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第43話  中田の卒業

 ゲーセンから部屋に帰ってきた僕達は部屋でまったりとしている。


 食後のお膳は片付けられて布団が二つ敷かれていた。


 なんだ!このスチエーションは……

三和子さんも顔を赤ている。

和室だから布団敷きか当たり前だけど

なんか来るものがある。


 浴衣姿の三和子さんを思わず抱き締めてしまった。


「三和子さん」


「サトルさん」


二人は口付けを交わした。


 僕は自分を抑え切れないかも知れない

三和子さんの身体の温もりを感じながら頭の中が沸騰しそうなのだ。


 この目の前の人が欲しくて欲しくて堪らない。


 息が荒くなる三和子さん浴衣の間に手を滑らせるとすべすべの肌が……


これが婚前旅行なのか!


 駄目だ!まだ時間が早い新太君も起きている筈だ。


そうだ、家族風呂があった!


「三和子さん、家族風呂があります一緒に入ってくれませんか?」


「えっ?……あ、はい」


 御免なさい期待を裏切ってしまって、その分頑張りますので三和子さん。


 アパートではいつも一緒に入っているけど、なんだろうヤリに来た感じかな?


 脱衣所で浴衣を脱ぐ三和子さんその裸体の美しさに、思わず僕はまた抱き締めてしまった。


「あっ!サトルさん……」


「三和子さんが綺麗過ぎるからいけないんだ!」


「サトルさん……私でそうなっているのですね」


「三和子さんが悪いんだ」


僕達は口付けを交わしお風呂に入った。


 二人で大人のイチャイチャをしていると誰かが入って来た。


チッ!メグミの奴……


 舌打ちをする三和子さん、そりゃそうだろ結ばれる寸前だったんだからな。


ゲッ!ヤバかった新太君も来ていたよ風呂に入って正解だったわ、リアル大人の行為はトラウマになるよな多分。


 メグミさんと良子さんは一切隠しもせずに堂々と入って来た。


「新太、お風呂に入る前のマナーはね、初めに身体を軽く洗って、お尻やチンチンも洗うんだよそれから湯船に入れるからね」


「分かった!お母さん」


 良子さんにシャワーをかけられ泡を落とされる新太君。


「サトルさん!メグミと良子さんを見て膨らんだのね」


「それは違うよ三和子さんの所為でこうなっているんだよ」


「えっ?いや恥ずかしいわ」


今更感がするが今の所良いだろう。


 ドカドカと入って来るメグミさんと良子さん親子を睨みつける三和子さん


「いやー悪い悪いまだ時間が早くてさ!

流石にやってはいないと思ったんだけど

邪魔したかな?」


「別にいいわよ!」


「そう怒るなよ元はと言えばサトル君が悪いんだろ?間違えても気付かないのが」


「ぐふっ!」


 ブクブクと目元までお湯につかるサトル完全に潜ってしまいたい気分だ。


 周りを見ると三人の胸が浮かんでいる

まるで、スイカやメロンを冷水につけて冷やしているように浮かんでいるのだ。


本当に浮くんだ。


 遊ぶ物が何も無いお風呂では退屈過ぎて新太君は眠くなったようだ。


「あらあら、新太眠くなったのじゃお母さんと一緒に寝ようか?」


「うん……」


「新太を寝かせて来るわ!先にやっててもいいからね」


何をやる?アレしかないか。


「分かったわ良子さん」


 軽く返事をするメグミさんの笑顔が歪んでいたのを僕は見逃さなかった。


 そそくさとお風呂の中を移動して僕の横に座るメグミさん。


「あっ!」


「どうしたの?サトルさん」


「あっ!メグミどこ握っているのよ!」


 三和子さんが手を伸ばしたら先にメグミさんが握っていた訳だ。


「いいでしょ、空いていたんだから」


「私のよ!」


 メグミさん扱いちゃ駄目だよ!ずっと我慢してたんだから……あう!



「最初はグッ!ジャンケンしょ!

あいこでしょ!しょ!しょ!しょ!」


「えー!負けたー!」


「エリナはジャンケン強いよ!」


「次二番手だよ!最初はグッ!ジャンケンしょ!あいこでしょ!しょ!しょ!

