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63話 難

今日は出せました!


でも、多分少ないです。

人魚のお姉様方にかこまれてから一時間


いろいろ根ほり葉ほり聞かれたあと


何故か服を脱がされそうになったり、水の中に沈められたり、恥ずかしいかったり照れたりしたけど、結局仲良くなったので!


今一緒に遊んでます!


意外と楽しい!!


なんか姉の友達とか従姉妹のお姉さんとかに構われてるような...


遊んでいると言うより遊ばれてる?


嫌な感じじゃないから、まあ良いんだけどね



「セイン君、鰭ないのに泳ぎ速いね~!!」


「そーだねぇ~!それに、泳ぎ方も私達みたい」



はぁ~


前世で水泳やっててよかった~


普通だったら着いていけないようなスピードでも、前世で最速の水の蹴り方であるドルフィンキック+ステータスの力で、楽しめる程度に着いて行けてる


そんな感じで一緒に遊んでたら


岸の方から声がした



「おーい!!お前たち~!今日はもう帰れぇ!」


「えー!!なんでよ村長~!」



「ええー」「ええー」と声が上がる



「侵入者がいるんだ!どこに潜んでるか分からん!!」



げっ


ハハッ!!


僕でぇす!


私でぇすぅ!


ヤバいでぇす!


......いやいやフザケてる場合じゃない!!


どうすんのこれ!?


普通に遊んでたわ!!


疲れるのかな...


危機感が足りなすぎるよ...



「侵入者~?」


「セイン君のことじゃな~い?」


「ああ!!」


「村長~!!」


「侵入者なら大丈夫よ~!」


「ん~?なんでだ~!知ってるのか~!」


「今一緒に遊んでるわ~!」


「は!?」



お姉様たちに背中を押されて、村長さんの前ヘでる


ペコリ



「っ!?貴様何をやっている!!!?」



いや~やっぱりそーなるよねぇー



「大丈夫だってぇ~!悪い子じゃないわ~!」


「......そう言う問題じゃないのだ!!」


「ええぇ~!!」



お姉様方~...


なんかどうにもならなそうなので


もう大丈夫ですぅ



「貴様そこに直れ!!」



いやいや


捕まったら何されるか分かったもんじゃないでしょ!?


......


逃げるか...


...うん


逃げよ



「...お姉様方、今日は楽しかったです!!なんかダメそうなので逃げますね!...それでは!!」


「あ!セインく~ん!!」



僕は村に入った穴から海へ出て村の周りを改めて見て回ると、村の周りの海辺は全て崖のようになっているみたいだった


さっき人魚のお姉様方と遊んでるときに、ごく僅かではあるが気力や魔力が回復している


体力的にも問題なさそうなので、今度は島の周りを見て回る



数時間ほど泳ぎ続けると、其処から先の海が見えなくなった


さっき山頂で視た墨汁のような海に変わっている



うわぁ...絶対ダメなやつだよなぁ...


......ちょっとだけ触れてみようかな


どちらにしろ島に上がれる所がないし...



そう思い、指先を墨汁のような海ヘ少しだけ侵入させる


すると...



「っ!?」



セインの体に、禍々しくも何か暖かいものを感じる何かが流れ込んでくる


どうやら瘴気ではないようだが


禍々しい気配を放つなにかがセイン自身を犯していることに変わりはない


セインは慌てて手を引き戻そうとする


が、少しずつ体が禍々しい領域に引きずり込まれていく



「な!?ヤバ!!」



そのまま禍々しい領域(これからは暗黒領域と呼ぼう)に全身が入り、さきほどの禍々しくも暖かいものに体を


満たされる


すると、驚愕すべき出来事がおこる


仙氣が体を満たしていき


禍々しいなにかと独りでに混ざっていく


その二つが調和し、少しずつ


輝きのある何かがセインの体に溜まっていく



な、なんだよ...これ...



セインの体は自身の力で動かすことのできないそれを、神秘的な様で全く違うような気がするそれを


否定するように激痛をは走らせる


《苦痛無効》が発動しない


セインの精神は四肢を引き千切られるような激痛に耐えることができず......



...意識を失った







 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄




「けっほ!ごほ!ごほ!はぁはぁ......」



どうやら海岸に打ち上げられたみたいだな...


ここはどこだ?


っ!?



「グルルルルル...」


「シャァァ...」


「.............」



なんだよ...あれ...


最上級の魔物だらけだ...


今ここから見えるだけでも


10体以上の数だ


それにこちらは魔力も気、氣カも満足に使えない...


未だ最上級の魔物5体に苦戦していた僕には荷が重い......か...



セインは遠目に見つけた洞窟の中で過ごすことにした



生きるためには、いずれあの最上級の魔物を食糧にしなければならない時が来るだろうし、洞窟なら罠も張り安いと思うからね



主に落とし穴をつくる


セインはなけなしの精神力を振り絞り、魔法で洞窟に深い穴をほる


そして、紙一枚分程の岩を穴の上に固定する


穴の底では石炭を燃やす


穴に落ちれば一酸化炭素中毒で死というわけだ


さすがに最上級の魔物といえど酸素がなければ生きられない......はずだ



セインは罠を張ったが、洞窟に魔物が一体で来ることなどほとんどない......



成果もなく空腹や魔力不足の倦怠感に耐えながら




一週間の時がたった...




今日も読んで頂きありがとうございます!!


セイン君、ちょっと危ないですね...

これからどうなるんでしょうか...



次の投稿は来週の予定です。


これからも読んで頂けると嬉しいです!

よろしくお願いします。



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