軍男子。


 ……羨ましい。普通に。

羨ましい!!


 それに比べて僕は……

 ……ってそんなこともない……のかな?


 僕の名前は菅谷壮馬スガヤソーマだ。


 一応、全国吹奏楽ソロコンクールトランペット部門3位、トロンボーン部門2位だけど……

 別に顔もよくないしなぁ……

 モテないしなぁ…………


 吹奏楽あるある、

 男子、別にモテない……


「どこ行く~~?」


「そうだな~~……どうすっか?」


「……てか楽器重い~」


「お前、筋肉付けろよな。吹部なんだから。」



 ……いやどういう事?


「お前が野球部だから言えるだけだろ。吹部を同じ様に見んなよ~」


 すると、


「いやいや、そうだけどさ……」


 祐樹が地面を見ている。


「どしたぁ~?」


「ちょ、おま、下見ろ、下!」


「へ?」



 下には魔法陣……?


「――――――え?」



 終わっ……



 そこで僕の意識は途切れた。






――――――――――――――――――――――――

 





「う……おま、大丈夫か?おい!祐樹!」



 祐樹が倒れている。


「……あ、あぁ。大丈夫だ、問題ない。」


「……別に装備の話聞いてないって。」



「……ふざけてるわけじゃね~よ!」


 あ、やっぱ分かんのね。

 E〇 Sha〇daiネタ。

 分かる人にはわかる……はず。


「───よくぞ来た!勇者よ……!」


 声高々に発せられた声が響いた。


 あの見た目は…………王様?




 ……ん?

 

 ……んん?

 

 いかにもコスプレみたいな衣装だな。


 俺は周りを見渡す。


 周りは石造りになっており、目の前には柱が四本、その下には赤のカーペットが敷かれている。

 そして、奥には王様……らしき人と、横に剣士……のような人が何十人と並んでいる。



 (……あれって、どう見てもマジもんの剣だよな?)




 いやでも、こんな簡単にあっさりと転移してしまっていいのか?

 何かトラックに轢かれ……あ、それじゃあ転生になっちゃうか。

 ……とは言っても、どう見てもここは異世界。

 雰囲気、建物、人、光景すべてが俺の思い描いている異世界通りな感じがする。



「…………あれ?」


 王様らしき人は何かごにょごにょ話している。

 というか、絶対王様だよな……


(そういや、僕ら立ちっぱなしじゃん。)


 なので、僕は祐樹に言った。



「……祐樹。一応、跪いておこうぜ。一応。」



「お、おう。」



「………………」



 約一分間の沈黙が続いた。


 その後、王様が口を開いた。



「すまぬ……召喚したのは我なのだが――」



 王様がとぼけるように言った。



「――なぜ勇者が二人いるのだ?」







「「…………はい?」」



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