人生の終わりと電脳生活の始まり
ポストを見ると1枚のアンケート用紙が入っていた。
それは世界中に配られた、あるアンケートだった。
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アンケート
1、当てはまる方に◯を付けて下さい。
(1) お金に困らない生活をしたい。
Yes No
(2) (YESと答えた人だけ答えて下さい。)
体を張ってでもそんな生活がしたい。
Yes No
ご協力ありがとうございました。
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“カタ”鉛筆を置いた音と同時にアンケート用紙は風に吹かれ飛んでいった。
世界中の人が、何も疑わずにアンケートに答えたのはアンケート用紙に不思議な力があったからだと分かったのはずいぶん後のことだった。
次の日、Noと答えた世界の三分の一の人以外は体が足から消えていき目の前が真っ暗になっていった。
Noと答えた世界の三分の一の人達は原因不明の病でばたばたと倒れていった。だが、Yesと答えた人達は、言うまでもなくこの事を知るよしもなかった。
目が覚めた信也の頭の中は謎だらけだった。視界に lifeofvirtualのコンピュータ文字。
「な、何だよこれ⁉︎」
まるでゲーム機の画面の中に入ったような感覚。テレビで見た、未来でありそうな、ゲーム機のフレームを取った、“触れる画面”が表れたのだった。まさに“VR”だった。画面に“メールが届いています”と表示され、それをタップする。するとメール本文が表示された。
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この世界はlifeofvirtualと言う。アンケートにYesと答えた諸君にはこの世界に存在する“炎の塔” “海の塔”“嵐の塔” “無の塔”“暗闇の塔” “輝きの塔”“異空城” “亜空城” “神の神殿”の九つのダンジョンを攻略してもらいたい。ダンジョンのフロア数は左から六つは10フロア、その次二つは20フロア、最後の一つは50フロアだ。
この全てのダンジョンを制覇すると現実世界へ戻ることができる。そして、三つの願いを叶えてやろう。おっと私の名前を言い忘れていた。私の名前は「師神 魁」この世界の支配者だ。諸君に私からささやかな贈り物を送っておいた。受け取るとよい。このあと職業を選択してL・O・Vを存分に味わってくれ。
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「このゲームをクリアしろってことだろ。
やってやろうじゃないか!職業を選択しろって書いてあったなあ〜ここかな?なっなんだこれ⁉︎」
ゲームの中って夢がありますよね〜
私も一回入って見たいとよく思います。
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