やりぃー!私の勝ち」


「えー!ミカに負けちゃった」


 マッパの三人のお姉さん達はジャンケンで順番決めをしていた。


「大丈夫だよ童貞はエテ公に変身するから

朝迄行けるよ」


「分かったわ、頑張れ中田氏!」


「ほれ、中田氏起きなさい!アンタ人生で初めての経験するのよ」


「えっ?あーエリナさんもしゅき……

えっ?オッパイ出している?

えー!エリナさん裸!」


「アンタもでしょう」


あれー!本当だーー!」


「じゃ、童貞貰うわよ」


「なっ、ちょっと待って!」


 中田にエリナが跨ろうとした途端に飛ばしまくる中田氏。


「おま!中田氏が外に出してどうする!」


「だってあのキレイなエリナさんの裸を見てしまったら……」


「これだから童貞は……」


「じゃ交代ね」


「待ってよミカ入れてもいないんだよ」


「いんじゃね、ミカまた直ぐに出すって」


「分かったわよエリナやってお終い!」


「どこのドロン様だよ!」


「エリナ行きまーす!

おほっ!コレよコレよ〜!」


「エリナさーーん!!!

駄目ぇー!行っちゃうーー!!!」


 予想通り三擦りで終わったが直ぐに復帰する中田に三人は夢中になる。


 やればやる程長持ちして途中で萎えない更に回復が早い。


「ミカ良い男を見つけたね」


「ああ、その通りだ」


「腰の使い方も上手くなっているし

コイツ化けるぞ……あっ!そこ駄目!」


「よし交代だ!カオル、イキマ〜ス!」


「スゲェーよコイツ!三人に相手にまだ行けるなんて本体は白目剥いているけどコイツはまだ元気だよ!」


「エリナも白目剥いているし、ゆっくりと楽しもうよミカ」


「じゃ、私からだ!」



翌朝のレストラン


「やり過ぎだよ皆んな!」


 僕は三人を見るが目を合わせてくれない多分自覚があるのだろう

僕だけが疲労困憊だ。


 三和子さんはお化粧のノリが良いって喜んでいたけど、後の二人も同じようだ


 僕は精のつくものを選んで食べていると中田達もやって来た。見るからにやって来たようだ。卒業おめでとうと言ってやりたい。


 中田も三人のお姉さんと仲良しになったようだ。お姉さん達も艶々しているから中田は良い仕事をしたんだろ。


「あの様子じゃ離してくれないな頑張れ!中田氏」


「凄いわね、中田氏初めてが三人ですって彼女達も満足しているから気に入られたのね」


「そうなの?」


「あっちも、役立たずだったら相手にもして無い筈よ」


「確かに」


「もしかすると、釧路空港まで別行動になるかも」


 たっぷりとイチゴジャムを塗ったトーストに齧り付くメグミさん。


「荷物持ちがいなくなるわ」


 良子さんは和食で新太君はパンだウィンナーやスクランブルエッグとミルクを飲んでいる。


「お姉さん達と一緒になるのね」


 三和子さんは僕と似たようなチョイスだ好きなのを食べて欲しいです。


「まあ、中田次第だけど奴の意思は尊重してあげたいと思っている」


「サトルさんはやっぱり優しいわ」


「あーそうだね」


呆れるメグミさん。




「九時からマリンパークニクスが開園するからそれに合わせてチェックアウトをしょう」


「ニクスって遠いの?」


「登別駅から徒歩で五分だって」


「へー近いじゃん」


「お母さんニクスってなに?」


「お城の形をした大きな水族館だよ」


「えー!水族館なのー!楽しみー!」


 食後のコーヒーを飲みながら今日の予定を決めていく一行。


「お昼前にでて高速を走り4、5時間で阿寒に到着かな」


「向こうに着いたら夕方だね」


「観光は次の日でもいいよね」


「じゃ、ホテルでのんびりするのね」


「是非のんびりさせて、いただきたいです」


サトルの切実な願いだった。


 毎日の義務のように奉仕しているのだ。偶に早く寝かして欲しいよ……


 ボソッとごちるサトルにメグミは小声で伝える。


「無理よ、皆んな浮かれているからね」


「そうですよねぇ」



 チェックアウトの準備をしているとやっと中田が顔を出して来た。


「あー、なんかゴメン……」


「何で謝るのですか中田さん」


三和子さんの言う通りだ。


「実は……」


「お姉さん達と行動するのね。

と言うか離して、くれないんでしょう」


「うん……」


「で、どうだったのよお姉さんは」


「メグミ!」


「すんごく良かった」


俯きモジモジする中田乙女か!


