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かげろうのシーマン  作者: 佐久間五十六


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圧倒的多数の哨戒機

 日本は憲法9条の制約がある為、原子力潜水艦や原子力空母を持てない。イージス艦は複数保有しているものの、イージス艦土とて無敵では無い。イージス艦は、対空対艦目標に関しては無類の強さを発揮するが、対潜水艦にだけは弱い。

 とは言え、日本の潜水艦は約23隻程度しかなく、ロシア海軍や中国海軍の原子力潜水艦に対する戦力としては、心もとない。そこで開発されたのがP-3C哨戒機である。対空戦闘能力は大した事は無いが、対潜水艦能力は非凡なものがある。日本はP-3Cを対潜水艦作戦の柱として来たが、随時、後継のxp-1におきかえている。この哨戒機はP-3Cの更に上を行く最新鋭哨戒機である。

 とは言え、これだけの対潜水艦作戦能力を保有するのは、米国と日本位である。他の国は、原子力潜水艦の配備に力を注いでおり、何ヵ月も海に潜っていられる。だが、哨戒機はそうはいかない。基本的に夜間は活動しないし、対潜水艦用の武器も無限ではない。同じ場所で保有している全機を同じ場所で哨戒させるのも出来無い。運用する側は何処でどれだけの戦力が供給されているのが、ベストなのかをきちんと計算しなければならない。

 また、いつ何処で緊急事態が起きるかも分からない。その為、予備機の何機かは後方においておかねばならない。その上で日本の領海を守る為に、適切な方法で、哨戒機を運用させて行かなければならない。最もそれは現場の判断では無い。現場の乗組員は命令に忠実であれば良い。粛々と上からの指示を実行すればそれで良い。

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