第25話 川上さん
スーパーに行くと馴染みの惣菜コーナーでおばちゃん達に散々揶揄われた。
いつの間に結婚したのか、彼女は大事にしないといけないとか、子供はまだなのかとか、言いたい放題だった。
終始三和子さんは顔を赤らめていた。
けどなんだか楽しそうで一緒に来て良かったと思う。
決してトートバッグを一つ持って貰おうとは考えてはいなかった事は確かだ。
夕食は精のつくもので豚の生姜焼きになったのは、三和子さんからのリクエストだ。熱を出した時食べた生姜焼きが忘れられない一品だと言っていた。
その後二人でお茶を飲みマッタリとして食器を洗いお風呂に入る。
まだ暫くは一人では入れないようだ。
僕だって心霊番組を見た後でお風呂で頭を洗うのは怖かった事を思い出す。
鳥肌を立てながら素早く泡を洗い流したのは去年のお盆だと記憶している。
「サトルさんお背中流します」
僕は三和子さんに背中を向けてされるままなっていた。
「ひゃっ!」
艶めかし感触が……
「三和子さん……タオルを使って下さい」
「えっ?この方が洗い易いんですよ」
「でもこれじゃ自宅ソープでしょう
僕が無理矢理やらせていると思われるわ!」
三和子さんが言わなければの話だけど
メグミさん辺りに誘導尋問で堕ちそうで不安なんですけど。
と、思っていると後ろから、しっかりと握られました。
「サトルさんのこれ……」
「駄目ですよ、三和子さん詳しく説明したらいけません!またR18のサイトに行かされます。
あの、2作品のように……」
「ああ、あれですか。ヒマリちゃんや黒宮君は元気にやっているのでしょうか?
まだ続いているのでしょう」
「ヒマリさんの方はあの感じですね。
黒宮君の方はママさんズがいやらし過ぎて、のっくたんで正解でした。
アクセス解析も凄いてますね他人様のも見れるとはおもいませんでした。
APは良く分かりませんです」
「じゃ交代で僕が洗いますね」
「あっ、まだ扱いていない……」
何をする気だったんだ?
風呂上がり二人並んでフルーツ牛乳を
一気飲みをする。これが中々やめられないのだ。勿論紙パックからコップに入れた奴た。
三和子さんと寄り添いながらテレビを見ていると突然チャイムがなった。
「えっ!誰?こんな時間に……」
全く心当たりがない。僕は恐る恐る玄関に向かうと。
昼前に顔を合わせた川上さんがドアの前に立っていた。
「えっ?川上さん!」
「神島君早く開けてよ!蚊に刺されてしまうよ!」
え、そりゃ大変だ!
ドアロックを外しドアを開けると息子の新太君もいた。
取り敢えず上がって貰い話を聞いた。
旦那さんが急な出張で三日ぐらい帰って来ないそうだ。最近はかなり物騒になって来ているので母子二人では不安になり、一人で酒を飲んでいると昼間の事を思い出して、彼女も居るから問題無いと新太君と泊まりに来たのだった。
飲みかけの一升瓶と一緒にだ。
僕は安全牌なのか?
リックからは、おつまみ数点とお泊まりセットが入っていた。
「あの、本当に大丈夫なんですか?
よくあるでしょう出張はフェイクで本当は浮気の現場を押さえるとか?」
「アハハハハ、神島君はエッチな本読み過ぎだよ」
「いや、ラノベの定番ですから」
「私、本を読むの面倒だから嫌なの」
「そうですか」
ほらほら、飲んで飲んでと僕は酔い潰れたようだ。
新太君は奥の部屋でとっくにお休みなさいをしている。
「三和子ちゃんこんなにゴムを買ったの?
144個入りって売っているんだ?
えっ?まだ四箱もあるって?
どんだけ好きなのよ」
「あー、分かった分かったってアンタの思い伝わったって」
「えー!あの美人の子もなんだ。めっちゃモテるじゃん神島君、よく見ると良い男だよね」
「でも、凄いね二人を相手にしているんでしょう?どんだけ出すんだよ!なら、あの数も納得だわ」
「あら、三和子ちゃん上手だね
えっネットで勉強したって努力家じゃない!
でも全てが正しい訳じゃ無いからね
まあ、話半分だよ」
「ねぇ、神島君少し借りても良い?
えー取らないわよ。三和子ちゃんに勝てる訳ないじゃん!ねぇ、いいでしょ先っちょだけね!」
「あーあーああ、神島君いいー!
三和子ちゃん絶対手離しちゃ駄目だよこの男!
あうっ!もう直ぐ終わるから……」
「あっ?三和子さん?……ゴメンね僕寝てた見たい……今日も積極的だね三和子さん好きだよ」
僕らは、繋がったまま身体を入れ替えて優しく三和子さんにキスをする。
「ああ、神島君……好きになりそうよ」
「えっ!……川上さん?……」
「ねぇ、もう少しなの最後まで行かせて
おねがい……その後三和子ちゃんと交代ね!」
その直後川上さんは僕にしがみついて達してくれたようだ。
「サトルさんは私と良子さんの区別がつかないのね」
「いや、あの、大きな胸だったもので……
申し訳ございません!」
僕はその場で土下座した。
誠心誠意の土下座だ。
「ゴメンなさい!私が無理を言ったのよ!
三和子ちゃんは悪くないわ」
「はっ、ありがとうございます」
取り敢えず謝罪とお礼だ。
「それじゃ!再開だね朝まで行くわよ!」
「はい!良子さん!」
うわー!結局僕は食べられる方なのか!
重なり合いながら僕は川上さんに聞いてみた。
「コレって浮気ですよね。大丈夫なんですか?」
「ああ、旦那ね。もう五年はレスなのよ奴も若い子に夢中なのさ。三和子ちゃんにも頼んだのよ。偶に混ぜて下さいってね。今後も宜しくね神島君」
「えーー!」
僕は昭和アニメの婿養子の旦那さんのような声が出た。
似ていると自分では思った。




