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第肆九回戦!!六歌仙

第肆九回戦!!

世界代表!童話編纂者、シャルル・ペロー!日本代表!六歌仙、大友黒主!


中世のフランス人が出てくる。彼は様々な物語を一つの本に編纂し読みやすいように編集した作家である。

対するは平安時代の貴族。六人の内の一人に数えられ、短歌の技巧から仙人と称された歌人である。


第肆九回戦、開始!!


「私の編纂した物語で特に有名なのはこれはないかね?

サンドリオン、カボチャの馬車を用意しよう!」


シャルル・ペローの書物が開かれ文章が光り出す。

光が収まると現れたのはドレスを着た美女と二頭立てのカボチャ型の馬車。


サンドリオン、日本ではシンデレラと呼ばれる物語の編纂者は実物を用意して見せた!


美女がガラスの靴で馬車に乗り込むと馬車は大友黒主を轢こうと走り出す。


大友黒主は紙片と墨のついた筆を取り出すと口に出しながら短歌を記す。


「何せむにへたのみるめを思ひけん沖つ玉藻をかづく身にして」


短歌の全文が記されると場は岩場が目立つ海岸線へと変わった。


「これは私の記憶に残る情景。


ああ、水松(みる)よ。卑しい身分なれど、玉藻と取りに海に潜る其方は私の心を惹きつける。」


波間に見える海人を見ながら、大友黒主は呟く。


彼に対戦相手などもう見えない。


海に落ちた馬車も、二頭の馬も、物語の編纂者も見えない。


見えるのはかつて心惹かれて彼女だけだった。

六歌仙・小野小町

「大友様は一時の情動に身を任せて歌を詠むのです。…節操無しのように見えますよ?」

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