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赤木の森の下影に  作者: 一人雅伸
吾が学び舎と共に
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 <凧揚げ大会>

 <凧揚げ大会>


 五口小学校では、冬になると図工主任が、学年毎の凧の設計と、凧の見本を展示します。そして子供たちは、図工の時間に凧作りをします。出来た凧を学年毎に、学校の西側の広い田んぼで、凧揚げをします。

 これが五口小学校の、『全校凧揚げ大会』になります。


 電線の無い所で行いますが、西風が強い日は、風に飛ばされたりして難渋します。しかし、子ども達は、元気に田んぼの畦道を走り回ります。どこまでも遠く澄み切った冬の青空に、自分の凧が天高く舞い上がった時は、子ども達も舞い上がって喜びます。

 稲榎市内でも、凧揚げ大会が出来る学校は、五口小学校と船水川小学校位でしょう。どこも、電線が張り巡らされて、凧など揚げる場所がないのです。

 子どもの凧が上空の気流に乗れば、ゆらり、ゆらりと飛んで行きます。糸で操る子ども達は、もう夢中です。空の中に飛んでいる自分の凧に集中して、夢中で糸をたぐり寄せたり、ゆるめたりしています。自分の凧が、自由に飛び回ることは、子どもにとっても、大きな歓びであり、快感でもあるのです。

 なかなか飛ばない子は、尾を長くしたり、短くしたり、糸の吊り方を工夫したりして、改善に余念がありません。工作の教材の中でも、自分の作った凧が、宇宙遊泳をする快感と感動を、多くの子供達に体感させたいと思うのです。


 しかし、学校の近くで障害物の少ない広い場所が、益々、少なくなって行くのも、又、寂しい事です。




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