<福祉教育(ゲートボールの試合)>
<福祉教育(ゲートボールの試合)>
老人との触れ合いをすることは、スポーツを一緒に楽しむことである、というのです。
そこで、五・六年生にゲートクラブを作り、練習を始めました。2・3ヶ月経ってから、老人のゲートクラブに試合を申し込みました。
すると断られてしまいました。
老人クラブの人達から見れば、子供と試合をやるのはレベルが違うと言うのです。迂闊でした。
『子どもに教えてやるのならば、一緒にやってもよい。』
という事です。
子供に話すと、それでも良いと言うことで、やっと、老人との、触れ合い試合をやることになりました。
いざ、逢ってみると、成る程、手付きが全然違います。歳をとっているからといって、そんなに体力が落ちているわけではないのです。やはり、永い間働いてきた体力があります。
自然と一対一の組が出来て、個人指導です。ステッキの握り方、振り方等、手に手を取るようにして教えています。どちらもにこにこして、明るく素直です。これが、老人と子供の触れ合いなのだと思いました。
最後に練習試合ということになりましたが、さすが、毎日練習しているだけあって、上手と言うよりは、慣れていると言った方がよいくらいでした。
練習試合の後、缶ジュースを頂いて、談話になりました。
『○○さんの孫かい。へー、こんな大きな孫がいたのだね。』
『○○ちゃんのお婆ちゃんですか。』
と、話が弾んで、大変賑やかな一時でした。
『また、やろうね、』
と、言い合って別れました。
大成功でした。
福祉センターの職員も、思わぬ成果にびっくりしていました。
その後の会議の結果、
『核家族化防止対策の結果を求め過ぎると、逆に飽きられてしまいます。老人と子どもとの触れ合いが面白い。一緒にゲートボールをやると、楽しい。』
という所まで、継続・努力が必要だということになりました。
このように、チャンスがあれば、皆、楽しい触れ合いができるのです。現在の世の中では、その、チャンスがないのです。触れ合いの場が無いと言うよりも、触れ合いの場を作る方法を考える事が大切なのだと感じました。
世相、時代の波、動きを見誤ると、大切なことを見逃してしまい、社会問題にまでに発展してしまうことに気がつきました。




