美優からの3つの指摘
彩花の真剣な指摘を受け止めた後、美優は真面目な表情を作った。その瞳には、愛情と、わずかながら「巡査部長」としての指導の意図が宿っているようだった。
美優: 「では、愛する橋本彩花巡査長へ、私からの3つの指摘だ。しっかり聞くように。」
彩花: (背筋を伸ばし、真剣に)
「はい、上村巡査部長!」
美優: 「一つ目は……君の、自分の評価を低く見積もりすぎるところ。先ほどの話ではないが、君は私と同じ、いや私以上の才能と努力を持っている。もっと自信を持っていい。『私なんて』という言葉を、私と二人の時でも使わないでほしい。それは、私を不安にさせる。」
彩花は、その指摘が自分の弱さに深く関わるものだと感じ、真摯に受け止めた。
美優: 「二つ目は……時々、私のために無理をして、体調を崩しそうになるところ。この愛は、君の健康の上に成り立っている。私の昇進のために無理をしたように、自分を大切にしないところは、上官として、そして恋人として、最も心配している点だ。」
これは、階級を超えた、美優の深い愛情からの指摘だった。彩花の目には、再び涙が滲みそうになった。
美優: (最後に、少しだけ意地悪な、しかし愛を込めた表情に戻り)
「そして三つ目。これは最も深刻な問題だ。」
彩花: 「え、ええと、何ですか…?」
美優: 「三つ目は……私が君に触れると、すぐに体が強張りすぎるところ。
緊張する気持ちは分かるが、もう少し大胆になってくれてもいいんだぞ、巡査長。私たちは、ここでは何も恐れる必要はないのだから。」
最後の指摘は、一転して、愛情表現の要求だった。彩花は、その指摘に顔を赤くして笑った。
彩花: 「もー、美優! 最後のだけ、意地悪です!」
美優: 「フフッ。愛ゆえの指導だ。さて、これで直してほしいところの指摘は終わりだ。この愛の指導を胸に、私たちは次のステップへ進もう。」
二人は、直してほしいところを指摘し合ったことで、むしろ互いの愛と絆が、さらに強固になったことを確信した。




