第3話 錬金術の勧誘
いまのところは主人公視点のみで書いていく予定です
そういえぱここの人の名前を聞いていなかったので、聞きに行くことにした。
歩いている間に思ったことは、それにしてもこの屋敷は広いなぁというのと、広いうえに部屋がたくさんあるから、どこにいるのかわからないということだ。
なのでしかたなく、部屋に戻ることにしたが、戻っている途中に出会うことができたので聞いてみた。
「すみません、名前を聞いてなかったので、聞いてもいいですか?」
「あら、そういえば名乗ってなかったかしら? わたしの名前はアリアよ」
「ありがとうございます。アリアさん。ところで外に行きたいのですけどいいですか?」
ついでに、錬金術といえば素材がいると思ったので、外に行って素材を探しにいきたかったので聞いてみた。
「いいわよ。けど暗くなる前には帰ってきてね。」
「は~い」
そういえば、錬金術スキルはなぜごみスキルといわれているのだろうか。
町を歩いていた時に教会に行けばスキルの詳細がわかるという看板が張ってあったので見に行くことにした。
教会の扉を開けると、目の前にはシスターさんがいた。
「こんにちは、スキルについて知りたくて来ました」
「スキル?今案内するね。」
そういわれてシスターさんについていくと、氷でできた宮殿の内装みたいな感じのところに連れていかれた。真ん中には星が5つ束ねられたような感じの魔法陣が書かれている。
「そこに立ってね」
言われるがままに指定された魔法陣の上に立つ。
「△☆※■□…」
なんかよくわからないことを言っているが、たぶん詠唱だろう。しらんけど。
そして、詠唱が終わると足元の魔法陣が光りだした。
「終わりました。あなたのスキルは『錬金術』ですね。錬金術は、さまざまな道具を用いることで、いろいろなものを作り出す、つまり合成することができます。しかし、いままでに成功したものはおらず、何を使って合成すればいいかというのすらもわかっていないらしいので、いまのところは何もできないのが錬金術です。」
もしかして、この世界の人は何も作り出せていないから、錬金術スキルをゴミスキル呼ばわりしているのだうか、と思った。それはつまり、はじまりの錬金術師、ルーン クラッカーという人物は認知されていないということだろうか
「もし作り出せたら、強いのですか?」
「もしかしたら、そうかもしれませんね。しかし今のところは錬金術は何もできないスキルとされているので、ゴミと呼ばれているのです。」
えぇ、シスターさんがゴミ認定しちゃって大丈夫ですか?
「あのぉ、もう1つ、英知というスキルを持っているんですけど、スキルって1つじゃないのですか?」
「錬金術は生まれ持ったスキルで、生活していく中で手に入れるスキルはサブスキルといわれています。サブスキルは私たちシスターでも聞いたことがないものがほとんどなのでそれについては説明しかねます。気になればスキル鑑定屋などに行ってみてはどうでしょうか」
「スキル鑑定屋?」
「名前の通りスキルを鑑定できる店です」
「1つのサブスキルにつき1000ロル必要です」
ロルはおそらくこの世界の通貨だろう
「ありがとうございました」
そろそろ暗くなりそうだし、アリアさんのところに帰ろう
「ただい…まー」
あれ?ただいをいったところまでは確実にアリアさんの屋敷だったのに、まーを言った瞬間に目の前に暗闇の空間が広がった。
「ねぇ、こんな無理やり呼ばなくてもいいんじゃないのー?」
「もし逃げられたときのための保険だよ」
「それでもこれはやりすぎじゃて」
「ンフフ」
聞き覚えのない声が次々と入ってくる
とくに最後のンフフっていってた道化師とかが出しそうな声のやつが印象に残った
「あのー、ここは?」
「君には錬金術の才能を感じられる。私たちのグループと共に行動しないかい?」
「いやで「今は時間を停止してあるから心配ないよ。アリアさんに心配される必要はないよ。」
時間を止めた?というか何でアリアさんの名前を?
「それはすべて私たちの作り上げた錬金術のアイテムの効果ね」
心が読まれた?
「心が読めるのもアイテムの効果だよ」
ほぇー、錬金術様 最高!
「それで、そんなすごいものを作れるあなたたちが錬金術初心者のぼくに何の用ですか」
「ん、ぼく? 女の子にしては珍しい一人称だね」
この世界ではぼくっ娘とかしられてないんだろうか
まあいいや
「さっきも言ったように君には錬金術の才能が感じられる。錬金術を君に教えれば更なる発見ができるだろうという魂胆だよ。もちろん一緒に働いてもらうからには対価は支払おう。」
「対価って?」
「対価っていうのはがんばった人に与えるご褒美みたいなものだよ」
「そうじゃなくて、何をくれるの?」
「え、あぁ、そっちか。それは君が望むなら私たちの手伝いをしたときに私たちが作ったものを何でも1つあげるよ。それか研究データのコピーでもいいよ」
この世界にコピーという技術があるのは驚きだ
時間停止すら使えるこの人たちならはじまりの錬金術師のことを知っているかもしれない。そもそもシスターさんは合成に成功した人はいないと言っていたし、闇組織的な何かの人なんだろう。
「あなたたちははじまりの錬金術師 ルーン クラッカーについて知っているんですか?」
「知っているも何も私たちの師匠だよ。なんで師匠の名前を知っているのかは知らないけど」
師匠って…そんなすごい人の弟子ということはこの人も相当すごいのだろう
「いまはリッチとなってこの世界のどこかで生き続けているらしいけど」
またまた興味深い単語が出てきた リッチつまり不老ということだろうか?
ルーン クラッカーの弟子すらこのレベルのアイテムが作れるのだから不老不死でもおかしくなさそうだ。そう思ってバックに入っている本について聞いてみる。
「錬金術の基礎本は知っていますか?」
「ああそれはこいつが書いた本だね」
「ンフフ」
そういえば、後ろにいる2人は全然しゃべってなかったな
「その道化師みたいな人がですか?」
「あれ、まだ後ろにいる3人の透明化は解除してないんだけど、見えてるの?」
「え、その2人も透明化なんてかかってたんですか?」
「2人?2人ってことはこの子はみえてないのかな?」
そういってこの人は何もいないように見えるところを指さす
目をそこに注目してみたら見えた
「見えました」
「妖精さんですか?」
天使さんの頭のわっかがなくなって後ろの羽が2本から4本になった感じの小動物だったのでそう聞いてしまったのだが、案外正解だったようだ。
「そうだよ」
「ところで皆さんの名前は何ですか?ぼくはユラです」
「ユラちゃんか、して私はエルリ―、この道化師はリック、この君と一度も対話していない少年がハイド、そしてこの妖精がシルフだ」
「それで君は私たちの仲間になってくれるかい?」
「3日後までに考えておきます。」
「わかった、それじゃあまた3日後にこの空間に呼ぶよ」
「あと戻った瞬間にまーというと不自然ではなくなると思うぞ」
何のことだろうと思いつつ過去の経緯を思い出していたら「ただい」だけいって「まー」だけ言っていない状況なのを思い出した
そしてこの暗闇の空間はだんだんと薄れていく
薄れた瞬間に「まー」といって、部屋に戻った




