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第参一回戦!!両兵衛


第参一回戦!!

世界代表!宣帝、司馬懿仲達!日本代表!両兵衛、黒田官兵衛!


面倒臭そうに歩く彼は曹操が自ら召抱えた達人。中国史及び三国志に名を刻む軍略家にして将軍である。

対するは石餅の家紋を見せながら歩く男は和服を纏いながら十字架を掲げるキリシタン大名である。


第参一回戦、開始!!


司馬懿仲達と黒田官兵衛は同時に行動に移した。


現れる司馬懿仲達の元で戦った魏の大軍と黒田官兵衛が築城した数多の城。



「行軍に100日、城を落とすのに100日、帰還に100日だな。」


「万軍でも40日持ち堪えた城よ。9つの城を100日で落とせるかな?」


福岡城の石垣から攻略が始まる。撃たれる鉄砲。

軍勢は凶弾に倒れていくが仲間の屍を乗り越えて大阪城のお堀に橋を渡ろうとする。

弾丸と矢の雨が降るが盾を壊しながらも渡り切る。

高松城を占拠すると海水が流れ込み武具の金属部が錆びて使い物にならなくなる。

山林を抜けて次の城へ近道しようとするが山頂から石垣山城が突然現れ投石で進路を妨害される。

名護屋城に入ると破損箇所が急に浮き彫りとなり大軍の重みに耐えられずそのまま崩落する。

広島城を攻めようとすると大量の鯉が飛んできた。運悪く鯉に当たり、堀に落ちた兵士は鯉の大軍に押さえつけられ溺れた。

妻鹿城の天守からは攻めて来る軍勢が一望でき、和弓の最大射程から攻撃できた。

中津城に入ると内部で一瞬の内に多くの兵が惨殺されていく。


この時点で司馬懿仲達の軍勢は100人を切っており、黒田官兵衛の城は姫路城のみとなった。


100人の前にそびえ立つのは白鷺城とも呼ばれる純白の城。


近づいても何も起こらない。


石垣を登っても矢は降ってこない。


剣で切りつけてみても変わらない。



そう。変わらないのだ。


純白の城は傷つかないのだ。


まるで内側の城の建材を見せることが恥と言わんばかりに無傷を保ったままなのだ。


火を放っても城は燃えず、切り傷もつかず、破城槌で叩いても崩れない。


まさかの最後の最後に壊れない城だ。

門は勿論閉じたまま。


司馬懿仲達の300日で完遂の宣言もこれでは達成できない。


「こんなのどうしろと言おうのだ?」


司馬懿仲達は櫓を使って攻めてみるがどこも頑なに閉ざされた城は不落であり、遂に期限が来てしまった。


「それはつまりこちらの援軍が到着するということでもある。」


司馬懿仲達の軍の後方に現れた黒官兵衛が率いる豊臣軍。


司馬懿仲達は疲れた表情で降参を口にするのだった。


両兵衛・竹中半兵衛

「官兵衛殿、戦国の世を生き抜いたのだな。

倅の烏帽子親までしてくれたよ聞く。感謝するぞ。我が友よ。」

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