「で、セフレになったのね。キレイなお姉さん達だもの貴方の気持ちも分かるわ

でも気をつけないとバレて慰謝料取られるわよ」


「やっぱり、そうなりますよね」


「あの、お姉さん達したたか、そうだから上手くやってくれるんじゃないかなれ


「兎に角良かったな中田卒業おめでとう!

でも、いきなり三人にとは凄いな」


「いや〜、神島程ではないよ」


「えっ!何の事かなぁ〜中田君」


 キョドリ目が泳ぐ神島を見て中田は確信した。


 糞っー!メグミさんに美和さん良子さんだとー!誠にけしからん奴だ神島め!

ミカさんの言ってた通りだ、カマ掛けたら自滅しやがって!

モゲロ!モゲロ!モゲロ!モゲロ!


「サトル君今のでバレたわよ」


「何で中田だぞ!」


「今、彼の後ろには?」


「あ!歴戦のお姉さん達がいた」



 中田とはここで別行動だ。だが旅行の行程はそのままでお姉さん達が中田に付き添う感じになったようだ。


「じゃ、中田さん達とちょくちょく顔を合わせるのね。私お姉さん達と話すの楽しみだわ」


 三和子さん是非余計な事は聞かないでください。僕の寿命が更に縮まります。




「うわー!頭の上をお魚さんが沢山およいでるよ!お母さん!」


「本当だね新太、美味しそうだね」


「お母さん食べちゃ駄目だよ!」


「うふふ、分かったわ新太」


 僕達はガラス出て来た海底トンネルの中を歩いている。


 青く透き通っていて本当に海底を歩いてる気にさせる。


「イルカのショーが始まるぞ!」

「うわー!あんなに高く飛べるんだ!」

「サトル君!最前列じゃなくてキャー!」


 イルカの着水と共に大波のよう客席まで波が飛んで来る。それをビニールシートで、身を守るのだ。


なんか楽しいぞ!


「あっちでペンギンさんのパレードをやっているから早く行こうぜ!」


「ふふサトルさんたら子供みたい」


「皇帝ペンギンかな大きいわ」


「パレードというよりお散歩ね」


「駄目だよメグミそんな事言ったら」


心配性の三和子さんだ。




「タダシ君!見てみて大きなペンギン!」


貴方も大きいですよミカさん。


 中田の人相がまたイヤらしくなっていた。


「美女に囲まれて嬉しそうね中田さん」


「そうだね……」


 側から見ると僕もそう見られているのかなと思うと複雑な気分になる。


 ちなみは彼女達三人は濃いめのサングラスにつばが広い帽子を被っている。


 メグミさんは、これもつば長キャップでポニーテールをキャップのサイズ調整の穴から出している。


 彼女はノースリーブの黒のTシャツにダメージジーンズにスニーカーだ。

ポシェットをタスキ掛けにしているので僕は目のやり場に困る。


 良子さんは白のTシャツにベージュのパンツスタイルだ足元はサンダルで凶悪な胸の装甲を隠す為に黒の薄いカーディガンを羽織っている。


 三和子さんは見た目清楚なオフホワイトのワンピース膝上の長さでサンダル履きだ。彼女も白のカーディガンを羽織っているが隠し切れていない。


 チラチラとエテ公どもの視線を集めるようになって僕達は登別を出発した。


 中田もレンタを借りお姉さん達と出たようだ。


一路阿寒に向かって高速をひた走る。


「サトルさん疲れたら言って下さいね

私が運転を変わりますので」


一瞬で目が覚めた!後ろの席の二人も言葉を無くしている。


「運転免許持っていたんだ……」


良子さんが呟いた。


「い、い、いえ、三和子さんと一緒に寝れたので、ぼ、僕は元気ハツラツでしゅ

さあ、飛ばすぞ!」


「サトル君、覆面結構多いから気をつけないと」


「あい、ありがとうございます」









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